トライアスロン開始5周年、その変化について
<5年前>
たしか5年前の5/27頃、藤沢市民プール回数券11枚3,000円を買い、20年ぶりにマジメに泳いでみた。全身に覆いかぶさる疲労感の中、1日おき計3回くらい泳いだら、50m45秒巡航くらいかに上がってきた。そして地図ソフトで1kmコースを調べて、ブカブカなNike Air-Maxで4分で走ってみた。OKいける、と7週後の蒲郡大会に申込んだのが5/31。この5日間の行動から、僕のトライアスロンは始まった。
翌日£153のウェットスーツをCRCで注文。ちなみに当時は1ポンド132円(今は190円)、一度でてみるだけに2万円、となる可能性もあったけど、だとしても当時家から10分の江ノ島・片瀬海岸でのボディボードや水泳で使うオモチャとして十分かなとも思って。 JTU登録は直前の6/28。(今では申込前に必要)
7/11、レースでてみたら、けっこう行けた。じゃ表彰台に乗ってみようかと、8/2長良川大会に直前申込したのは7/24。たぶんこの13日間に、僕にはできるんじゃないだろうか、って考えたんだろうな。直前なので、レースNoは3人くらいだけ離れた変な番号、ゼッケンが手書きだったような記憶が。
その時のブログ→「賞を頂きに、長良川トライアスロンへ。」
それで本当に表彰台に乗ったら、じゃ年間ランキング獲ってみようかと、その時点でエントリー可能な9月の波崎と村上に申込。いまや当選がラッキーな村上大会に、5年前は、1月前に入れたのであった。それで年間ランキング2位。
あれもこれも、今ならありえない緩さだ。そうして調子にのって今に至る。という話を、
トライアスロン・マガジンで少し喋ったわけです→
あれから5年、最高の瞬間を幾つも得ることができた。(それも喋った)
<YOKOHAMA>
横浜大会には2011年9月から5回出続けた。今回ほどBike+Runで同世代ゼッケンに抜かれたレースは無く、周回遅れ組ふくめ気づいただけで4−5人に抜かれたと思う。
その一人、Bike2周めに抜かれた星さんとの差が少しづつひろがっていった時点で、20大会続いた連続表彰台が途絶えることがわかった。
いつもは、居たとして、1-2名。そして同年代には1人でも抜かれてはいけないのがJTUランキング争いで、2位に落ちたら、もう1レース追加しないといけない。敗戦の罰金5万円だ。よくも今まで、そんな厳しいレースを毎年4つも5つも、僕は続けてたもんだ。
そんな中、レース中にいだいた声援は格段に増えた。それはRunで僕の後ろを走っていた方からも言われたから、空耳ではないようだ。 おかげでレース途中で勝負を捨てても、今までになく楽しめた。
レースへの向き合い方を変えるよと直前に宣言したばかりだけど、そんなの読んでないはずの人達から、思った以上に応えてもらった感じ。
<変化>
これが5年間の変化、もしくは成果。
横浜はとくにチーム参加者が目立つ中で、単独の僕は長年地元だけどアウウェー戦。表彰式で周りの人達に話しかけて知り合いがちょっとできて、的なのが続いていた。
一方で、単独活動には副産物もあって、一人なので独力でいろいろ調べて、やってみて、という経過をネットに書き続けてきた。それは、大きな精神的エネルギーになってきたように思う。
すると、ブログ読者さんは確実に増え続けて、特にこの1-2年、 レースはその反響を感じる「ライブ」ともなってきた。
自分の勝利を追求する自己目的な閉じたものから、その経験を共有するための開かれた場へと変わってゆく。
速さと表現の両立。速さ=競技成績をきっかけに、表現の方にも注目してくれた方も多いと思う。できれば両立したい。ただ成績は水モノで、今回は宮古後の腰痛で少し練習を落としたら、緩んだままだ。
まあ、それはそれでいいかな、て気分。春までに申込済の6月の3レースで今年のJTUランキングは終了させる。つまり王位は4連覇での終了。オリンピック1個分の期間、よくやったぜオレ。
9月の世界選手権に向けて、すこしづつ上げていくつもり。「年代ほぼ最強」の看板は、まだ降ろさない、笑。
そんな中だからこそ書けるものもあると思う。新たな表現へ向かおう。
<おまけ:器材について>
ところで、横浜のバイクは、スプレー式のパンク修理剤「マルニ クイックショット」をフレームに巻き付けた。少なくともショートレースでは、チューブやタイヤを換えてたらレース終了。かといって何も持たずに、小さなキズ1つで途中棄権してしまうのは残念だよねー。これくらいが丁度よいのでは。ロングレースなら大きなキズにも対応できるよう、タイヤ自体を積むメリットもあるだろうけど。
(←ファーストエアのが操作性高そう。値段も)
ちなみに、優勝の疋田さんはアルミリム+カーボン蓋のコスミック・カーボン。巡航性の大事なトライアスロンでは、実はこうゆうのが最強かもしれない。パンクしてもチューブ交換で済むから楽だし、レースと練習とでブレーキパッドを換える必要もない。(※練習からカーボンホイールを使う方も目立ちますが、それはあの値段を「安い」と思える財力が必要な行為ですので、迂闊にマネしないようにしましょう)
構造的にやや重くなるが、プロの自転車レーサーも、むしろ重さのあるこうゆうホイール(というかこのホイール)を好むそうだよ。登りコースなら別だが。
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