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2007年1月の5件の記事

2007年1月28日 (日)

太陽とともに動こう!

先週から7時台出社を開始。
暗いうちに起き、明らみはじめる空を感じながら紅茶を淹れ、朝陽が水鳥の浮かぶ池に反射する「表庭」を1km歩くと駅に直結。普通に本が読める山手線。

問題は、終業、就寝に、つい昔のクセが出てしまうこと。。
寝不足。
げずに夏至まで続けてみよう。
人間、太陽とともに活動すべきだ。

・・・
仕事の方は、新人クンが頭脳的肉体労働をかなり代行してくれて、ゆとり感大♪ 
仕事を指示すると翌日出来上がっている、というのは、すごいことだ!
私も「こいつはデキる!凄い!」というイメージを周囲に振りまき、彼が気持ちよく仕事ができるような環境を演出したりする。

関東の店頭インタビューの速報をアポなし突撃で届けに行く。「凄いインタビュースキルですね!」とベタ褒めされる。

・・・
こうゆう対人スキルをほぼ半年かけて学んできたコーチ養成講座も、先週が最終回。
受講人数が当初の2-3割にまで落ち込む過酷な状況下、唯一皆勤した私(=唯一楽に仕事してたのかなな?)は、ほぼ1-1の豪華な学習ができた(修行中の弟子コーチが数名いたので)
今後、そのスキルはまとめて掲載していきたい。
一言で、「答は人の中に眠っている」ということだ。

この発見の成果は大きい。どれだけ大きいかはこれからわかるはずだ。

2007年1月21日 (日)

楽に仕事しよう♪

このところハマってる顧客・従業員アンケートは、いわば「鏡」 

「出店攻勢で事業は拡大したが最近頭打ち」
「これまで地道に我流でやってきたが最近顧客が流出しはじめた気がする」

こんな漠然とした『不安』は、目に見える形にしてあげることで、行動できる『目標』に変わる。

そのためにまず必要なのは、自分の姿を映し出す鏡。

とはいえ、鏡は古来王の権力を象徴する神秘的なものだったくらいで、簡単には作れない。そこで外部の専門家?(はてなが余分)が作ってあげますよ、というのが、商品コンセプトになる。

社員の声も同様。
「組織も大きくなって社員と壁を感じはじめた」
とかの不安も、まず目に見える形にすることから始める。

・・・
で、今週。
先行テストプロジェクトの最終報告会は、意外なほどあっさり終了。
大変なプロジェクトだったけど、要は経営者は鏡を必要としていて、それを提供できたんだ、と納得。

週末、実家近くで新規の調査。
開始すぐ、数人分の傾向を派遣中心の調査員から聞き出し、仮説を見出して、調査方針を変更。重点チェック事項を指示することで、短期集中の調査ができた。

秋と比べて、派遣スタッフの使い方も目に見えて向上できている。
あかぬけないメガネ優等生系?の地元有名大1年の女子スタッフ、はじめ接客系苦手かな?と思ってたけど、「やりやすかったです」 と結構うれしそう。

思えば秋には、経験者も苦しんでいた。
「やってる方が楽な仕事にしてみせる!」と内心決意したものだった。
(社内にそんなことは言ってないが)

こうゆうささやかな進歩を私は大切にしています。
(と面接で語るネタができた)

新戦力も先週から加入。
予想外に使えまくって楽!!

よって、先週のキーワードは 『楽』
楽に仕事しよう!

2007年1月13日 (土)

客から聞き出せ!

さっそく顧客インタビュー調査を新規顧客から受注。
企業理念一本槍で顧客の共感を刺激するのが我が社の営業。独特のパワーがある。
この商品、私が本気になればかなり売れるだろうな(と言ってみる)

・・・
会場に向かう途中、子供を乗せた自転車が信号無視で突っ込んでくる。自転車とは全神経を研ぎ澄ませて操縦するもの。子連れの母親になぜそんなことができる? ・・・でもそれが「話は聴けるが地図は読めない女性」なのかもしれない。自分のモノサシでみちゃいかん。たしかに車道だけの信号は見にくく自販機のせいで見通しも悪い。ヒヤリで済んだのは将来の事故を防ぐための吉兆なのだろう。歩く速さ(平均時速20km)もたまには少し抑えよう。

12時、駅に着くとヘルプの若手が居ない。電話したら寝てた。最近急成長し、仕事も増えて疲れてるのは同情するが、しかし寝坊の多い奴だ。。

無事終わり、裏庭である旧加賀藩御殿下のセレブ限定?スポーツクラブで週一の水泳&サウナ。パスカードを家に忘れた!19:30までに入らないと秋以降続いた週一ペースが切れてしまう!往復5分でとって受付に駆けつけると最終入館は19:50。。不思議そうに見つめるスタッフ。。

・・・
とトラブルは多いが、今週もまた組織の急成長を実感する濃い日々が続く。

全体会議では、皆が宗教チックなハイテンション(冷血の参謀一人をやや除く)
ともかく、客観的には危機的な状況で、重要な戦力も使えなくなる中で、この前向きさは凄いことだ。

1年半前を思い出した。
「こいつらヤバい、今まで見たこと無いホンモノだ、吸収しなきゃ」
と思った。
その後の意見の違いは予想通り多い。
しかし、こんな組織を作るチカラは確かにホンモノだ。

超ワールドクラスな内定を幾つかとってたバイト君もそれを感じ、このポンコツ会社に入ると。蹴った会社はかなりありえないハイレベル。ってゆうか超エリート集団だ。
でもイマドキそれが正解な気もする。ああゆう会社には3年以内ならいつでも入り直せるだろうし、ここくらいの経験をした後のほうが成功できるだろうし。

・・・
顧客インタビューの事前打ち合わせ。トップから絶対の信頼をうけている同僚。先行テストすると、店舗の現場を熟知する彼は自然に顧客の話を吸い上げている。

気付く。3ヶ月前、100人のインタビューで自信をつけていた私には本質が見えていなかったんだ。

つまり私は 「自分のための質問」 をしていた。
対して彼は 「相手のための質問」 をしている。

「自分のための質問」とは?
自分の仕事のために相手から情報をもらう。謝礼を渡すのはそれが相手の負担になるものだから。アンケート用紙には硬いゴシック体で「アンケートにご協力ください」と硬い。
これで人の心はつかめない。

発想を逆転させた。
その夜、設問の表紙を書き換え、マニュアルを作り、翌朝再印刷し、ギリギリで乗り込む。

「相手のための質問」とは?
相手が腹に溜めている不満を聞きだす。アンケート用紙は軟らかくコミカル系フォントで「ぶっちゃけ●●、どうですか?」 断られた相手にも「あーそうですか。この店どんな感じですか?」と一言いってみる。「ダメだね」 「ダメですかー。他と比べるとどこがダメなんでしょうねー」 自然に相手が話し始める。回答は記入せずに設問を意識しながら会話を続ける。謝礼は最後に渡す。「え?もらえるの?」 「話聴いてくれてありがとう」
そのあとで記入タイム。A4一枚に10分以上。裏一面にはメモをびっしり。

顧客は、良く見てる。
一人が、一つの小レポートになりそうなくらいの話をしてくる。
以前の何倍も時間をかけて、それを聞き出す。
あとは、それをロジカルに整理すれば、あとは店舗側が自然によくなるまで、もうあとちょっとなはずだ。

・・・

これはたしかに私の実績。
だけど、それを実現するまでに、どれだけの偶然が積み重なっていることか。

偶然を信じ、信じ抜き、積み重ねてゆく。
それが組織のマジック?

益次郎の探求はもう少し続くのさ。

2007年1月 8日 (月)

組織は生き物

ブログ更新できるのはせいぜい週1なんで、今年から週報にします。今職務経歴書を1年半ぶりに書き直してますが、そんなときのためにこそブログがあるのです。そのためには週末に1週間を振り返って、一番インパクトの大きなことを記録するサイクルがベスト!

なので、読んでる方、週に2回見ないでくださいね。

・・・
で、最近の最大インパクト。
組織は生き物のごとく成長するもんだ、と実感。

年に2-3回の「ワークアウト」型会議のこと。
ポストイットにいろいろと課題を書いて、壁に貼って、発表してゆくことで、全員の意見をまとめていく。

1年前は、不安を書き出してゆくことで「吐き出せば不安が解消して前向きな気持ちになる!」と口では言いながら、内心はもっと不安に・・・ 的な状態だった。

その後、この場で書けないようなヘヴィーな問題が毎月湧き出してくる。そんな1年を経て、結構、地に足の着いた前向きな意見が出てくる。

大きな変化。
なぜ?

・・・

1つには、カリスマ社長の立ち位置の変化があるように思う。

以前は、現場最前線でカリスマとしてフル回転していた。
当時はみなが「ミニカリスマ」となろうと必死で、結果、つぶれ、消えるケースも多かった。

その後、身を少し引き、バックアップ中心に回るようになる。
その頃から、少しづつ、組織としての独自の成長が始まったように感じる。

その結果、生き物のような生命力が備わり、かなりタフな変化にも適応して、自分にできる現実的な行動を取れるようになってきたのではないだろうか。

もちろん、単純に1年分の経験の効果もある。

ただ、同じ経験でも、上に頼るのか、タフな環境で自分で責任を負って前向きに行動してきたのか、その違いで成長度は大きく変わるのだとも思う。

・・・

かく言う私、この変化を冷静に分析しつつ、少し距離を置かせてもらってました。
まあ、その成果はいずれわかるでしょう。

2007年1月 1日 (月)

2007年は『ホンモノ』が来る

2006年は儲からなかった分、経験と自信を買えた感じの1年。

秋、かつてのゼミの指導教官に「良い経験をしていますね」と真顔で言われた。(言わせた?まー自信とかってそうゆうもんだ)
政府の重職への就任もたびたび取り沙汰される高名な経済学者。

ふりかえると、転職直後のドタバタを過ぎて、個人企業色の強い会社の3年ほどの歴史を振り返ることから始まり、営業手法・商品構成・人材力まで事業全体を考えて、一点集中の対策を企画から実行まで一貫しててがけることができた。
試行錯誤は多く、反省も多い。
でも最終的に、安定成長の基盤を作ることに成功しつつあると思う。

ありえない類のトラブル(本当にありえない!)も幾つか抱えながらも急速に成長してゆくベンチャーの組織、成長しようと一生懸命な顧客をまじかに実感できたことも、これから良い経験になるはずだ。

・・・

2007年はどんな1年になるのかな?

『ホンモノ』が来るのだ。

紅白のSMAPのようなシンプルな理念が支持されるのが、今の世の中。

私が今担当している業界もそう。小手先の小細工が明らかに通用しなくなってゆくことが、誰の口からも語られている。自社にはそのための土台もそれなりにできてきた。

『ホンモノ』の流れを作るのだ。

問題は、何ヶ月かけるか?
目標を設定しないのがポリシーな私だが、これは例外。3ヶ月でケリをつける。
そして、次の大仕事に向かっていこう。

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