<日本のトライアスロンSwimはもっと速くなる>
12/9夜、代々木で開催した「オリンピアン三浦広司の体幹パワー活用クロール」講演会 第二回目は、初回を上回る熱気を感じた。代々木付近で予約できた最大の会議室は定員48名。机をどけてイスだけ並べ、初回開催の経験と面積から考えて、キャパ限界と思われる56名を入れての、2時間の座学。難易度は高い。
価格は薄めに、テキストは厚めに、とリスクヘッジもかけたのだが、講演は中身勝負。そしてそれはライブであり、生き物だ。初回と伝えた情報自体はほぼ同じだが、その経験をもとにポイントを絞り、構成も変える。
発想を全く変える技術なので、重要な情報を伝えた後は、身体を動かしてもらい、八田が自らの二流トライアスリートとしての視点から補足する。質問も促す。三浦コーチの回答は、個別ケースへの対応力と体系性とを兼ね備えており、質問してもらうほど、理解は深まると思う。こうゆうのは本当にライブで、会場に軽いどよめきが起きたり、良い質問がでたり、場の変化に対応してゆくことで、その回の個性が明確に出てくる。やってて楽しい。
ここまではバージョン1、試験的な取り組みでもあり、募集はFacebook限定で、密なコミュニケーションによる確実な改善を目指してきた。これから次期バージョンを準備し、より多くの手段で、より広く公開してゆく。年内に間に合うかな。
<移動ランと栄養補給>
で、そんな日に限って、携帯と財布を家に忘れて家を出て(別のリュックに入れていた)、そして三浦コーチと資料印刷運搬担当者は今回の新会場を間違え、直前に連絡が付かない恐怖。
そして財布と一緒に忘れたのは、定番補給食の味噌おにぎりorバナナであった。
当日、会場までは13kmほどの移動ラン。メイン区間の10kmを平均4:44/km。減速区間を除けば、実質4分20秒を切るくらいで巡航できていたと思う。当日昼に30kmほど都内をクロスバイクで移動している。エネルギー補給が、その後の生産性と翌日の疲労回復とに重要な位置を占める。
運動は終了30分以内に糖分補給するのが基本。僕はこれを応用し、次の用がある移動ランでは、終了前15分から運動強度を落として食べ始める。すると、終了直後から糖分が吸収され始め、本番である移動後のイベントでのパフォーマンスを高めることができる。
僕の定番リカバリー食はラップに米と味噌を包んだインチキ味噌おにぎりで、タンパク質も1割ほど摂取できる。理論ではタンパク2割だが、まさに50歩100歩(正確には1割2割)。いつでも即つくれて、大豆タンパクも少し摂れて、優秀な補給食だ。やはり自然原料ものが僕は好きだ。Facebookに書いたら、3×オリンピアン庭田選手も愛用されてるとコメントいただいてる。
今回これを忘れ、かつ、コンビニで割高(かつ粗悪な)代替物を購入する資金もなかったわけだが、、ちょうど、自然由来の有機エナジードリンクORGANIQ(おるがにっく)をサンプリング配布頂ける回。これ1本で、その後3時間を爽快に乗り切れて助かる。
<エナジードリンクの注意点>
レッドブル筆頭に流行っているエナジードリンクだが、要するに、「カフェイン」による興奮・覚醒・鎮痛作用が効果の正体だ。カフェインは毎日大量にとり続けていると、きれたときに血管が拡張して頭痛が起こるようになる。カフェインを摂取すると頭痛は治まるが、きれると再発する。中毒だ。
天然カフェインならば問題は少ないようで、しかも緑茶のテアニンにはこの現象を緩和する作用がある。そのカフェインから水分子を外した化学品が無水カフェイン、よくキマる。キマり過ぎる問題もある。どっちを使うかは製品による。
ランニング医学に詳しい奥井医師が副作用を紹介している→
ウォッカと割ったカクテルで死者も出てるそうだ。まあ、酒飲んで興奮して踊りまくるのが身体にいいわけはないから、製品のせいともいえんが。
そんなものが2015KONAではエイドで缶で提供されており、Runの間ガブ飲みしていたら、レース中から口内炎ができはじめ、レース後には胃腸が活動を止め肝臓が硬く腫れてる感じ、なんて報告もあった。
ちなみに日本未販売の「レッドブル・コーラ」には微量のコカインが含まれる。読み間違いかと二度見したが、確かにそう書いてあった、コカイン。。
<有機自然系>
まあ、効果が強烈なのは、たまに飲む分にはむしろありがたい。適量を楽しもう。それがなんであっても。(コカインであったとしても?)
今回の移動ラン後のエネルギー危機を救った
ORGANIQは有機栽培のアサイー、ガラナ、マテ茶 と、天然素材の抗酸化物質と天然カフェイン製(ガラナとマテ)。そのせいか、それとも1缶だけで適量だったからか、理由はともかく、自然なテンションで2時間超のセミナーを乗り切れた。
1缶で100Kcal ちょっとで、リカバリーの糖質補給にはちょうどいい。ただ、微炭酸の缶なので、ランで積み込んでいくのにはあまり向かない。(今回は出先でもらったので問題なし)この話を代理店の方にしたら、著名ランニングコーチの岩本氏も開発要望を出していた。みんな考えることは同じだ。
<おまけ: スマホ防水シール>
ところで、知人が、スマホ用の防水シールを開発し、売れてるようだ。その開発ストーリーがおもしろい!→
http://miyako-sj.com/開発ストーリー/ iPhone5〜6S/plusが対象で、以下から買えます。Amazonに貼り付け失敗報告が出た翌日に、失敗保証サービスが発表されている!
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