1つの闘いを終えて、大きな海へ漕ぎ出す人
この半年とりくんできた宣伝力の大強化は、状況的に、成功させるしかないチャレンジ(・・・言葉的に矛盾してる?)
そのプロジェクトの責任者が、自分の事業を本格化させるため、退職した。
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このプロジェクト、経歴も価値観も(似ているようで)結構違うメンバーが集まり、進路もときどきブレて、打ち手も外れ続けていた。
1つの転機は2ヶ月くらいした頃。彼の独立が明かされた。
拡散していたものがすこしづつ収束を始め、打ち手が当たり続けるようになる。
まだビッグウォールが控えてはいるけど、ここまではできるってこともわかった。
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僕自身にとって、ごくごく当たり前な基本的なことを、当たり前に徹底し続ければ、(商品力のある会社の)マーケティングは成功する、という確信をすこしだけ強めることができたのは、ちょっとした収穫。
もっと大きな収穫は、たとえば「意見・価値観がすこしだけ違う仲間達との間合い」(?)とか、僕の限界性能の幾つかに直面できたことだと思う。
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彼のここでの日々の多くを僕は知らないけど、未知の世界に飛び込み、自分なりの考え・手法を持ち込んで、多分、闘い続けていた人だ。送別会の彼は、しゅーっと何かが抜けたように、大きな体が小さく丸まっていて、そして、まあるい笑顔であった。
濃い日々を過ごし、足跡を残して、次へ向かう。
この時のために今までがあった、という大きなチャレンジへ。
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