入社動機は「社長と常務の、視線です。」
新卒入社の女性社員との会話。
「へー意外。 (=何が意外だったのかは忘れた)
で、なんでウチに入ったの?」
「社長と常務の、視線です。」
「・・・?」
会社説明会での、創業メンバー2人の、無言の視線のやりとりが、これまで見たことのないものだった、のだという。
あなたは、どう思う?
あーなるほど!
と私は納得したよ。
会社って、本質的にそうゆうもだという気がするから。
何であれ、組織のルーツは、
- はじめに何かを「確信」した人が、行動する。
- 次に、共感し、共に行動する人が現われる。
という人と人の関係から始まるからだ。
その関係は、3人目、4人目・・・と続き、そのうちに、組織ができあがる。
数式化するならば(んな必要はないが・・)
- n. 先輩/上司
- n+1. 後輩/部下
という、「帰納法」だ。
(n、に個人を代入します)
それを仕組みで運用するのが、人事。
俯瞰すると、人事の理論になる。
(これは「演繹法」。ってどうでもいいですね、はい)
これはとても簡単な仕組みだけれど、私、大企業に居た頃には気づかなかったよ。
つまり。
会社を知りたかったら、
「一人の社員と、二人目の社員の、人間関係を見れば良い」
ということ。
この二人の関係は、組織全体に波及してゆくかもしれないからだ。
たとえばそれは、緊張感であり、ライバル心であり。
自分にないものへの尊敬であり、相手の成功を願う気持ちであり。
共に共有するものの、確認であり。
私自身、そんな感覚を味わったことは、あった。
もうすぐ3年経つ。
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