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2014年11月 2日 (日)

1万円で違いが歴然、トレイルシューズ履き比べはおもしろい!

11/1-2厚木、日本初のトレイルランナーのための”ギア体験型”イベント「Trail open air demo」 が開催。僕は1日目の1日にCEPブースに参加。
 
「もしかしてハッタリさんですか? ブログ読んでます!」て方に一足お買い上げいただいたりもしたけど(ありがとうございます感想およせください)、ほぼ半分雨、しかも翌日の予報が晴れという中わざわざ今日くるお客さんは希少で、スタッフのが多いくらい、、ヒマなので他店のブースでトレイル用シューズを試し履きしまり(コレデイイノカ)
 
そして発見、トレイルシューズは、おもしろい。
 
僕のラン錬の基本はトレイルで、例外は1km3:40以下のレースペース錬と、リュック背負った1km5分くらいの移動ランのみといって過言ではなく、舗装路では距離走とか(ましてやLSDとか)は一切しない。
幸運にも大きな公園が近所にあるからで、この4年半ほど(外傷的なの以外の)故障ゼロ。そしてトレイル錬を始めてから2-3年、速くなり続けてる。だけど公園では、わざわざ舗装コースを走るランナーのが多い。もったいないとおもうんだよねー。
シューズは、一番古いランニングシューズから順に使う。たまに滑りそうになったり、木の根っことかで足首を捻りそうになったりはするけど、勝手知ったるコースだけに想定内で、それを含めて楽しんでいる。
 
しかし専用品には専用であるべき理由がある。イベント会場から続くトレイルを走ってみて、よくわかった。
 
たとえばアメリカの老舗BROOKSの「カスケディア9」は、雨上がりの泥濘んだ土と草の不安定なダート路でも、レールの上を走るかのような直進安定性でスピードを上げられる。もう一つの試走シューズ「ピュアグリット3」は360°全方位へのコントロール性能が高いスパイク型で、コントロールを過信し過ぎて数十cm下の草むらに突入しそうになったが、無事もちこたえることができてよかった!
それまで名前も知らなかったメーカーが、それぞれの個性ある開発思想のもとで、目的ごとにさらに個性あるタイプを出している。 幾つも試走しまくりながら、それぞれの狙いや効果が体感できた。優劣ではなく、個性だと感じた。
 
ランニングシューズという大市場が寡占化されている中、トレイルという小さなマーケットに新興企業が続々誕生するのは、一見不思議だ。
思うに、歴史ある競技では、既に定番メーカーが数社に絞りこまれて安定し、新規参入は容易ではない。しかも舗装路やトラックを走るのなら状況が一定なわけで、何処が作ってもたいした違いは出ない。
しかしトレイルでは、状況がさまざまで、しかも競技時間が長い。よって、ユーザー側の志向の幅はより広く、コダワリはより深くなる。さらに、新興競技を好むユーザーは、新しいもの好きが多い。この状況はトライアスロンも同じなので、NewtonやOnのようなベンチャー型シューズも出てくるわけだ。
 
つまり、走行シーンの多様性、メーカーの多様性、ユーザーの多様性。3つの多様性がかけあわさって、ギア選びを楽しくしている。
 
自転車にもギア選びの楽しさはあるけれど、フレーム1つが何十万もするわけだ。こちらはたかだか1万円。ギアごとの違いは、ランニングシューズより圧倒的にわかる。「ギア選びという楽しみ」へのコストパフォーマンスはとても高い。
 
とか言ってそもそもお金が無ければゼロの割り算、コスパ計算不可能でありまして、、僕は今のランニングシューズを履き続けるけど、1万円余ってるお金持ちな方にはオススメできます! 
 
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コメント

初めてコメントさせていただきます。
当日はお世話になりました。対応どうもありがとうございました。

自分のブログに当日の感想を書いて有ります。CEPのカーフスリーブはまだ届いてないので、走ってみてから書くつもりです。

当日は天気がイマイチでしたが、天気が良いとバイクで走るか山に入ったりしたくなるので、展示会に行くには丁度良い位の天気だったのかもしれません(笑)

この記事へのコメントは終了しました。

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