王位獲得から2週間、次は「太る」
いやー、王者ってのは気持ち良いもんだ!
高校王者は3歳、大学王者は4歳、JTU年代王者は5歳分の同世代が相手。
ワタシはインターハイ覇者より1.7倍すごいのか!
・・・と浮かれてたワタシだが、、そんな興奮は、蓄積した疲労を隠すことはあっても、解消することはない。
疲労の原因から発生まで、最遅で20日かかる。「筋肉痛が引いたら終わり」ではないのだ。
- レース翌日:ハイテンション、まだ身体は戦闘態勢を解いていない
- 2日後:「終わったの? じゃ休むよ!」と身体がサボり始める=疲労開始
- 3日後:身体は完全休養モード。1日中寝ていれたらいいんだけど、そうもいかないので、、最高な疲労感が襲う
疲労とは、「回復中だから邪魔しないでね」という身体からのメッセージ。ちゃんと受け止めてあげないと関係がこじれるのである。しかし、アラフォーほぼ最強なワタシがそんなヘタを打つはずがない。
そこで対策、太る。
4月のトレーニング再開から半年がんばった身体ちゃんに、ご褒美の脂肪をあげるのだ。水族館のイルカすら曲芸すればイワシを貰う、いわんやワタシをや。
脂肪は大変優れた栄養素。燃料であり、成長系ホルモンの原料であり、抵抗力も増やす。あたかも現代文明における石油であり、レアメタルであり、漢方生薬である。
美味しいものは、身体に良い。
脂肪に限らない、自然界のゴールデン・ルールだ。
肉、油、糖、そして日本酒・・・潤沢に供給。
<JTUニュースより>
・・・
最終戦時点で58.5kg(ぼくの身長わ185cmです。あ8と6をうちまちがえた)、1週間で3kg+の増量に成功する! でも2週目は増えてくれず、61.5kg。
「オフの体重は8%まで増やしていい」 byシマノ西園選手
http://blog.nishizonoryota.jp/blog/2011/03/post_1c51.html
との理論からは、もうあと2kgくらい積載可能。
- 疲労は木曜にはかなり回復、自転車を軽く再開
- とはいえ、レース後2週は回復優先モード。とくに、18日横浜からの20日間=先週までは慎重に
- もひとつ、膝を傷めた9日は、ちょうど「4週間サイクル」の底=それまで3週分の疲労が吹き出すタイミングだった(4日のレースにピークが来るように調整していたから)。で、先週はそれから4週後の底、さらに慎重に
無事2週経過、日本酒は飲み飽き、砂糖も食べ飽きてきた。体重62kgキープを目標に(=それ以上に保つという意味です)、まずはバイク強化をはじめよー
自転車は筋肉量が大事。男女のタイム差も一番大きい。水泳もパワーあったほうが良い(なくても速い女性も居るけど)。筋力アップには、筋肉と脂肪を同時に増やすのが一番。筋力を高めた後で脂肪燃焼モードに切り替える。年明けくらいかな?
休養と栄養の効果は滑り出し順調、固定ローラーのタイムは明らかに上昇。シーズン終了直後に速くなってるのは、デブ効果?
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