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2010年2月20日 (土)

体脂肪率9.5%のアスリートになったよー

ビックカメラで体組成計を試してきた。
毎日、食欲ノーリミットで食べまくってるので、少し心配になった。。

ネットの評価では、性能/耐久性ともTANITAがオムロンを一歩リード。その検証も試みる。(OMRONは値下げでしのぎ、逆にタニタは値上げの余裕を見せているようだ)

ときどき、他人の体脂肪率を知りたがる人がいる。「観客であって、アスリートではない」と判断している。もちろん観客には観客の存在価値がある。「自分はどちらでありたいか?」という話だ。

アスリートにとって唯一意味を持つのは、「この身体で勝てるのか?」ということ。ならば、「勝てるトレーニングが出来ているか」をチェックするのがアスリート。そして、体組成は結果として良くなるもの。体組成を気にして必要なエネルギー補給をしなければ、勝てるトレーニングは出来ないだから勝利も有り得ない。

追記: 「高い筋肉率と低い体脂肪なカラダ」は、冬も暖かく過ごせます: 室温3℃でも暖かい節電生活テク

なお、東京で流行ってる「ファッションアスリート」は全く別の価値観にあるから、好きなだけ体脂肪率を自慢してくれたまえ。ファッション族にもファッション族の存在価値あるよね。盛り上がるからね! ワタシも見事な装備の自転車を鑑賞しながら抜き去るの楽しいし♪ ・・・ヤなヤツだ

 

とはいえ意味あるデータ、計る道具の性能は大事。

結果・・・

 
総重量61.5kg、過去最高!
問題は、体組成だ。

TANITA(BC-612) アスリートモード
   体脂肪率 筋肉量
全体: 9.5%  52.8kg
右腕: 7.0%  3.0kg
左腕: 8.6%  2.7kg
体幹: 9.1%  25.1kg
右足: 10.3%  10.9kg
左足: 9.9%  11.1kg

同、通常モード
全体: 11.2% (メモ忘れ:46.1kg?)
右腕: 11.9%  2.7kg
左腕: 14.0%  2.5kg
体幹: 7.9%  21.6kg
右足: 14.8%  9.8kg
左足: 15.4%  9.5kg

OMRON(もっと高いの)
   体脂肪率 骨格筋率
全体: 10.1%  35.1%
腕:   14.0%  40.1%
体幹: 8.9%  30.1%
足:  13.0%  52.3%

番外:Panasonic 体脂肪率18.9% ・・・何のエラーだ?

 

タニタ「アスリートモード」とは、週12時間以上のトレーニングをする身体専門の測定方法。オムロンはタニタの2つの値の中間。

この違い、どう見るか? 

体組成計(脂肪計)が測定しているのは「電気抵抗」だけ。体組成はそこから「推計」しているだけだ。この推計のロジックは、商品企画そのものだ。

オムロンは電子部品業界でも一流の大企業で、会社全体のチカラはタニタを遥かに上回るだろう。(高額な浅田真央もCMに使える) 大企業は最大マーケットを相手にするので、最も一般的なロジックを組む。

一方、タニタは重量計測専門のニッチ企業(あってる?) ターゲット設定を絞り込むのが弱者のセオリー。アスリート層を分離することで、運動不足の一般人にとっては、タニタの方が体脂肪が多く出る」結果となるだろう。それでも、正確さならタニタ。という信頼を、おそらく狙っている。

つまり、経営戦略の違いなのだ。技術的には(=電気抵抗の計測)どちらも信頼できる。重要なのは日々のプラスマイナスであって、絶対値ではない。そうでしょう? (しかしPana…)

 

とはいえ、一番使ってる部位が体幹より脂肪率が高く出るのは変だ。実際、この足に15%も脂肪は付いとらんだろう。。

結論: TANITAアスリートモードの勝ち!

 

12時間以上のトレーニングを続けるアナタには、タニタの部位別測定できる体組成計をおススメします。最安値はおおむねAmazonが継続中。

価格変動をウォッチしていると発見が多い。 http://kakaku.com/item/21830410476/pricehistory/ 過当競争で急落したかと思えば、「談合」のような上昇を見せたりもする。主要ネットショップはミクロ経済学のゲーム理論を研究していると思う。その結果、「公正取引委員会的な談合の事実」がなくとも、結果的に、談合したのと同じような価格設定になっている。そしておそらく、そのロジックはシステム化されている。 

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