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2008年1月の4件の記事

2008年1月26日 (土)

その商品って、そもそも何? ということを、会社全体で考える Ⅰ

昨秋から新サービス投入実験で、その営業やっとたのですが、結局、本業集中、ということになり、終了。

「君の営業というのは、大変興味がある。ぜひ受けてみたい」
など、昔の同僚やら社長やら、言われたものだが、
(ありがとう。でもこれ、褒めてるのか?)
当分、オアズケですよ。

あと実は、1月から携帯変わってます(Willcom同士だけど)
全然連絡できてない。。

・・・

で、1月から宣伝担当になりやした。(カタカナ的にはマーケティング。って欧米か)

宣伝という役割の中で、広告を作ったり出したりするのは、全体のごく一部。
その商品って、そもそも何? 
それを作って届けてる我が社って何者?
ということを、会社全体で考えることに、真髄があると思う。

ただし、会社全体で考える、なんて面倒なことしている会社は、そんなにはない。
しかし、面倒な、一見非合理的なことは、時に、本質であったりもする。
(前の会社も面倒なことが大好きだったなあ)

どこまでできるか?
詳しくはまた・・・

とはいえまあ、まずは営業に良い商談を運ぶことで給料をもらうのが、宣伝係。
そこそこ反応の来る宣伝文やチラシ作れます、というのは、私の存在意義の最低ラインだ。
(作れる、というのは、自分にその能力があるということでもなくて、周りのあれやこれやのアイデアをぐちゃぐちゃ煮込んでるうちにお客さんがいつの間にか集まっちゃうと思います、という、根拠の無い観測のようなもんです)

といいつつ、緊急対応した初作品はハズレ気味。
まあ始めはこんなもんだ。

原因は、宣伝をのっけた媒体の研究不足かな?
「敵をあまり知らない、己は割と知っている」 という状態。
これだと、勝ったり負けたりする。

二作目は本の宣伝チラシ。
本は、出した後が勝負。
出版そのものは、ある意味、きっかけに過ぎない。
これを、次にどうつなげようか?
波及効果が大きい(はず)なので、気合と時間を投入して、まあ、然るべきレベルのものが出来きそうな気がする。

・・・

ともあれ、営業は、面白い経験であった。
役割としては外れて、それまで話をさせてもらってきた会社さんは、他の営業メンバーに引き継ぐわけだが、中には自分がきっかけで検討を始めたとこもあり、見守ってゆかないと。

2008年1月20日 (日)

その不正防止策、間違ってる!

不正が世間を騒がせがる、ということが流行ってる。
超軍事機密がネット流出したとか、ジャーナリストがインサイダー取引したとか、重要情報を扱う公な組織では、特にありがちだ。

おなじみの謝罪会見では
「規則で禁止していた」
「やってないか自己申告させていた」
など言い訳。

「規則があったのに不正があった。意識の徹底が求められる」
など書くジャーナリスト。

彼ら、規則や意識で人をコントロールできると思っているのだろうか?
学級委員の優等生?
(7-3分けで牛乳瓶メガメをかけている→それはそれでかわいい)

・・・

Winnyトラブル防止策ほど、簡単なものは無い。
「中古パソコンをどっかで買ってきて、Winny専用機にしてください」
これだけでいい。
(知人のネットに強い有名弁護士や有名大の研究者も、これで情報収集している)

「やるな」、という禁止ではなく、「やりたいなら、こうしてください」 という相手の立場に立ったガイドをするのである。 
(とはいえ、人としてこりゃ見ちゃいかんというのは、良心に従って判断しよう)

インサイダー系の防止にも、情報提供だ。
「・・・人の専門家が、・・・の情報を集めて、・・・の予算があるから多分いろんなことをしながら、『あなたのような人』から順に、調べてるんですよ」
「まっさきにバレるのが、私たちですね! こりゃ儲かりませんね!」
お上がどうやって取り締まっているのか、仕組みを教えてあげる、相手目線のガイドである。



何かを禁止したいときには、逆に、「こうすればいいよ」と行動を推奨する。

行動を促したいときには、逆に、「こうしてはいけない」と禁止をする。

裏を突くのが、仕事というもんである。
(タテマエだけで仕事になっちゃう人達は、カスミでも食べて生きてるのかな?)

2008年1月15日 (火)

新春、標高400mから。

三連休は、最低限やろうとしていた事だけできて、あっという間に終わる。
この1年も、たぶん、そんな感じなんだろうな。

新春、標高400mを自転車で駆け上がり、見下ろした風景。
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2008年1月 6日 (日)

ヒット作『Hacks!』の小山龍介さんは実践が速い!

実家でまる1週間、のんびりお正月状態。
去年のノートやPCのファイルなどを小トランクで持ち込み、バサバサ捨てると、新年らしいスッキリ感だ。
情報過多の時代、絞ること、捨てることの方が、何かを付け加えるよりもインパクトがでかいことは多い。

必要なものだけ、手を伸ばせばある、スッキリした環境は、
2008年の『静かなお祭り』を支える重要なタスクの1つ。

そのためのワザは『Hacks』としてブームになっていて(かの伊藤元重教授も誤発注で手にしたデビッド・アレンの本をきっかけに、生産性がものすごく高くなったと仰せであった) それを本にしてヒットさせた小山龍介さんのブログを見ていて、1つ、感心。

彼、コーチ養成講座を受講した直後に、さっそく無料クライアントを募集、50人にコーチしたとのこと。
実践、速!

日本人はマジメなので、勉強する社会人が多い。
(アメリカなどでは、一部のエリート層だけが勉強するようだ。そりゃ格差社会になる)
差がつくのは、学習能力よりも、学んだ後だ。
学びを実践するかしないか。
どんな実践をするか。

なので、まともな講師は「早速明日から・・・・を実践してください」と最後に言う。
コーチングなら、「クライアントを探して実践しましょう」と。

しかし、多くの人は、実践しないで終わる。
実践しようとして、中途半端に終わる人、後に残る成果につなげられない人が、次に多い。

では、学びを成果に換えられる人とは?
「大きな成果につながるような実践」
ができる、ということなのだろう。

この点、小山さんの50人分のコーチ経験、というのは、その過程で、気づくこと、学べることがもんすごく多い。
そして、アピール材料にもなる。

こんな、実力がつき、宣伝にもなるような実践内容を考えつくことができる力。
そして行動に出た時、即座に実現できてしまう、本人の実績=ブランド力。

つまり、学びをどう実践するか、には、
その人の実力(Flow)と実績(Stock)が、如実に表れる。

私のコーチングは、営業先で時々使い、反応は良いのだが、、、カタチある実践に上げていきたいものだ。

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