« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月の3件の記事

2010年5月12日 (水)

「睡眠6時間以内」 → 8人に1人が早死

130万人以上、25年間、うち10万人死亡、という大規模な調査の結果。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=14100

常に6時間以下の睡眠時間しか取っていなかった人々は、推奨されている6-8時間の睡眠を取っていた人々と比べて、25年間に12%も早期死亡する確率が高い

9時間以上の睡眠と早期死亡の関係性・・・ 睡眠自体が問題というより、深刻な病気が隠れている指標

「睡眠不足が病気の原因となる可能性があるのに対し、長時間の睡眠はむしろ病気のサインとして捉えることができる。」

ワタシは睡眠6時間未満で起きると「生命の危機」を感じてしまう人間なので、そう気にならない話。

ただ、寝る間を惜しんで仕事してる人たちも知ってるので・・・ 
その8人に1人が?

彼らは皆、睡眠4時間で目覚めた時に、崇高なモチベーションを感じてる感じの人たち。そしてその高揚感たるや、ワタシが感じる「生命の危機」を上回るのだろう。その気合いで免疫システムもマネジメントしてしまうのだろう。

ただ、

睡眠時間が短すぎると、糖尿病、肥満、高血圧、高コレステロール値に・・・

という話も。彼らには実際↑↑↑な雰囲気な人も居たり。。

 

睡眠確保の1つの方法: 民放のバラエティーは、10倍速くらいの早回しで見る。音は聞こえないが、字幕を眺めてれば、内容はほとんど理解できると思う。

で録画する番組が増えて、結局寝れなかったりね。

いや、ネットだ! ネット見なきゃ時間出来るぞ!

 

王道は、「お昼寝」だろうか。15分だけで復活できる。(電車の中だと逆に疲れる気もするけど)

結論: 4時間睡眠の皆さま、せめて昼寝してください。そして、身体を動かそう!

でもワタシ、毎日8時間は寝過ぎなので、せめて二度寝はタイマーをかけることにしよう。。

2010年5月 8日 (土)

人は弱い。だから感動できるものがある

GW, 愛知まで自転車を使い、電車7000円ちょっと、半額以下で往復。

  • 往路: 藤沢から箱根を超え三島まで。箱根旧街道上り50分。下り、箱根峠で抜かれた自動車の後を60km/hで追って、下り切るまで並走してしまった。信号で抜き返してちょっと嬉しい(喜ぶな)
  • 復路: 浜松から新蒲原(富士手前)まで。掛川までは退屈だけど、大井川、大崩海岸、駿河湾沿いR150など、素晴らしい。追い風の中を40km/h巡航!
 

鈍行の三島〜熱海はほんの10分ほど。
自転車で2時間近くかかる難所を。。

かように人は弱く、機械は強い。

人は弱い。だから、箱根から見下ろす駿河湾に感動し、大崩海岸から見下ろす駿河湾に感動するのだ。機械で連れていかれた絶景なんて、その程度のもんだ。

だからって、「やほーーーーー」なんて、大崩から絶叫する必要など無いのだけども。。カウンターテナーで。

 

もう何度目かの自転車東海道。新ルート開拓! と興津〜由衣の薩埵峠にチャレンジするが、道を間違えて、海岸ルートに戻るハメに陥った。。 地元の方の教えを忠実に実行すればよかったのだが。。(上記のルートは幻の薩埵ルート) もう一度走らなくちゃならないな。

 

2010年5月 4日 (火)

【本】 名将ブリューネル「勝利の礎」

ランス・アームストロングをツール・ド・フランス7連覇に導いた名将、ヨハン・ブリューネル

選手時代、総合上位を窺っていた1996年のツール第7ステージ、雨のダウンヒルで
「30mの崖に転落し、這い上がって、レース続行」
という伝説を持つ。

【映像】

  • 0~5秒: 80km/h、車間距離10cmで前の自転車が右に滑り始め、右に避けたら砂利にハマり、急ブレーキかけたら岩に跳ね上げられる
  • 途中: ヘルメットもサングラスも無く、30m下の岩に落ちる! が途中の木がクッションになったようでカスリ傷で済み・・・
  • 6~40秒: バイクを抱えて崖よじ登る! 代車でダウンヒルを続行する!

20秒あたり、傷だらけの身体で代車を必死で探す表情、、、凡人のものではない。レースへの執念に圧倒される。

 

僕たちは、こんなにまで、勝利を求めているだろうか?

 

96年のツールでは、ブリューネルは負けた。

しかし、そんな「負けっぷり」を知っているから、ランスはガン生還後の復活を彼に託した。そして、ランスが想像もしなかった「ツール総合優勝」という目標を設定し、1年半をかけた採算度外視の準備を経て、99年から7年もの伝説を作る。

「小さな敗北が、巨大な勝利につながる」 という結びのメッセージに説得力を持たせる、「知恵と執念の融合体」が詰まった一冊。「大きな目標を設定する力」 の好例でもある。

 

立ち読みの方は、P309の最終ページを、まず読もう。P308までを読めば、なぜそうなのか、わかる。(アマゾンでゴーストライター扱いする評が有るが、優れたリアルライターによる著だと思う)

世界の一流の体験と思考に触れられるのは素晴らしいこと。

自転車レース界の著名ブロガー:LIVESTRONG氏の記事も参考になるだろう: http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2008/10/johan.html


« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

フォト

『覚醒せよ、わが身体。〜トライアスリートのエスノグラフィー』

  • 初著作 2017年9月発売

Blogランキング

無料ブログはココログ

Google Analytics