スピードを出すのは、自分ではなく、状況なんだ。
今日から1週間、北軽井沢。
Specializedのクロスバイクを注文し、滞在先に配送してある。
"Innovate or Die" (革新か死か)を社是に、MTBやクロスバイクなどの新市場を創造してきたアメリカのすごい会社。2007年モデルは国内では売り切れ続出、選択肢が限られた。
最新モデルこそはいち早く、グレードを上げて・・・
おっと、無駄使い注意!
まあ、このように一度すごいイメージがつけば、自分もそれと一体になれる気がしてくる。
高くても気持ちよく買ってしまう。
そんなかっこいい道具を、自分も届けていきたいものだ。
高原を走りながら、この3ヶ月間の記憶のクリーンアップをしてこよう。
「毎週バージョンアップする組織」
を実感しながら突っ走ってきた3ヶ月間。
もっといえば、そんな2年間。
「4倍速の成長」を標榜するスピードベンチャーでショックを受けて以来だ。
ただ振り返ると、前のスピードベンチャーでも、スピードスピード、といっていた頃は、周りがついてこない場面も多かった。
紆余曲折を経て、創業の初心に立ち返ること、その理念を行動基準にすることで初めて、周り(社員も、顧客も)がまとまっていった。
ただし、行動のスピードは、決して落としてはいない。
つまり、スピードを第一基準に置いてはいけない、ということだ。
結果としてついてくるものにすぎない。
ただ私には、前職前半の感覚がより強いようで、そこは注意。
・・・
では次の第一基準は何か?
それは、つながり、と設定しよう。
誰かにとってすごく必要なものがある。
別の誰かが、それを持っている。
それを、つなぐ。
すごく必要な人がたくさんいれば、その流れは太く、速くなる。
結果的に、スピードが出る。
視点を変えてみよう。
スピードを出すのは、自分ではない。
状況なんだ。
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