横浜トライアスロン2013、過去最悪の総合11位、だけど
表彰式前(撮影:ホシさん奥様, 2013)
横浜トライアスロン2013、直前まで好調なつもりだったが、過去最悪の総合11位(完走808名)。年代別も2位(参加約200名)。
横浜の3年間の順位は、総合7-8-11、Swim36-19-44、Bike13-20-10、Run9-10-17。年々速くなってるはず、なのだが、この大会だけは悪化傾向。。短期的要因として、今回はバイオリズムの谷間にハマった面があり、それが特に、技術に影響して、本来の動きが出来て無い気がする。
「練習できてなくても速い人」って居るのだけど(今回のクラウチさんとか、ニシさんも)、彼らは、ベストな動きが身体に染み付いているんだと思う。対して僕は、日々試行錯誤しながら改善を積み上げ、やっとこ成績を上げてきた鈍な人間なので、すぐに動きを忘れしまうんだろう。
反省の対象を、より長い時間に伸ばすと、「実戦感覚」ってテーマになるだろうか。一人でトレーニングしてると、「良いレースが出来た時のトレーニング法」を繰り返しがちなわけだ。成功体験という奴で、それをすることで脳の報酬回路が喜ぶ仕組みができあがっているから。
問題は、その良いレースを支える土台、を忘れがちなのだ。僕のベストレースは去年9月の伊良湖→村上の2週間。その4週くらい前から良質なトレーニングを積めたのだが、その土台には、バイクを独走してランが潰れた昨4月の館山、結果の出ない6月2連戦、など反省の多い実戦があり、その中で身体が出来ていったって過程がある。今回、結果的に、過去の良い記憶だけを手繰り寄せて鍛えようとして、外した面もあるかな。
そんな振り返りをさせてくれるもの、それが実戦感覚。
【レースの記録】
準備)
金土と身体が動かず、土曜に受付とバイク預託で荷物運んで歩いた程度。
ここで反省は2つ。1,木曜に少し動きすぎた。2,とはいえ疲労蓄積って時は必ずあるので、それ用の対応が必要なのだが、出来なかった。
今回だと当日朝のアップを丁寧にして、身体に「正しい動きを思い出させる」ことが必要だったと反省するのは、冒頭書いた通り。
また前日、雨の中をバイク預託したが、カバー不十分で、当日朝に注油などの再チェックに時間がかかる。その分、試泳ができず、スイムの乱れに繋がる(正しいカバー方法が判ったので、今後の経験にはなったが。前輪を外す、オートバイ用の大きなカバーを被せる、安全ピンで下三箇所止める、、)
Swim)
プールでは過去最速だったのに、、、問題は海対策だ。いつも練習してるプールで僕より遅いらしい方(レース後たまたま挨拶した方に「時々プールでご一緒して、抜かれてます」と言われた!!)が、今日のレースで1分近く速かったのは、海問題の大きさを示す。脇うしろの筋肉がいつもより大幅に疲労、バランス悪い!
Transit1)
どうやら、いつものスピードが無かったようだ。さっと脱いで、400mダッシュを決めるべきだ。10秒くらいSwimアップが遅いニシさんにバイクでは途中まで先行されていた。
あと、走る途中でゴーグル落とした。シャワーが無い場合、ゴーグルは付けたまま走るのが速い。
Bike)
1か月前に納車されたばかりの初TTバイクを投入。短期間だが、十分に慣らしたはずだ(=お陰でラン走りこみ不足)。
しかし、スピードが乗らない感じ。時速40kmからスピードを乗せてく体幹で走る感触が無い。あるいは水泳の疲労か?
40歳以上の組はコースに女性や高齢の方が残っていて、コーナーを攻め切れない面はある。またコース上の平均速度は、直線のスピードにも影響する。30kmhを抜くより、35kmhを抜く方が、スピードは明らかに上がるから。
GPSの走行記録を見ると、25〜35kmhの低速域区間が結構多い(Uターン以外)。本来Uターン以外は38kmhで回れるコースだと思うのだけど。結果5km平均ラップは最速38.4kmh。
2週目にニシさんを抜き、3周目かにホームセンター前でフクモトさんを発見、距離差1.2kmくらい。周回ごとに少しだけ詰めるが、最後も7−800m差を残してしまった。
その伸びない40歳以上に限れば、バイク部門は4秒差で2位、トランジットで腹筋を攣ってた時間を含むので、実質1位と思い込んでおくかwwとはいえ1時間後スタートの40未満組とのタイム差が大きすぎる。それに館山も似た状況になるし。
ボトルはDHバーに挟んだ650ml、2周目に全部飲み干す。その後ノドの乾きを感じなかったから必要量は割と確保できたようだが、それが腹筋痙攣を呼んだ。次回は2本必要。
も~1個。
ボトルが 常 時 ブ レ ー キ 化していた疑惑ww
途中で異音に気付いて、なんとかずらしたつもりだが。。
影響は如何に??
Transit2)
バイクを掛ける時、腹筋を攣る。初めてた。屈んだ姿勢がとれず、背中を反らしながら10秒くらい?落ち着かせ、履く予定だった靴下は履かずに、靴紐も締め切れずに(ゴム紐+スライド器具ですぐに出来るのだが)、ジェル2本を持って(いつもは1本)、走りだす。
Run)
タイム差を1分半と見積もり、1km3:30から上げてゆくイメージで突っ込む。2.5kmを3:35ペースで維持するが、おそらく余計な力が入り、走り込み不十分な脚を誤魔化せなくなった。。バイクで脚部を必要以上に使う(=体幹を使えてない)走り方をしたかもしれない。
ペースは3:50から3:59にまで落ちた。残り3kmで、腕を振り直して、ムリにペースを上げると、少し上がった。結局、同年代のフクモトさんとの差は3分56秒に広がり、ホシさんの追撃は23秒差で逃げ切った。この展開では、2位を守った自分を褒めてあげてもいいかな。
・・・
レース後、当日も疲労感はあまりなく、その後1-2日、普段あまり疲労しないマイナー筋肉に軽い痛みが出た程度。逆に、酷使すべきメジャー筋肉がフレッシュだ。そのこと自体が動きの乱れを物語るかな?
大事なのは「次の13日間で、何をどう修正すれば、どうなれるか」
全体に、スピード域は去年より上がっているはず。持久力レベルでの調整を試みる。
- Swim)プールでの泳ぎの改善を、海に応用させるイメージで、技術力改善を。海の重さに負けない「体幹発動パワーで腕をブン回す」動きに慣らす。10日間の濃縮進化を試みる。
- Bike)固定ローラーに乗せて、平地直線走向けのポジションとフォームを固める。コース状況のせいで伸びなかったのか、実力不足なのか、次戦で明らかになるだろう、笑
- Run)3〜5km走での高効率フォームの改善。動きを身体に慣らさせること。
レース2週前に体力レベルを上げようとするのは危険だが、技術を上げるのには十分。しかも、レースという最高の刺激が入っている。ここがバイオリズムの谷間だとすれば、2週後なら合わせやすいし。
・・・
なんて反省は反省として。
でもまとめると、冒頭、表彰式前の写真の通り!
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答え
のんちゃんです
投稿: かぼす | 2013年5月22日 (水) 13:58