暫くFacebookだけ更新しとりましたが→ https://www.facebook.com/Masuyuki.HATTA
ブログもがんばって書きまする、、まずは2つレース報告です。
1. 8/24「うつくしまトライアスロン」@猪苗代湖〜会津 総合7位年代1位
これでJTUエイジランキング4連覇と、2015シカゴ世界選手権への派遣決定。ついでにJTUランキング大会の連続表彰台記録は19に伸びたよ〜(なんて主張してるの僕だけだがw)。このレポートはのちほど。
2.9/7「トライアスロン伊良湖」2014Bタイプ、総合優勝
タイトルとしてはJTU年間王者の大きいわけだけど、ここの総合優勝は、身体が動くうちに取っておきたかった、特別な栄誉がある。2位以下なら0点、のつもりで参戦して、100点とれたよ〜。こっち先に書きましょう。
<レース前>
木曜にバイク修理に奔走し、金曜に自転車かついでもはやTシャツでは寒すぎる電車を乗り継ぎ実家に入る。これら疲労のせいか、身体のキレってものが全く感じられない。
しかし食欲だけは常に落ちないワタシで、前夕のパーティー後に64.7kg、当日朝食前63.6kg。ほぼ2kg増、レース体重としては自分史上最デブ、オフシーズンの重い時期並みだ。仮に全て糖質ならば8,000Kcal相当、しかし2時間弱のレースで消費されるのはせいぜい2,000Kcal、過剰装備。ほぼ坂しかない山岳ランを2kgのオモリ背負っていどむ感じだ!
<Swim>
大外に位置取るが、スタートでは不利だった上に、ビーチランに失敗。こうゆう細かいとこ、あいかわらず苦手だ。泳ぎ始めた時点で前に20人くらい居た気がする。
小笠原さん撮影動画がFacebookで公開されてます→ https://www.facebook.com/video.php?v=695356173871938&set=vb.100001926856562&type=2&theater
12秒、手前先頭を走る赤い手首足首がワタシです。そのまま足を外にハネ上げながら走り続けれるべきなのだが、いきなりダイブしてしまい、その後のビーチランも急減速してるのがわかる。。
レース前に十分調べておくべきなのだが。今回はウォーミングアップでチェックするだけの時間的余裕はあったけど、体力気力的に、部屋から動きたくなかった感もあり、ギリギリまで部屋に篭っていた。
ただ、大外からのブイ大回りは潮流的には有利だったようで、少しづつ前に。ただ後半の逆潮から単独泳を強いられ、スイム男子1位イマエダさんから1分遅れ、2位ヤマモトさんに1秒遅れで、スイム終了。女子の池野さんに1:05差を付けられたことからも、明らかに失敗スイム。。
<Bike>
T1ではアームカバーがウェットと絡まったり、(いつも通りに)もたつく。こうゆう細かいとこ苦手。。砂浜では1秒差だったヤマモトさんにバイクコース上では完全に先行され、視界にない。
タイムを稼ぐべき往路の海沿い幅広3km道では、ポジションとフォームがしっくりこない。練習不足だ。復路では追越禁止コーナーに手間取る。狭い区間も多いので、周回ごとに密集がキツくなる中、コース右端をこじ開け前に出るのにも気がのらない。早くに3位スズキさん、後半に4位コンドウさんに抜かれる。僕はバイク得意なつもりなんで、抜き返すわけだが、密集の中で抜くタイミング測ったりしてる間に前との距離を十分あけれなかったりもしたのは反省。。イマエダさんにはほぼ追い付くものの、ヤマモトさんには1:18差つけられランへ。
<Run>
T2でコンドウ&スズキさんが先行してゆく中、ひさびさ靴下履かずに追う(履けばよかった)。沿道から「1分差」と声がかかる。その時点では情報不明瞭で、誰かは判らない。を「ヤマモトさんでなければ追い付ける可能性あるな」と結果的には幸運な勘違いをしながら、無理のないペースで、まずは視界の2人を追う。ここで無理してたら逆転はなかったかもしれない。
ただし無理なさ過ぎなペースともいえ、Aタイプの友人を抜きながらお喋りし、知り合いチームの応援に「写真撮って!」とおねだりし。2−3kmでコンドウさん、5km手前で脚を攣リ始めたスズキさんに追いつく。折り返し手前、先導自転車の後に表れたのはヤマモトさん。2年前のイトーさん相手の時と同じ状況だが、今回はGPS推定で距離差400mと短く、しかも当時のイトーさんのがはるかにスピード感があった気がする。
追 い 付 け る ! ハ ッ タ リ く ん ス イ ッ チ 起 動 !
折り返しはじめの激坂区間を、小刻みなハイピッチ走法で、4:20秒台でぶっとばす。6kmあたりで沿道から「40秒差」の声がかかる。1km10秒詰めれば追い付く計算だ。このペースアップは危険ゾーンだし、追い付いてから突き放されそうな気もするけど、それは追い付いてから考えればよいこと。
往路はA-Bタイプ混走だが、対面通行の復路ではBのみ、往路ランナーも沿道の応援も、僕がBタイプ2番手を走っていることが分かる。そのため応援が俄然増える。ランナーさんは自分も坂の連続で大変なのに、ハッタさんとかハッタリさんとか名前呼んで応援いただく。沿道からは、「抜ける! 抜ける!」とか、たまに時計を見ながらタイム差教えてくれたり、客観的に勇気づけられる。ありがたいことだ。しかし、それら全て無視させて頂き、前だけを見る。
下りは体幹を前に倒し、腕を大きく振り、モモを高く上げて地面に叩きつける。重力の衝撃をあえて大きく受けて、筋肉と脂肪の反発を利用して前推進力に変換する、デブ走りで加速。上りでは、その勢いを維持して高速で入り、ピッチ走法に切り替えて、腰からヒザまでの筋力を使い地面を確実に押してゆく。筋肉の使い方が違う、水泳の個人メドレーのような感じ。つまり、心拍がキツい。
7kmでヤマモトさんを視界に捉えた。GPSの距離をチェック、推定120m差。ヒザが上がっていないフォームを見て、追い付けると確信した。捉えたのは残り1.5km、最後の上りに入ったあたり(中日新聞インタビューには残り2-3kmと言った、訂正です)、一気に距離を詰め、突き放す。
デブは坂を上り切れば勝てる、と思い込み、残り1km地点の頂上をゴールだと思って、一足早いラストスパート。ラスト1kmは下り、逃げの姿勢(文字通りに)に入り、何度か振り返って、勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる勝てる、、、、とゴール花道へ。
ゴールテープには、ビクトリーウォーク、ゆっくり歩いて入ったのだが、実は5分後スタート組がいるわけで、そのせいでタイム差で負けることはあり得る、、申告タイムが遅い人たちっぽいのだけど、ダークホース紛れてるかもしれないので。。
ランのタイムはヤマモトさんの去年と同じくらい。彼が普通にランできてたら駄目だった。2年前のイトーさんのタイムにも1分及ばない。内容はボコボコだ。
でも、ただ一つの狙いだけは実現。
「狙い通りに優勝するのは本当に難しい・・・」
中日新聞さん、今回の最大の感想を記事まとめにしっかり使ってくれました。
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