店頭アンケートを成功させるには?
轟音と煙の中、5日間連続で毎日100近いアンケートを取るのはタフではあったが、何かのスポーツか冒険かと思えば結構楽しいもんだ(二度やる気は・・・)
この業界の特徴として、もともとお客さんには、お店スタッフとコミュニケーションを取る気のない人が多い。
本質的に、お店と店舗との間に信頼関係を構築することが、不可能ではないが、難易度は間違いなく高いのだ。
よって店頭アンケートも、かなり怪しいらしく、協力率低い。
最初2-3割だったかな?
5分で500円もらえるバイトなんでそうそうないのだけど、それでも、だ。
工夫を始める・・・
「個人情報をいただかない匿名のアンケートなので安心です」
と真っ先に言うようにしたら、打率5割に迫る。
さらに、
「お店を良くするためにぜひあなたの意見をいただきたいのです!」
というポジティブ語で迫ることで、さらに打率アップした感じ。
これには意外な効果があり、
「協力してください」 という仕事モードのお願いよりも、やってる自分の気持ちが楽しくなる。
なぜなら、そう口に出してお願いしていると、本当に自分が世の中のために良いことをしているような気持ちになってくるためだ。
この境地に達した時、店内の轟音や煙が、心地良い刺激に感じられてきたのであった。
インタビュー内容の工夫・・・
よくいく他店と比較してもらうと、結構、それを切り口に、向こうからいろいろな情報をしゃべってくれることが多い。
このような、「相手が気持ちよく語ることのできる切り口」を1つだけ、最初に示すことが効果的なのだ。最初のおもろい設問で、つかむ。その流れの中で、幾つか、ポイントになることを聞いてゆく。
あれやこれや設問をたくさん用意して書いてもらうより、よっぽどためになる情報を取ることができる。
早速、中間レポートに取り掛かり、クライアントの頼まれてもいないマーケティング戦略にも絡んでいけるかな?
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