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2012年9月の3件の記事

2012年9月30日 (日)

2012横浜トライアスロン、エイジ年間ランク二連覇(ちょいと苦いが)

完敗。いろんな種類の失敗がどおーっと吹き出した。しかしなんということか、また今年もアクシデントにより、

JTU年間ランキング年代別王者

(40-44歳)の座を守る。二連覇ってやつだ。。

2:11:49(総合8位/年代2位) Swim24:59(19位), Bike1:10:40(20位/11位通過), Run36:10(10位)

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完走者924名。この中で総合3位に入ってみたかった(総合の表彰はない大会だけど)

でも、走りながら、僕は弱いなあ、、と。とりわけ心技体の心、或いはマネジメント能力が弱い。でも今シーズンは格段の進歩が幾つもあったし、総合1-2位を争う良いレースもできた、最終ランを楽しもうとも思ってたかな。で写真に覇気が感じられん。

【反省の数々・・・】

準備

  • 直前週、Bikeポジションいじりすぎ。練習では良い感触あったけどそれは錯覚、コースに出たら、機能しない! スピードが上がらない!(けど、本当に上がってないのかもわからない!)
  • 前日は慌ただしく(今日もだけど)、重い荷物を持ち込み、受付し、また都内へ出かけ、21:30に宿に戻る。疲れることが判っているのに、対策が甘かった→ Swimの伸びが足りない原因か
  • 当日朝の準備のダンドリ悪く、自転車のメーターのチェックをさぼってたら、センサーがズレてるのに気付かなかった。遠征時には高い確率で起きることなのだが! 

Swim

  • 直進のブイで、右折し、前に誰も居ないという事実を認識してから、コースミスであることを発見するのに少々の時間がかかる
  • ウェアとウェットスーツのファスナーが変に絡んでいて、ウェットが上手く脱げない、何十秒か?かけて脱いだら、ウェアの上半身がはだけてしまった(僕がオンナノコでなくてよかった)

Bike

  • スタート直後、カラーコーンに突っ込んで再スタート
  • シューズが300mくらい履けない。まこれは許す
  • GPSがスイム中に入らなくなってた→ 上述のセンサーずれとの二重トラブル、スピード・回転数・距離、全部判らない 
  • で、シューズでセンサー位置の微調整を図るが、失敗し、シューズがホイールにぶつかって揺れる、怖い
  • すると、リアブレーキが傾いて常時ブレーキ状態になっている! スピードを上げるべき場所で停止し、修正。この時センサー位置の修正を試みるが、また失敗
  • 2周過ぎあたりから、周回数がわからなくなる→ 自転車上で腕時計GPSの設定を変えて時刻表示をさせ、スタート時刻から各ラップごとの推定通過時刻を考えて対応。てこれ去年と全く同じ展開、反省してない・・・
  • エアロヘルメットの調整装置も変で、ずれまくる。ズラがズレる人の心境を体験した
  • ・・・と、こうゆうミスが全部クリアされた後、さあ追い上げるぞ、と頑張るのだが、差が全くつまらない!

Run

  • 年代王者を争うフクモトさんとの差が全くつまらない! しかも、予想外に、何人か、同年代に先行されてる感じ。せめて年代3位内を、と少しづつ抜いてはゆくけど、何か、かからない、感じ。気のせいだったかもしれないけど。でもゴール前の青絨毯で、急に軽くなり、すうーっと走れた。せめて最後の2kmだけでも、ああは走れなかったんだろうか? 

ゴール直後、2位だと思っていた(結果は1位)ニシさんと話し、少し後で、1位だと思っていた(同3位)フクモトさんと話す。なんと周回オーバーをされていた。。

つまり、二年連続で、レース内容では完敗した相手が周回オーバーをすることで、年代王者が転がり込んでくることになる。しかも、同じ横浜で。

こんな形で決着がつくべきではない。

 

とはいえ、村上ではフクモトさんに勝っている(タカハシさんには負けたけども。今回も)。タナボタ王位ではあるけれど、王位に相応しいレースが、少しづつ、できるようになってきた。

そう、良いレースをしたいんだ、と最近思う。去年までは、タイトルだけでハシャいでた感じだったけど。

僕が抜いた直後に「前に追いつけ!」なんて励ましてくれる見知らぬ参加者がいる。良い走りができてると、「お、速い」なんて喋ってるのが聞こえたりもする。フクモトさんとも、健闘お疲れ!的な写真を、帰り際、一緒に笑顔で撮って。
表彰式は出れなかったけど、そんな1つ1つのシーンにも、同じような価値がある。

順位は、今年ランキング対象の4レースを転戦し、ポイントを集めてきた成果であるのだけど、同時に、そんな体験も集めてきたんだな。

 

これで今シーズン終了、しばらく身体を休めよう。自転車だけはポジション確認目的で軽く乗るか(反省を込めて)。頭は酷使してかねばならん。。

最後に、応援してくれたみんな、どうもありがとう!

 
・・・
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2012年9月18日 (火)

2012村上・笹川流れ国際トライアスロン 総合準優勝

また2番かよ!
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著作権: Satoshi TAKASAKI/JTU、出典: JTUウェブサイト, 16 Sep.2012

でも総合優勝までは3分17秒と遠く、3位(&年代別2位)からは20秒差で逃げ切った、効率の良いレース? 年代別は1位で年間ランク暫定トップへ、決戦は930横浜だ。

以下、とりあえず速報的に。

【記録】  2:08:52,  総合2位(年代1位)

http://www.jtu.or.jp/news/2012/pdf/12murakami_age_result.pdf

作戦は、スイムの遅れを最小限に抑え、バイクで貯金を作り、それをランで使いきって、総合3位を確保すること。その通りになった(貯金は少し余ったが)

 

【Swim】 1.5km, 24:17,  13位

スタートはいつも通りノーバトル、タカハシさんぽい方の斜め後ろにつくが、次第に離される。追い潮の往路で数mくらいの差が、向かい潮の復路では数十m=1分差に! これが集団を逃すということだ。スタートから400mのチカラが足りない。

トランジションでは、シャワー下でウェットを全部脱いでたら、スピーカーから・・・

アナウンス「あれ?ハッタリ選手体調に問題あるんでしょうか?」
解説「いや、シャワー浴びながらウェット脱ぐつもりでしょう」

そう、気持ちいいからね! そして軽い脚で猛ダッシュ、乗車ライン前の坂でスイムアップが22秒速いNo208を抜いた。そしてこの時の映像が翌朝、NHK新潟のニュースで流れていた! 2年前は同じ場所の写真が新潟日報に載ってる。 https://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-75b9.html 何かある大会だ。。

ここで先頭集団(結果的に総合1,3,4位)がアクシデントで迷走、1分差を追いついてしまう。僕が猛ダッシュで22秒短縮したと仮定すると、先頭集団は38秒ロスしたと推定される。これが勝負の綾になった。


【Bike】 40km, 1:07:50,  2位 (2位通過)
前日、平坦の向かい風に最適化したポジション微調整を実施。サドルを2mm以内の範囲で上げたり下げたりしてるうちに「かかった!」その瞬間に、翌日の準優勝が決まったようなものだった、結果的に。

実際、総合上位4名の順位は、バイクで決まっている。特に1,3,4位はスイムとランのタイムがほぼ同じ、もしアクアスロンだったらゴールスプリントで決着しただろう。

2km過ぎの橋までにでクラウチさん、ナカイさん、フクモトさんを抜く。タカハシさんは明らかに強いので、距離を取って様子を伺っていると、さすがに下り以降でじわり差が拡がる。200m以内に抑え、常に視界に捉える。強い向かい風で、僕のアルミ丸パイプのノーマルバイクは不利、だけど、空気抵抗の少ないフォームは得意、後続に対する貯蓄増加に成功する。

折り返し後、猛烈に追い込みをかけるが、タカハシさん消えた! 再び視界に現れることを祈り平均時速45kmで追うが、逆に復路だけで1分30秒以上拡げられた感じ。

しっかし高速域はTTバイク強いなあ。。凄い値段は伊達じゃない。「真剣に遊ぶ」ってそもそもプライスレスなこと、この数十万円以上は必要経費かなあ。。今回、あご紐の乱流さえ強くて、空力の恐怖を感じた!

乗車時の実質Ave.37.3kmh(ケイデンス79rpm)。片道13kmの平坦直線に限れば、往路32.5kmh(76rpm)/復路45.0kmh(81rpm)、Ave38.3kmh。 

 

【Run】 10km, 36:45,  5位
トランジションの坂を下りながら、Runに入るタカハシさんとすれ違う(2:02差)。ほぼ同じ状況が私とフクモトさんとの間で発生(1:28差)。良い勝負だ!

Runが明らかに強いフクモトさんの視界に入らないよう、逃げ続ける。3km過ぎの架線橋を降りるのが見えたので、その時300m=1分くらい差だったか。トランジットでの距離感を比べて、少し詰められていると判断。でも逃げ切り可能、とも信じる。

GPS時計は持っていかず、帽子もサングラスも付けず、素手勝負。スピードが判らない分、体感を信じる。伊良湖の疲労がギリギリ取れた感じの脚はまあまあ動いてくれた。エイドでは最大限に水を身体にかけ、少し飲み、手にまぶした塩をなめながら、脇のガラスに映るフォームをチェックしながら。ストライドは十分だが、ピッチが伸びてくれない。

後半から、カーブで後ろ(というか横90°)を確認、フクモトさんらしき姿は見えない。最後3kmくらいから、逃げ切れる感触がでてくる。けど、そっからキツい!キツい!キツい! 残り300mのカーブでようやく確信。結局ゴールで20秒=約100m差。ゴールを超えへばっていたら、すぐに入ってきた、恐怖。。

この1kmあたり7秒の走力差は、タカハシ&クラウチさんとも同様。まだまだです。

 

今週中にもう少し追記するよ〜

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最近、レース後も楽しい。レース後の充実のパーティーでつみれ汁、カレー、ステーキ、などなど何杯も食べまくりながら、たくさんの人とお喋り過ぎたりで、あっという間に夕方。そして帰路の鈍行列車でガイジン4名グループにスーパードライを頂いて二次会!

2012年9月 9日 (日)

2012伊良湖トライアスロンB-type総合準優勝

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この岬の右の海を1km泳ぐ。前日の試泳は周りにトビウオの群れが飛びまくる。山の10kmランもこの岬から。そして夕方の絶景。
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自転車はこの一本道を5kmくらい?いく3周回。
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参加500名、2012国体岐阜県代表のイトーさんに次ぐ総合2位、来年は招待選手だ。

結果:http://www.mspo.jp/result/2012/9-2/irago/12irago_Btype_result.pdf

【Swim】 1km, 15:19,  8位

緩い逆流らしき中で割と上出来で、後続との差をつけれた。が、イトーさんとの30秒差は詰めるべきであった。

先頭集団は皆インから、しかし僕は浅いアウトからドルフィンスルーで省エネスタート、第一ブイは第二集団の先頭な感じで余裕で回る。その分、先頭集団へのブリッジを試みるべきだったけど、満足してしまった。。

【Bike】40.1km, 1:03:06, 5位

トランジションで、ゼッケンベルト付け忘れて自転車を持って走り出し、スタッフに言われ戻り、何十mか余計に走る。その間に前は消える。。GPSによれば40秒のロス。

直前にポジションをいじった悪影響か、1周目は動きがいまいち、2周目に骨盤が動き始めてスピードが乗るが、3周目の後半で少し落ちたか。とはいえ2位に浮上。

と思ってたら、最後、右のシューズを脱ぐ時に(=ペダルに固定してるので自転車走らせながら脱ぎます)右モモ裏が攣る!左のシューズも脱ぐ時に左も攣る!よろめきながら降車ラインを通過し、持ちこたえて、よろよろ競歩で自転車を置き、ランコースへ。

Bike1位(イトーさん)と1:36差、ベスト状態ならわりと互角かも。あとTTバイク&ディスク?

【Run】 10km, 40:07, 2位

走りだすと、今度は前モモが攣る寸前。1.5kmくらいして、ようやく走れるようになったか。磨いたつもりの技術は発揮されず、ただ力任せに進むしかない。2-3kmごとのエイドが待ち遠しい、でも、走りながらコップを掴んだ瞬間に中身が全部飛ぶ!

折り返しで3-4位との差を確認。3位内を死守すべくがんばったよ~

結果的には3位と2分差、4位と4分差。もっと手(脚)を抜けたんだが、その余裕も無かった。

 

【ふりかえり】

攣った原因は、ドリンクに塩を混ぜるのを忘れたこと。あとBikeのペース配分か。準備含め細かいミスは他にも幾つか。

まーでも、イトーさんとの4分差には影響しない。結果オーライ。7日後の村上に向けて、レース感と脚の筋力を高める、良いトレーニングにもなった。まずは、筋肉疲労の回復だ。

来年は、もっと良いレースが出来るといいな。

【強運】

  1. 金曜、自転車の変速ワイヤーが切れる。ステム60mm伸ばして放っといたら切れるよねー。伊良湖公式メカニック「とらいあんぐる」さんで余裕の修理。レース中でなくてよかった! 
  2. 土曜、試泳中にお会いした小笠原プロは、その場でクラゲに刺されたらしい。僕はトビウオと衝突したのみ。これも強運か
  3. 日曜、ゼッケンベルト無いのを誰か指摘してくれなかったら、失格しても文句いえない。僕のトライアスロン史上空前の幸運かも

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『覚醒せよ、わが身体。〜トライアスリートのエスノグラフィー』

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