最後の日
申し出から1週間で最終出社日を迎える。
このスピード、最後まで我が社らしい。
多くの社員に対して、告知はその日のうちに、管理職から直接に伝えられる。
直接のコミュニケーションを重視するのも、我が社らしい。
便箋を買ってきて、会議室にこもって退職願を書く。(当日書くな)
残った引継ぎ書類を書き、午後緊急に依頼されたセールスレターもその場で書き上げる。
今日中に終わるかな?
いつも通りの慌しさ感である。
夕方から、帰る人達が、次々に挨拶に来てくれる。
ほとんど接点を持てなかった(というかあえて持たなかった)新人達も。
このとき、1年半やってきて、本当に良かったと思う。
ささやかながら、僕にとっては終幕の拍手。
これまで、一人で独自の課題に取り組むロッククライマーのような仕事をしてきた僕にとって、最後にこの一体感を感じることができるのは、すばらしいこと。
たしかに、それだけの苦しい日々を一緒に体験してきた。
この会社での一番の財産は、危機に立ち向かいながら成長してゆく組織、という経験かもしれない。
最終出社日の充実感は、前職と同じ。
優勝はできなかったけど、いいレースを走り終えることができたと思う。
チーム新記録でシード権も獲得できた箱根駅伝、みたいな。
幸せなことだ。
そんな仲間たちのために、このブログを、近況報告の場として使って行こうかな?
カーテンコールは来月。
翌日から次のステージ!
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