成人の日の社説、読売vs日経
1/10成人の日、まったく対称的な社説がネットで話題。
読売: 「新成人へ 世界に大きくはばたこう」
(→君たち若者たちは内向きだ、しっかりなさい)
vs.
日経: 「若者たちがもっと活躍する社会に」
(→君たち中高年は、若者の良さを活かしなさい)
ジャーナリスト目線の読売は「問題点」を、ビジネス目線の日経は「打ち手」を、それぞれ重んじる社風もあるだろう。どちらにも、役割はある。ただ、、
どちらに、人を動かすチカラがあるか?
そして、プラスの変化を産むだろううか?
人に響き、そして動かすのは、
- 「問題点と対策の関係」 が具体的で
- 「相手に寄り添う姿勢」があって
- 「自分の相手に対する優位性の確認」 は込めていない
そんな文だと思う。
以下引用・・・ 全文は こちら 等から辿れます
【読売】
- 内向き志向に陥ることなく、もっと危機感を持って世界に目を向けてほしい
- 雲の中に一条の光を見いだし、自らの目標とすることが若者には必要
- 新成人は、若さと柔らかい感性を持って、明るい未来を築いて行ってほしい
【日経】
- どうすれば若者たちが活躍できる社会になるか
- 海外で得た知識や経験を生かせないような状況が若者の萎縮を生んだとすれば、企業の責任は大きい
- 硬直的な組織文化や不合理な面を改善する起爆剤
- 未来を担う世代の声を政治に反映しやすくすることも、年長世代の責務
【朝日】 〜言ってることは読売と大差ないが、「苦言の呈し方」についての名文かも
- 「僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない」 成人の日を迎える君は、この一節を聞いたことがあるだろうか?
- 仲間とだけではなく、いろんな人と話してみてはどうだろう
- 高杉晋作の句を、厳しい時代にこぎ出す君へのエールとしたい。「おもしろきこともなき世をおもしろく」
マスコミには、「若さと柔らかい感性を持って、明るい未来を築いて行ってほしい」。
もちろん、僕たちもね!
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