凱旋記vol.3 佐渡へ
2010シーズン凱旋旅行の記録、1ヶ月遅れで更新中。。そろそろ締めよう。
・・・
【9/27(月)】
新潟駅から内野まで約20kmを50分で走ろう、と自転車を組立て、走りだす。ここで2つの問題が発生した。1つは、今回導入したホイールバッグ2つを背負って走るのが大変、ことに強風下では。もう1つは、海に向かうつもりで、山が遠くに見えることに何の疑問も持たなかった。。
タイムロス→→もいちど駅に戻って再輪行。。
12時、ちょいと縁のある樋木酒造を訪問。
この詳細はのちほどスペシャルでー。
「鶴の友」は越乃寒梅と同等、しかも価格抑えめ、と地元で圧倒的に支持されているのだが、流通が極めて限られる幻の名酒。安い本醸造は新宿小田急に置いてあることもあるが。
豪華昼食、さらに宿泊までご面倒を見て頂きました。
【9/28】
朝、新聞の写真掲載にびっくり。「ホテル寺尾」のオーナーさん(友達の友達の友達)と共に喜ぶ。ついでに新潟や佐渡の歴史・文化について色々と教えてもらった。
雨の中、新潟港へ10kmほど走る。これが単なる移動に留まらず・・・
- 途中、新潟日報の販売店へ寄り、ご丁寧にも自分の載った新聞を頂く
- そして「早福酒食品店」へご挨拶。ここも「友達の友達の友達」、つまり友達だからね。かつて「工業日本酒」全盛の時代から新潟の地酒の魅力を発信し続けた有名店だ。地元の厳選8銘柄だけ、店内はとてもシンプル。違いは、プレミア酒ばかり、定価で置いてある。長居してしまった。。
- さらに、村上大会メカニックにして新潟No.1ショップ「アダック」に寄る。空気入れのためだったけど(1日1気圧抜けるラッテクスは旅には不向きだ)、、何気に強烈! ぱっと見ボロ商店、店内はゴミ屋敷寸前、なんて書くのは失礼なので書かないけれども、名物オーナーが年間300台超を組み上げ、海外との強力なコネもあるそうだ。実際、会場でパーツを早業で分解する手際は鮮やかだった。ヤマザキ選手もお客さんだとか、有名トップ選手も、とか、とにかく嬉しそうに話す! 長居。。
計2時間くらいかかった? トライアスロンのトップ選手なのに時速5kmかいな。。
〜佐渡へ〜
ジェット船は片道6220円が特別割引で3980円。主力のフェリーの故障(島全体が大打撃だったそうだ、知らなかった!)に伴なう措置だと。理由は残念だが結果はオトク! 雨も佐渡では上がっていた。さらにオトク!
観光協会で民宿を紹介してもらい、数kmほど走りながら実物を見る。なんかな〜というとこが多い。。地元民に聞くべし。稲刈りのおっちゃんに聞いてみる。
↓
「まーまー上がれ上がれ」
「ちょうど休憩しようと思ってたとこだ」
入ると、丁寧に整えられた鯉も泳ぐお庭の向こうに海、その向こうに1000mの山々が雲に隠れる、見事な借景。
壁には「大平首相」直筆の額!
おいしい日本茶とお饅頭を頂く。
そのうち、ざーと雨。わーわー言いながら、お巡りさんが駆けこんできた。「佐渡は悪い人居ないねえ、泥棒なんて本当に無いよ!」 次に新聞の集金のおばちゃん。皆で一緒にお茶。
なんてのんびりしているんだ!
民宿のディープな話で盛り上がってくれた。
「●●は今男衆ばっかだで急に行ってもいい飯は出んかもしれん」
「●●は70過ぎの夫婦で細々とやっとる」
「●●はもう辞めたよ」
などなど。
一時20軒くらいあった地区で残ってるのは2軒、というレベルで廃業が相次いでるそうだ。残ってるとこも後継者が居なかったり。こんな良いとこなのになあ。でも、ジェット船+新幹線往復=3万、ならアジア行けちゃうんだよなー。
宿は「みなみ旅館」に。
玄関にはカワムラ・リューイチさん筆頭に有名人のサインが並ぶ。後で調べると、佐渡マニア内での評価も高い!
そして気になるお値段、直接訪問してみることで、ネット予約サイトのポイントよりも遥かに良い条件をゲットしたのであった。オフシーズンなこともあるけど、やはり、「宿の予約は直接取れルール」、2連勝!
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