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2014年5月の9件の記事

2014年5月26日 (月)

横浜トライアスロン2014、JTUランク大会の連続表彰台を16に更新するも…

5/18横浜トライアスロン2014、国内の「都市型トライアスロン」としておそらく最も華やかなお祭り。参加者数もショートレースとしては最大で、JTUランキングポイント上は天草に次ぐ重要度だ。年間ランキング4連覇に向けて年代1位を目指した。
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結果は、去年のワーストを更新する総合15位(完走828名)。1位を狙った年代別またもや2位(参加200名)。
部門別順位の4年の推移は、総合7-8-11-15、Swim36-19-44-60、Bike13-20-10-19、Run9-10-17-17。毎年悪化してる。
 
去年までは、横浜大会の成績低下と反比例して、シーズン全体の成績が向上していた。シーズンを占う初戦というより、単なる気合を入れるための精神力強化研修(受講料約3万円)に成り下がっている。今年も、次戦以降につながるだろうか、、、
遅くなったけど、レースレポート書きます。
 
<レース前>
レーズ前夜8時頃、Facebookにこんなことをさらっと書いてから、寝た。
 
<試合を楽しむ、ということの意味>
トライアスロンでは試合で実力以上の結果が出ることはなく、スタートラインに立った時点でほぼ決着は付いている。だから今更緊張したりしないし、レース直前だからって集中したりもしない。それらは日々のトレーニングの中に埋め込まれてきたもの。
 
逆算していえば、スタートラインに立ったその時に「信じられる自分」でいるために、緊張し集中して準備を重ねる。こうして自分を信じることができれば、後は楽しむだけ。

これレーズ後、ある強豪さんから「すごい余裕だってビビりました」的なこと言われた。でも余裕とかじゃなくて、今更ジタバタしても速くならないから、楽しむしかないよね、て話だ。

当日朝3時に起き、珈琲と米とパンと、むしゃむしゃ食べながらFacebook見て反応の高さにちょいとテンション上がる。

5:30に観戦の友人がクルマで迎えに来てくれて、スタート2時間近く前に会場到着できた。ありがたい! でもノンビリ準備してると、あっという間に時間だ。招集開始時間になって、慌ててスイムキャップを貰いにバタバタ走る。。
 
<Swim>
40-44男カテゴリは200名、スタートは2つにぶった切られてしまった。まあ、横浜や館山は大人数をサバくのが最優先のイベントだから、仕方ない。よってウェーブ=同時スタートは100名。かなり空いている。
 
イン側の最前列5人目くらいの位置でスタート。直後、すぐ左の方と、50mくらい横並びに泳いだ後、その後ろにつく。最インのフクモトさんがやはり先行。左の方がそれを追ってペースを上げ、僕は推定100mあたりで引き離され始めた。
 
アウト側から2−3名が上がっていたような気もする。同ウェーブのスイムは、22:25のフクモトさんを筆頭に、23分台が3名。おそらく僕が確認した4名がそのまま上がっていったのかな。そこに付けなかったのが、おおきな分岐点。いつもの展開だ。。
 
僕の後ろに誰かいるのはわかる。記録を見返すと、彼は23:45か25:02かのどちらかってとこ。構わず進む。こんな時、途中で先頭交代をさせて、後ろに付いてエネルギーセーブしながら、泳ぎを立て直してもよいのだけど。
 
前半の1周回目が終わる頃、ミス発生。中間地点で上陸するスロープが目に入ったので直進したら、最終ブイの内側を回っていて、しかも、そこをチェックするスタッフがいない。スロープ手前まで泳ぐと、マーシャルが飛び込んできて、「ブイの内側回ってる、もういちど回り直さないと失格になります」と告げられる。あーやっちまった! でもどうしようもなく、逆を向いて、ブイへと向かう。4名くらいがブイに差し掛かっていた。目測では近いブイだが、辿り着くまでの時間が長い。回り直し、スロープを上がると、一番手前で30mくらいの距離が空いてしまった。
 
後半の2周回目に彼らにギリギリ追いつく。上陸してトランジットまで400m走る間に2名抜かし、トランジット手前でスタッフに「6番目」と告げられた。
 
<Bike>
トラブル無くBikeへ。フクモトさんとはどれだけ離されたことか、、折り返してくるバイクを見張り、発見。その地点とメーター距離を覚えておき、自分がその地点にきた時の距離と比較すれば距離差がわかる。1.5km差。時速40kmhで1km1:30だから2分15秒差。そこまでレース中にわかった。
今おもえば、6周回なので1周250mづつ、1kmあたり40m弱詰めれば追いつけることが容易にわかる。そう考えた場合、250m先にバーチャル先行者を想像して、1周で追いつくつもりで(=簡単ではないが)走ればいい。そこまでの余裕はなかった。
 
1周回目最後の埠頭でも位置をチェック。2周目の折り返しの位置もチェック。ほぼ差は詰まらず。
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応援の多いホームストレート(写真↑)を抜けて埠頭に向かうあたり、スタッフが「事故注意」みたいな声を掛けている。左急カーブの後で軽く下って加速したところに緩い逆カーブがあり、しかも路面が縦にウネっている。裂け目もあったかな。操車技術によって通過速度が全く変わり、コース取りもバラつきがちで、予測しずらい。僕も昔ヒヤっとしたことが1-2度あると思う危険地帯。
その街路樹と生け垣の向こうの歩道に、見覚えのある黒いTTバイクが立て掛けられているのが、一瞬、見えた気がした。でもしっかり見る余裕はない。路面と全走者に集中。
 
2周回目最後の埠頭で、再びフクモトさんとの位置を確認しようと試みるが、見つからない。先行されたか、差を詰めたか、わからない。
 
メーターは周回の6.6kmで自動ラップを取る設定にしてある。1周目の平均速度は39.2kmh。2周目は少し落ちた。
3周目の折り返し、フクモトさん見つからない。見逃した? 埠頭でも見つからない。あれ? 歩道の黒いTTバイクの映像が頭によぎる。もしや、あれがそう?
 
追うべき目標を失い、また事故のリスクもじんわり感じて(1年半前の救急車事件が連想されますな→ https://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/index.html ペースが上がりきらない。
 
というのは言い訳で、横浜のコースは4回目になるのに、未だによくわからない。コーナーが多い上に、初心者も多い中で、どこでどうタイムを稼げばいいのか、イメージできないのだ。
 
きっと僕はこうゆうコースは向いていないんだろう。もろもろの計算から「出るべきである」と判断して出てるけど、心から出たいレースではないのが本当のところ。
そもそも趣味でやってるのに、おかしな話だと、書きながら改めて思う。
 
そんな気持ちが、成績に反映してるのかもしれない。
出る以上は、コース対応のトレーニングを積んで、一番速く走り抜けるつもりでいかなければ。
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なんて考えてしまうようなグダグダの中で、5周回あたりか、車椅子に押された呆然とした表情のフクモトさんを、ホームストレートから一瞬、見る。車椅子が、怪我の深刻さを示す。
 
それでも僕のレースは続いている。これまで誰にも抜かれることなく、かなりの速度差で抜き続けているが、それは単に障害物を避けているようなもの。本当に戦っている相手は、45分前にスタートしたホシさんやらの同カテゴリ100名。見えない相手に対して1秒を削らねばならない。
 
削らねば、、と思いながら、バイクゴールが近づき、バイクを降りる準備を始める。少し先行してバイクゴールに入る同じ色のゼッケンが居たりして、スタートのタイム差が全くわからず、気持ち悪い。
 
と、ここまで書き起こして「横浜大会は、人間が相手のレースではなく、時計が相手のタイムトライアルである」という切り替えができなかったことがわかるなあ。
 
・・・書き疲れた。
Run以降は次回へ続く。よろしければランキング投票クリックを頂戴→にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ
今回使用→  最強市民レーサー高岡亮寛さんがなんと本だした!

2014年5月15日 (木)

キミの高級自転車を狙うプロ泥棒の手口を知っておくべきだ

「高価な自転車盗まれました、許せない! 拡散希望!」
みたいな投稿がFacebookで時々回ってくる。同情はする。けれども、走ってる途中にナイフで脅されて奪われたとか、ピッキングで自宅に侵入した窃盗犯が乗ってったとかのケースは(日本国内では)聞いたことがなく、多くは、以下に記す事実を理解さえしていれば防ぐことのできたものであるよう思われる。
大原則: 相手はプロ泥棒である。
黒ガラスのワンボックスカーを横付けして「仕事」してるのだ。
考えるべきは プ ロ 相 手 の 盗 難 対 策 。
プロに開けられない鍵は存在しない。
制約は、解錠or破壊ツールの性能、所要時間、作業環境だけ。

 

<主な自転車盗難器材と所要時間> 
    • ボルトカッター: チェーンや小さいU字ロックは一瞬
    • 自動車ジャッキ: U字ロックを広げて壊す。2分以内
    • カーボン製の金ノコ: U字ロックを切る。10分
    • 液体窒素: 数秒

出典:「自転車泥棒が語る「自転車の盗み方」と「盗難を防ぐ方法」」WIRED http://wired.jp/2012/11/13/bycicle-thief/
 
たとえば、人目につき、防犯カメラのあるコンビニの店先なら、大型ワイヤーカッターは使いにくい。ナンバープレートを隠したままワンボックスカーにひょいとのっけるのもやりずらい。(※不可能ではない)ただし、ダボダボの服に隠せるサイズのカッターなら使える。留めかたによってはネジを回すだけで外せる高額パーツもある。ホイールなどレバー1つだ。
<対策> 
「作業完了」までに、より大きな器材と作業時間とを必要とすることは、プロ窃盗者にとって発見のリスクを高める。モノが数万円程度であれば、リスクに見合わないケースが増える。
たとえば数万円程度のスポーツ車であれば、短いU字ロックを丈夫な柱につなぎ、車輪とサドルにワイヤーロックを通すといい。「盗難可能だが、面倒」な状況を作ることができる。上記記事インタビュー相手の泥棒氏が嫌がる「Kryptonite」のは、U字ロックとワイヤーが一体で便利そう。(そして重そう&お値段最高)

街乗り専門ライダーには太さ数cmの巨大ロックをたすき掛けしてる人が多い。多くはカバーとの二層構造なので液体窒素でも一瞬では「作業完了」できなそうだ。

すくなくとも、値段に0が増えるレース用高額自転車からは目を離してはダメ。ゼッタイ。
目を離した瞬間に盗難へのカウントダウンが始まるくらい思っておいた方がいい。鍵は、少しカウントを遅らせる程度のもので、でもそれは数秒間だけかもしれない。
みなさん平気で止めてるコンビニとかも十分危険なのだが、被害が少ない気がするのは、数分以内に戻るし、本人以外も注目してることが多いし、防犯カメラもある、という複合要因だろう。
通勤などでレース車を移動に使う場合、前輪外して輪行袋に入れて室内に持ち込むのが基本。警備員や監視カメラ程度で安心してはいけないのは、彼らの手口を知れば、説明するまでもないだろう。
※たまにいらっしゃる、100万円程度のおカネなら使いみちに困っていてしかたなく毎年最高級バイク買い換えてるような方を除きます。

 

<SNS拡散について>

プロだから、盗難後そこらへんフラフラ乗り回したりしない。稀にそうゆうことはあるだろうから、探して−というSNS拡散を否定するものではないけれど、殆どの場合それは「ご焼香」のようなお別れの儀式となるだろう。それはそれで心の整理をつけるために効果はあるだろう。

 

現実的に自転車を取り戻したいのなら、ヤフオクメルカリその他のオークションサイトを見張り続けるほうが可能性はよっぽど高いだろう。警察もそこまでは捜査してくれない。ただし完成車のまま出す愚かなプロ泥棒はいないので、先に探知不能なパーツをバラ売りされ、わかりやすいフレームは忘れたころか、もしくは別ルートを探るだろう。自分で乗りたいというマニアもいるだろうし。それでも可能性はいくらか上がる。
SNSで共有されて価値をうむ情報とは、「どんな施錠で、どこでいつ何分間放置したのか」ではないだろうか?

 

<販売店さんへ>
これらの話は、所有者が知らないはずがない「常識」であるべきでしょう?
だとすれば、販売店が購入希望者にまず伝えるべき基本の1つとなる。
本当に伝えられ理解されていならば防ぐことのできた盗難、がこれだけ多いのは、「売る方はきちんと伝えたが、買う方が、まさか自分は、と受け止めていなかった」というケースかとは思う。しかし、販売店サイドでのコミュニケーションの改善余地だってあるのではないだろうか?
 
・・・
スポーツ自転車の楽しさは、ぜひみなさんに体験してもらいたい。僕もそこからのめり込んだ人間だから。だから泥棒なんかに負けないで、きちんと対策してほしいと思う。

 

2014年5月11日 (日)

Runの極意は「重心コントロール」

初戦1週前、ようやくランの水準が目標域に近づいてくれた。

今日はまずBikeで往復6kmの平坦コースを5往復。Avg41.2kmは強風を考えればまずまず。新シューズを投入し、途中でサドルを2mm前に、先端を1mm上げた。どちらも成功。
 
帰宅し補給した後、平坦コースに出て、ほぼレースウェアで、1-2-2-2-1の計8km走。
1km3:35ペースで突っ込んだところ、2本目にスネに局所疲労が出て3:46まで落とす。あぶないあぶない、レースでこれをやったら致命傷になりかねない。レストを少し延ばしてストレッチし、3本目はリラックスして3:39でまとめると、4本目に走りが明らかにかわり、無理なく3:35。最後1kmは3:22、後半は10台で、もう1本走れば3:15くらい軽かった感じ。
(でもレース前にやり過ぎるのは絶対禁止、その分明日にとっておくべきだから)
 
この3〜4本目に起きたのは、「重心コントロール」の感覚の変化だ。
Bikeで疲労を残した脚に頼らずに、重力を推進力に活かすための技術、といってもいい。
 
よく、スポーツでは、「フォーム」を意識する人が多い。
それ自体は有益なことで、僕も本とか読んで試すのは好きではある。時々おもしろいフォーム論をかたる人は現れるし
けれど、それはあくまでも途中経過のようなもの。最終解は、自分の感覚で見つけるしかない。だから、フォーム説明の本の多くは初心者レベルに向けて書かれてることが多い。水泳の本がフォームを丁寧に説明するのは、それだけ初心者だらけだってことだ。
定番として必要な知識は、「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」や柿木さんののような運動生理学に基づいた応用法だ。
 
で、僕のランニングは、「最終解」ではないにしても、この感じだ、という「納得解」の近くには迫りつつあると思う。それが、重心感覚。
 
いちおう言語化すると、こうゆうことかな:
  • それは、a:身体の重心、b:足の設地点、c:足の力点(=ほぼキック&ジャンプ地点)、の3地点のコントロールであり、
  • a:身体の重心をコントロールするためには、顎をひき、脇を締め、その他もろもろ体重の分散を抑えることが有効で、
  • a:重心とb:接地点はほぼイコール、
  • スピードを決めるのはc:力点、
  • 他の動作は、c:力点を最大活用するための補助動作にすぎないが、その活用度は力点スピードに直結する
なんのこっちゃ、て感じだと思うけど(でないと困る、これだけで急に速くなられちゃあ、笑)、本質的に、自分なりの動作感覚でなければ意味がないはずだから。
 
だから、極意、と書いてるのも、僕にとっての、て意味です。

2014年5月 9日 (金)

CEP製品のレポート出したら、Google翻訳の精度に驚いた

今朝は疲労が残ってて、リカバリー目的でトレイル走5km、ペースは4:20から4:00へ微妙にビルドアップさせTraining-Effect3.2に到達。日中に都内を計30kmちょいクロスバイクで往復。
すると帰路、意味不明な強風が舞い始める。サングラスの隙間からホコリが入ったりもする。「ソフト竜巻」て感じ。不測の事態を避けるために歩道に移動するが、こんな時は歩行者やママチャリが予測も付かない挙動をしてくるので(傘に頭を沈めて周りも見ずに突進してきたりね)、中学の部活みたいに声を出し続けながら移動する。
 
そんな時、派手な発色のCEP(http://www.cepsports.jp)のカーフスリーブが、少し心強い。
後ろのクルマに、足の動きで明確なサインを発することができる。
交通がヤヤコシイ都心とかでは、ハンドルから手を離すハンドサインは、しない方がいい場合が多い。僕はかわりに足動かしたり(シューズ固定してれば膝を開いたり)、ハンドルに手を置いたまま指だけ動かしたりしてる。だから脚は派手なほどいいんだ。
(ここでCM入ります→)
帰宅後「東京アメッシュ」のレーダーを見ると、東京を横断した爆弾低気圧をギリギリ避けることができていたようだ。なんと都心で8mmのひょうも降ったと。。ラッキーではあったけど、神経をすり減らしたよ。
少し横になって、脚は心臓より高く上げた状態で、うたた寝して回復。明朝はレース域で暴走しよう。
 
さて、そのCEPさんへのレポートを、公式Facebookに寄せとります。
(公開ページだけど、Facebook会員でなくても見れてます?)
 
そしたらその記事がオーストリアの(=ドイツの隣のカンガルーの居ない国です)CEP販売会社にもシェアされた。こんなコメントとともに:
 「Wir können zwar nicht übersetzen, aber die sleeves schauen gut aus…」
 
そこでFacebook付属のBing翻訳をクリックすると:
「我々 は翻訳しないでくださいしかし、袖はよく見るが.」
…かれらのネット事業の現状がよくわかるという点だけにおいては素晴らしい回答が返ってきた。
 
面倒だがGoogle翻訳へ:
「While we can not translate, but the sleeves look good …」
英訳はさすがに見事。もとのドイツ語がわからんとはいえ、文として全くスキがない
 
ま日本語翻訳はダメだろ、とやってみたら:
「我々は翻訳することはできませんが、一方で袖が似合う…」
おお、この精度はなかなか。難点をいえば、sleeveは商品名的に使われてるからそのまま「スリーブ」と書けばいい、というくらいだ。むしろ、服だから「似合う」という文脈を読んだ訳語が見事。
 
Bingの「look good=よく見る」て直訳は、ギャグとしても成立してるくらいのレベルなんだけど、そもそも日本語へのコンピュータ翻訳なんてそんなもんだろう。Googleさんの改善の速さは凄まじい。
彼らは、「アルゴリズム」=文法変換ルールの改良という従来の方法ではなくて、「似た英文をネットから探して、その翻訳文もネットから探して、くっつける」という、検索技術を活かした手法をとっているらしい。発想がまったく違う。Googleさんは本当にすごい社員を集めてるんだと見せつけられる。
 
言葉の壁が、急激に下がっている。特に欧州系言語は、英語への自動翻訳の精度が高いから、 「言語の統一」が達成されたようなものだ。とはいえ、下がっただけで無くなりはしない。そして、その状況を活かせる人たちが世界中でだーーーと前へ進んでゆく、そんな時代なんだろう。

今日の一言: とりあえず歩行者さんも安全第一でお願いします。そして1日1票→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ 

2014年5月 7日 (水)

アメリカ最新! クロールは「キャッチ」で8割きまるvol.3

ハッタリ記者) 連休中また御主人様が連投してました。なんか、自分に酔ってませんでした?

自称水泳評論家の男) 奴は自分大好き男だからな。この写真みりゃわかるだろ→

ハ) うける〜〜〜鎖骨だしてニヤけてる! 彼40過ぎてんでしょww

男) それ僕らも

ハ) まずい展開に・・・ ここはひとつインパクト高い話でごまかしましょう。

男) しかたない暴露するか。御主人様ことハッタリ選手が研究中というアメリカの本は「Swim Speed Secrets」 だ。2012年9月発売だから最新というほどでもないけど、まあそれが「英語と日本語の壁」というやつだろう。電子版が安くて1,022円、紙は2,000円。トレーニング用DVDもある。

ハ) 英語が得意な人限定ですか?

男) 幾つかの専門用語さえ知っていれば、文章自体はかなり読みやすい部類だ。電子版てのは使ったことないけど、英単語とかすぐ調べれるのか? だったら楽だな。御主人様は知らない単語も辞書ひかずに読んでるが、ほぼ想像できると言ってた。ちなみに骨盤はシンプルに「Hip」と表現してる。日本人の方が表現がお上品だ。
高校生スイマーくらいならこれくらい読んで当然だろうな。これからの時代は。
とはいえ、苦手な人がわざわざ苦労して読む必要はまったくない。
 
ハ)日本人の本でもほぼ同内容をカバーしてるんですよね。

男) ああ。たとえば西内コーチがLUMINA6月号で紹介してるというドリルも、それに沿っている。ただ説明の仕方に文化の違いが表れておもしろいわけだ。

1つの理由は、著者Sheila Taorminaさんが、MBA=経営学修士を取ってデトロイトの自動車会社でフルタイムで働いてたというバリキャリ歴を持つことだろう。それで世界一厳しいアメリカの水泳五輪予選を通るんだからすごい。そして200mFrで金メダル、後にトライアスロンに転向して世界選手権優勝、近代五種でも五輪出場なんだと。。日本で例えれば「鈴木大地がトヨタの総合職で働いてて、トライアスロンでも優勝して、、」的な話だ(=作り話です念のため)、とんでもない人間ているもんだ。

ハ) そのひとつが、2割の限られた要素が結果の8割を決定する、という「パレートの法則」の水泳への応用なんですね。

男) ああ。クロールのいろいろな要素のうち、「ストロークのはじめ3分の1」にすぎない「ハイエルボーキャッチ」が、泳速度の差の8割を決定する、という大胆な絞り込みが見事だ。それを、ワイズミューラーの記録から始めてデータとロジックで説明してゆくのが、いかにもアメリカン・エリート。

「ターザン」ワイズミューラーは90年前に100m57秒。今の水着ゴーグルつけてスタート&ターンも今のやりかたにするだけで、どんだけ速く泳ぐことか! 彼の水中写真は存在しないのだが、どうやらハイエルボー・キャッチの達人だったらしい。

2軸とかフラットとかは、100m49秒を46秒台に、1500m14分59秒を14分29秒に、僅かに速くするという程度のものともいえる。もちろん初心者にも十分な効果はあるけどね。

だから、当ブログの過去記事での説明にも、若干の補足が必要になってきた。続きは次回 ※ブログランキングのクリック数が多い場合に限る↓

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CEPソックス素晴らしいです→

NHKのこのドラマも素晴らしい→

2014年5月 5日 (月)

42歳を迎える今季に、生涯最高のパフォーマンスを。

それにしても、初戦まであと2週て、あっという間だなあ。
思うほどではないにしろ、レースに臨む状態としての最低限は、クリアできているかなあとも思う。
 
僕はシアワセなことに、競技成績としては過去4年で「ほぼ」やり尽くした感はある。
残りのカケラたちを、これから4ヶ月でつかみにゆく。
 
技術は上がり続けている。(このブログ書くのと技術研究はセットだよ)
競技を巡るいろいろな状況にも恵まれている。JTUの派遣制度もその1つだ。
一方で42歳を迎える僕の身体能力は、どうやら天井スレスレのようだ。あとはいつ落ち始めるか、てとこだろう。
他に追求したいものも膨らんでいるしね。
いろいろな理由から、この2014シーズンの成果を、過去最高のものとしたいと思う。
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ある頃までは、僕の関心は順位にしかなかった。
今、最高のレースをしたいという衝動は、それを上回っている。
そして、今ある状況の中での最高の自分、を引き出せればいいかな、て気もしてきた。
その中で、力を抜きながら最高効率を追求する感覚も、より高まっている。
 
つまり、関心はより、過程へと移り変わっている。それら全てひっくるめた結果として、順位もついてくればいい。順位とかの結果は相手との関係により決まるもの、駄目レースで結果だけいいってこともあるしね。
 
年代別の表彰台に乗れればハッピー、という目標設定ならば、そんな価値観のもとで、純粋にトライアスロンを楽しめるんだと思う。
 
ただ、年代ランキングを取る、と目標設定すると、それだけではたりない。
カテゴリを超えた総合の順位を争えるうちに、争いたい気持ちもあるし。その力は、もしかして去年がピークだったかもしれないし、今年が最後かもしれないし。
 
といいながら今日は生活の堕落と調査&資料作成能力の劣悪ぶりを発揮して一日Macに張り付き、一切泳ぎも走りもできなかった。。
そんなこともみんなひっくるめて、良いシーズンになるといいな。

2014年5月 4日 (日)

横浜スタートリスト発表 〜みなさん、会場でお会いしよう!

シーズン初戦、518横浜トライアスロンのスタートリスト発表。http://yokohamatriathlon.jp/wcs/news_140503-1.html

40前半男カテゴリは最多の200人、またしてもスタートが分断されてしまい、競技条件としては問題があるけれど、横浜や館山は「都会のお祭り」と割りきって臨むことにしている。本当の勝負になるのは、やはり天草や村上だ。
 
ハッタリ選手は8:10スタート。みんな、レース会場で会おう。そしてもしできるのなら、表彰式でもね!あの晴れやかな場を、ぜひみんなに体験してもらいたい。3人しか上がれないけども。
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この2週ほど、満足できるトレーニングは積めてないけど、ま、そこはみな同じようなものだろう、笑
 
時期的には、レース強度前後を繰り返しておきたい頃だ。
しかし休養週が明けても疲労が取り切れておらず、身体は重いまま。とくに、スイムとランの立ち上がりが、レースペースに大きく届かない日々が続く。じゃバイクはというと、絶対的な練習不足。2週間のってなかったり。
 
それでも、動き出すと、身体がそれなりの対応を考えてくれて、1時間前後のトレーニングの最後にその日最高スピードに乗る事が多い。(バイクに限れば、乗ればすぐに「BAYAMO」さんがレースペースを出してくれるが)
 
ちなみに僕は、この順序は大事だと思っている。 
よくみられるのが、「トレーニングの最後はヘロヘロ、全力だしきった!」という状態を理想とする考え方だ。
もしそれが、最後まで目標レースペース域を維持した上でのことならば、よい練習なのだが、実際に多いのは、大幅に落ち疲労困憊しているケースではないかな。それは「遅く走る動作を身体に覚え込まる練習」でしかないからね。シーズンオフに実験として試みるのなら、意味はあるけれど。
 
限られた時間内でやりくりする市民アスリートにとって、「重要な要素に集中すること」は生命線だ。
 
ここから10日ほどレース強度域を繰り返し、直前火曜あたりから疲労を抜いてゆく予定。
JTUランキング4連覇、そして2015シカゴ世界選手権への派遣をかけた重要な初戦ではある。なんだけど、自分の身体性能がどれだけなのか、知人や、見ず知らずの観衆や、いろいろな人たちに見られる中で試すことができるのは、純粋に楽しみだ。
 
前回に書いたのは、そうゆうこと。結果の数字より、もっと大事なことだ。
 
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2014年5月 3日 (土)

超ぶっちゃけ! 「ブログランキング」参加の効果を大公開するよ〜

今日はGWスペシャル。僕のブログでしつこい「ブログランキング」→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ←について説明しとこう。

1日1票まで10ポイント換算されるもの。二重投票はカウント外。同一マシンならブラウザが別でもそう。そして、トライアスロンのカテゴリだと、週70票(=700ポイント)でTop10に入れる感じ。(なお運営する「にほんブログ村」というサイトは、訪問者を多数集めることで広告クリック収入を稼ぐことを目的にしていると思われる。もしかしたら猛烈にもうかってるかもしれない)

ということはですね。「PCとスマホで毎日1票づつ入れる人」が自分ふくめ5人いれば、Top10入りできる計算なのですね。10人いればTop5。さあみなさん、友達4人集めてランクインしよう、笑。

と楽しい冗談はさておき、露出し続ける効果は侮れないことを、データは示す。

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今年初めてブログを書いたのは3月12日。グラフはその直前から4末までのアクセス推移だ。

(本当は、ランキングに参加した2013年10月からの推移を出したいけど、Niftyのデータが変わり、過去データがない。それ以前は、1日100ちょいのPage-view)

まったく更新してなかった1−2月に100ちょいだったPage-Viewが、こうしてランクに乗ってゆくことで、確実に上がってゆく。半月ほどで、日によっては1,000に迫るようなり、4月後半からは普通に1,000を超えてきた。

(時間軸も説明しておこう。記事を載せると、直後に「新着記事」に表示され、アクセスが集まる(Outポイント)。これが多いと、1日以内に「注目記事ランキング」に登場し、アクセスが伸びる。「ブログランキング」とは、例のアイコンを押された数(Inポイント)の1週累計で決まる。よって、開始1週後あたりから上位に上がる、という順をたどる)

とはいえ、Unique-User(UU)に占めるランキング経由のシェアは、平均して2割程度だ(Out数で計算)。ちなみにFacebook経由は1割に未たず、ツイッターほぼゼロ。どうゆうことかとログをみると、どうやら、一度見た人が、ブックマークやRSSで見続けてくれてるような気がする。

こうゆう動きは、2013年5月の天草大会総合優勝、6月のKONA進出決定など、イベントのごとに、少しづつ積み重なっている。ただ、決定的だったのは、昨10月、ランキング登録してKONA連載→ https://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/13_kona/index.html  を始めた頃だ。ブログを一切更新しない間にも100を超えるアクセスが維持されたのも、そのおかげ。

なので、ランクはTop10前後のポジションで露出を続けれたら、僕的には目的達成なのです。そこにご協力いただいている=アイコン押してくれる皆さんは、全訪問者の2-3%ほど。きっと、世の中の上位2-3%クラスの幸運が訪れることと思う! うん、きっとそうだ! 

1つバラしとくと、最近プール代は、アクセス増加に伴い発生した「Amazonアフィリエイト」収入で賄ってます。なんて腹黒いこと書いちゃっていいのかな?? でもトレーニングでの学びは、ブログ発信で還元してるので、お互い様です笑。この世のどこに、タダでこんだけ発信する人間がいますか(て、ほぼそれに近いけども)。売上が伸びるほどハッタリ君は最強ノウハウを載せちゃうかもよ?

と腹黒い冗談はさておき、僕はここで書いたことに、明確な結論を持っている。

ランキングの数字は問題ではない。大事なことは、それを通じて、何を伝えたいのか。それはトライアスロンとかの競技順位だって同じようなもの。

人気のブログには、伝えたいものが、それぞれに明確だ。けして友達投票では無理(と冒頭のブラックジョークに保険をかけておくww)。それはアスリートであっても、なんであっても、同じことだ。

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2014年5月 1日 (木)

ハッタリ選手、英語の最新クロール本よんでるってよ

ハッタリ記者) 日本未発売の英語の本ですか。僕らの御主人様あいかわらずマニアックですね。

自称水泳評論家の男) 本書いてる中央や早稲田の先生ともなればそうゆうのも読んでるだろうから、日本語のだけ読んどきゃいんじゃね?
 
ハ) そんなイジワル言わないで、中身教えてくださいよ。
 
男) でも、ブログランキングもTop10陥落したしね。
 
ハ) 書けば上がるかも。
 
男) そうか? なら少し書いてみるか。
  • クロールは、「ストローク」に集中しろ
  • ストロークは、「ハイエルボー」に集中しろ
はい以上。
さて、ブログランキングのボタンは→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ←押されるかな?
 
ハ) そんだけですか!
 
男)  Top10にも入らないのに説明してもねー
 
ただ、ここには文化の違いがほの見えて、実におもしろい。
アメリカ人は合理的だから、「選択と集中」が徹底してるんだ。
日本人は、マジメに全体を網羅して説明しようとするよね。
どちらが、普通のスイマーを、より速くするだろうね?
 
ハ) そういえば、昨日の動画のスイマーさん、腕を伸ばしたままブン回してる感じで、ハイエルボー=肘を水面近くの前側に保つことで、より前方から水を掴む動作=が全然できてないですよね。
 
男) だよねー。でも彼、その程度でエイジチャンピオンを三年続けてるってよ。日本のレベル低すぎなんぢゃね?
 
ハ) だから僕らは、底上げのための情報発信に励んでるんです! 
ハイエルボーのコツを教えてください。
 
男) 意識して練習する。それに尽きる。
 
ハ) そんだけですか!
 
男) だってブログTop10(以下略)
 
ま、一つ、元五輪代表の森さんの動画レッスンを紹介しておこう。
まとめると、自分が一番力が入る角度を外すな、ということだ、
とりわけ、柔軟性と筋力が不十分な中級以下のスイマーにとっては、重要なアドバイスだと思う。イキナリ萩野公介選手のマネはできないよね。
「ハイエルボー」の1つのお手本でもある。

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