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海に、大地に、神が宿るのが、日本。
伊豆サイクリングは、そんな神々との対話だ。
(宗教法人つくろうかな?)
とりわけ伊豆は、南から移動してきたフィリピン海プレートの岩盤が日本列島に激突して半島化した、異境。
画像で少しでも、伝わるだろうか?
撮りたい風景の何分の1も撮っていないけど。
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その先のコーナーの向こう。ガードレール数十cmの向こうは100mの海。。
この後、下田を走り抜け、ちょっと退屈な道を5kmくらい走って、16号線へ
ここからシーンチェンジ!
南伊豆はディープだ。
渚100選&白砂青松100選の弓ヶ浜を抜け、断崖絶壁の奥石廊展望台へ
自分の力だけでここまで辿り着いた後にひろがる、絶景。
写真では絶対表現できない。
ここから先、撮らないことにした。
時に13:50ごろ、45km地点。
ん? 4時間近くだから、時速12km?
で残り3時間で55km? てことは1.5倍にペースアップしなければ・・・
(と正確には知らなかったが、直感的にそんな気分に焦りはじめる)
標高図をご覧の通り、、、ここから100m~200mのUp&Downが連続するわけだ。。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=2e2ece3e27be25bfbbd127d85888f9df#large
これを、都心の平均移動速度に近い20km/hで走る。。
平気平気。
ツール・ド・フランスの難所、L'Alpe-d'Huez峠15.5km+標高差1130mを、伝説の故マルコ・パンターニは27km/h平均で走っている。150km走った後のラストスパートで。。
ランス・アームストロングの記録はその1秒遅れだ。第3位の記録はマルコ、第4位はランスでその差はまたしても1秒! (仮に破る力がある選手がいても、畏れ多くて破れないんではないか??)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ラルプ・デュエズ
しかもこっちは下り付♪
136号線へ。野花のきれいな山中を抜け、100m級峠2つを超えて、妻良・子浦の海岸へ。
300m近く登ると、夕日が丘。
ここが60km過ぎ、15:00。
この登りを1時間で17km、いいんじゃない?
3kmで300m落ちるダウンヒルで雲見。100m峠を2本超えて松崎。
「土肥まで15km」と標識。
おお、あと1時間だ。立ちこぎを多用してスピードアップ。
ここから、200m超の峠2匹の襲撃を受け、限界を超えたのであった。。
でも、このラスト40kmを1時間半=平均約30km。パンターニに並んだ?
17:20、清水行きのフェリーへ。
やってしまった、伊豆半島自転車ほぼ1周。
すごい。。
伊豆半島の神々が、少し、乗り移った気がする。
【1日目】
距離: 約45km
峠: 250m級×2++100m級3つくらい?
熱海発が16:00、遅れに遅れた結果、暗くなりかけた18:00でわずか30km。
でも伊豆らしいとこに泊まりたい・・・
東伊豆温泉郷を目指し、真っ暗な海岸線を潮騒の中ぶっとばす。
海と一体になった気がする。
19時近く、熱川で泊まることにした。
【2日目】
距離: 約100km
峠: 250m級×3+100m級のUP&DWONなら軽く数えても10!
熱川をのんびり10:00発。
「100kmなら5時間、15:00ごろ土肥について、フェリーで明るいうちに清水に渡ろう・・・」
甘い!
甘い!
甘い!
甘い!
60kmごろ、足が疲れ始める頃に表れる、250mの登りwith細かなUP&DOWNの揺さぶり付。
90km手前、残り10kmちょっとで平坦が道が続きひと安心していると、海岸から230mまで一気登りさせられる黄金崎。
そこから海岸まで降りた直後、再び220mまで一気登りさせられる恋人岬♥
しかも、清水港への最終フェリーの時間が迫る。
ラスト10kmは限界を超えた・・・
無茶なルートには理由がある。
200mの断崖の淵を走るから、海岸ルートでも200m登らないといけない。
するとどうなるか?
ガードレールの先は、海。
200m下の、海。
見渡す限りの、海。
絶景ポイントを過ぎると、海岸まで50km/hオーバーのダウンヒル。
限界を超えた身体が、突き動かされる。
伊豆半島の神が、そこに居た。
お仕事中の方、恐縮です。いってきまーす。2日休み取りました。
と、言いつつ、出発12時過ぎてしまった!
もったいない。。
なにごとも事前準備が大事だ!
それから、事前の祝杯禁止!!
企画でも考えてこようかな。
気が付けば1月ぶりの更新。
くしくも
わたし、このところ毎日この貴兄ブログ開き見ていますですよ、
も少し頻繁に書き込んで欲しいですナァ~、
なんたって、すっごく読み応えがある、ちょっとエールが送りたくて、
どうぞよろしく、
なんてコメントを頂いた直後、からだった・・・
時間て速い!
こうして日々は続いていくのさ。
状況は、予想外にかわるからこそ、面白い。
予想通りの展開なんて、退屈さ。
壁にぶつかって、つい、後ろを振り返る。
逃げ込むためじゃない、次の展開のヒントを探すためさ。
嵐でも、あわてず、さわがず。
風の行方は読み続ける。
と、言いながら、土曜14:00起きをしていては。。
9:30に起きたのだが・・・そっから 『短い一晩分』 寝てしまった。
金曜とはいえ、無駄な夜更かしは後に響く。
時間をうまく使わなければ・・・
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できなかったこと
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