みやぞんに続け! 笑笑
あの24時間テレビをみてトライアスロンかっこいいオレもやる! てなる人そういない気もしますが笑笑、普通のトライアスロンをしたい方にも向けて、小学館ダイム公式サイト@DIME記事
「みやぞんに続け!ビジネスパーソンが最短でトライアスロンデビューする方法」 2018.08.30
の取材をお受けいたいました。もちろん、みやぞんに続きたい方にもご参考いただけるとおもいます!!
僕も8年前、素人としてトライアスロンデビューを最短気味に実現 していて、当時の素人目線から語っています。よく言われる「過酷さ」とかよりも、3種目が続くこと自体に独特の難しさがあり、それが強烈な魅力であるスポーツだと思っています。未経験者さんに伝わるといいな。
トライアスロンが一般メディアに登場するとき、枕詞のごとく「過酷」とつきます。そう映っているのはストイックなイメージあって悪くはないのですが。でも、身体的なキツさも、あるいは具体的なテクニックも、対応は後から幾らでもできるもの。本質ではないと思ってます。
その過酷さを最小化しながら完走することが目標なら、それはそれで別の話はできる。でもそんなトライアスロンはつまらない。かわりに僕が記事中、強調しているのは、文化的、振る舞い的なものです。とくにバイクはそう。
// 自転車のスキルとお店のコミュニティ
それらを理解するために、僕の場合、その1年前からロードバイクをしっかり乗り始めて、当時藤沢での自転車ショップのコミュニティが大きな役割を果たしたのでした。そこで得たものは、なかなか文章化することが難しい(=僕は文章力はまあ高いほうだと自己評価しているけどそれでも難しい)、そこにしかない空気のようなもので、その存在自体に大きな価値があったのでした。
ただ、それがトライアスロンを始めることに興味あるレベルの方々にとって「読みたいもの」かどうかはわかりません。
通常、ビギナー向けには、「これだけでOK!」的なイージーな表現がなされがちですが、僕は、「初心者だから初心者向け情報だけ」が良いとは思ってません。はじめから高いレベルでの空気感を知りながら、ビギナーとしての行動を取る、ということも大事なことだと思うのです。
それ抜きでもデビューする(=完走するということ=あ!これ言い忘れた!)だけならできるでしょう。でもその先まで楽しむために、できる限り、リアルの信頼できる人間関係に入っていただくと良いと思うのです。特に自転車では、ショップとの関係が大事。
// 24時間テレビ
24hテレビも、みやぞんのバイクスキルから、交通事故リスクのないトラック内を周回することで対応して、TV映えもしないから、結局100kmマラソンを見せることになっちゃうんですよね。バイクスキルがあれば、180kmくらい景色を移動しながら走らせて、TV映えするのに。ただ交通のリスクはあるけど。
といって今回のも、ただ走るよりは、トライアスロンに注目集めて悪いことじゃないとも思うけど。
なにやっても叩かれるのが24hTV!
そして、なんだかんだたたかれながら視聴率とるのがその芸能人長距離スポーツ企画です笑笑
・・・・
今から訂正とかはできないわけですが、改善点などあれば、次の機会などに反映させていきたいと思います。ご意見くださいませ。
/ 終盤はキツい、しかし・・・
マラソンもトライアスロンも、長距離スポーツでは、終盤が最もキツい。過酷、と表現される時、多くはその状態(だけ)を指している。だから、その対応は重要なはずだ。
でも僕は、トライアスロンで最もキツいラン終盤用の練習はしてこなかった。ショートのRun10km用には1-2kmインターバルを計6kmが主で(その量の適切さを6月のDave Scott 講演で知ることになる:下記リンク参照)、アイアンマンのRun42kmに向けても30km走を1回しただけだ。
なぜなら、レース終盤のキツさは、練習で再現することが難しい。再現できなくもないが無理があり、その後の練習の質を落として、トータルで弱くなる。
大事なことなので言い換えておく。レース終盤のキツさを練習で再現しすぎると本番に弱くなる ことがある。少なからずね。
これは2018年5月のブログで書いたこと。6月に来日したリビングレジェンド Dave Scott も語っていた。
同様の考えをトライアスロン開始時から知ることができた僕は、成果のレベルを上げながら確信を深め、最終的に、自分に到達できるであろう最も高い目標をいくつか達成することができた。(※お台場のエリート日本選手権とか、世界選手権エイジ表彰台とかは、達成していないが)
その理由を改めて考えると、
だと思う。
2つめは前から言っていたし、上記ブログにも書いたので、何?て方はリンク先およみください。
ただ、「言葉」という視点は、いまさら気が付いた。でも後付けの理屈ではなくて、実際、早い時期からレースで実践してきたことだ。僕のトライアスロン初期(2010〜2012年ごろ)のブログやFacebook、さらにそこでの表現力の成長を知っている方々には、納得いただける話かなと思う。
// 言語化とは
それは、自分なりの高効率動作を、日常的に、言語表現しておくこと。
そしてレース終盤のキツさの中で、
「このように身体を動かし続ける」
と言語化したことを、確信をもって、脳内リピートする。
/// レース終盤のキツさの正体
このことに思い至ったきっかけは、Twitterでの商社マン9時間台アイアンマンさんとの会話。彼の仮説として、精神=より正確には脳の認識=がラン後半のダウンを生むのでは?ということ。このツイートね
Ironmanのランで必ず減速する理由について考えてみた。
現段階の仮説ベースではこんな感じ。
✔︎ペースは感覚である程度わかる
✔︎減速の感覚が出始める
✔︎時計で減速してないか確認したくなる
✔︎減速を時計で確認
✔︎脳が限界だと反応
✔︎どんどんスピードが落ちる— Osaka 小坂@Ironman『9時間台』 (@HOinTRI) 2018年8月20日
僕は精神力を排して考えるタイプなんだけど、仮説として、おもしろいなあと思った。
まずトライアスロン終盤の疲労の正体を確認しておこう:
以上は、身体性能と動作効率の視点からの、いわば「レーシングマシン」としての理解だ。
ただこの過程を「脳」という視点から改めてとらえなおすと:
最後、体が終了した後に動き続けるのは、私の場合、動作の言語化が効いてます。この動きなら効率的なはずである、という思い込みは少なくとも効いてます。これブログとか書いててよかったと思うこと。
— 八田益之『トライアスリートのエスノグラフィー』重版発売中 (@HATTA_Masuyukey) 2018年8月23日
体力は使い切ってるわけだから、あとはアタマしか残っていないのだから、そうするほかないわけだが。ただ、酸素の足りない限界手前の脳がイキナリ斬新かつ優秀な仕事をしてくれるはずもなく、日頃から用意しておかねばならない。それを僕はたしかにしてきたな。
KONA2013は好例で、『覚醒せよ、わが身体。 トライアスリートのエスノグラフィー』 p222以降で書いたのは、そんな現象です。
※本はAmazonには入荷がないので、書店注文か、もしくは八田にFacebookでメッセージください。送料込1,944円でサイン入りお送りしますよ。(少々お時間いただきますが)
たまに、わざわざAmazonde新品同様の価格で中古を買われる方がいらっしゃるようですが、まったくお勧めするものではありません。僕が出品しているのは、悪質業者への牽制目的だけです。抜かれる手数料も高いし、売りたくないのです。(でも注文がきたら規約上、私の直送を勧めるわけにもいかないし、面倒なのもあって、出しますが)
「本はアマゾン」という認識は、そろそろ捨てられていいころかな、と思ってます。まあ、新刊ベストセラーはその限りではありませんが。
着々席が埋まっています。講師三戸さんのメディア登場も続々!
日経ウーマンオンラインインタビュー第2回、道端カレンさんバイク写真の長い髪のなびきみ、かっこいい! (短く切ったのは今年、負傷後入院前)
一方で、男性アスリートではショートが多く、夏のオリンピック種目は特にそう。やはり Rio2016 podium man とか画像検索でわかる。白人なら金髪の刈り上げショートが多く、黒人はほぼ坊主的なの。
「男だけ頭から放熱するから男だけ髪が邪魔」なんてことはないwので、単に文化的な理由によってそうなっている。文化=「周りがアスリートをどうみてるか」「アスリート自身はどう見られたいのか」という、その男女差×人種差が表面化したもの。
そもそもスポーツとは、文明開始以来、若い男限定のもの。近代五輪は欧州貴族の遊びなので、さらに白人の中上流階級に限定される。その世のイメージはそうそう変わらず、男子トップアスリートに投影される。その結果が刈り上げショート。
この主流文化へのカウンターとして、1960−70代あたりから女性やアメリカ西海岸発の新興スポーツなどなど出てくる。ここは土壌の文化が違うので、髪型も変わる。
女性のガチなアスリートがマトモに出現しはじめたのはせいぜいこの半世紀のこと、男子トップと名声収入かわらないスーパースターが続々登場したは割と最近な気がする。このなかで、「男ではない女のアスリート」、というアイデンティティを強調したい気持ちがあるのかもしれない。
いや単に、手足が長くて髪色が軽いブロンド系であることから、競技中に長いのが似合うだけなのかもしれん。
文化差なので、競技によっても大きく変わる。典型は冬のスポーツで、スノボとかカウンターカルチャー系の影響も強いので、白人でもロックスターみたいな長髪パーマとか超普通だ。寒いから長いほうが温かいともいえるが、その理由だけでは、暑いのに長髪な女性ランナーを説明不能である。
サッカーもアンダークラス発の競技なのもあり、わりとロックな髪型が混ざるかな?
入れ墨&タトゥー率の違いも、文化差だろう。日本人にはいまだに、世界のトップアスリートたちがあたりまえのようにタトゥー入れまくりなのを知らない方々も多いようだ。さすがに近年のTV性能アップで減ってるだろうけど。
とはいえ酷暑の2020夏の東京で、女性が長いままかはわからないが。マラソンランナーとか切ってくるのかな?
2020年にメダリストが温泉に入れないとか起きがちだが。笑
ラテン民族の父と日本女性ハーフ、という生物的および文化的特徴からは、髪は長いのも短いのもどちらもありうる立場。
で実際、長くなびかせもすれば、切ってもニュースになる。こんな選択もモデルとしての職人芸の1つだ。
・・・
日経の取材は7月、超猛暑がちょっとだけ緩んだ日の午後。人物写真にはよくないらしい西陽が差し掛ける状況だけど、カメラ、メイク、モデル、それぞれがプロの技で瞬時に対応してゆく。ほんの数分間でできあがった写真のクオリティに驚いた。
カレンさんは、カメラマンがシャッターを押して少しだけ構え直す一瞬に、次の全く違うポーズを取ってゆく。これが技。あの撮影風景、許可とって横で動画撮っておきたかったくらい。
そんな取材でも、和やか、楽しそう、面白い、そんな場の空気が伝われば。心からたのしんでやってることは、少しでも広く伝わってくれると嬉しいです。
日経ウーマンオンラインインタビュー最後の第3回は週明け。トライアスロンの話題は終了、また違った一面が語られています。お楽しみに!
日経ウーマンオンライン8月10日の第2回:
この回つまりは、大人になって運動するようになってから、2018年3月のケガ発症直前までの競技パフォーマンス成長の過程を書いています。
< 成長、挫折、再成長 >
産後のヨガ&TV体操の継続習慣があり、たまたまTVの仕事でマラソンを走ったのをきっかけに朝ランを始め、その流れでトライアスロンも始め、ときっかけを挟んで、やることは変わってゆくけれど、共通するのは、やる、と決めてからの徹底。
同じ企画でマラソンはじめた芸能人さんもいれば、同時期にマラソン始めた市民ランナーさんもいるわけで、スタート時点ではみな同じ。スタートダッシュを鮮烈に決めたわけでもない。ただそんな大勢の市民アスリートたちとの大きな違いがあって、それは、進歩が止まらなかったということ。
今年3月までは。
道端カレンオフィシャルブログ 「股関節唇損傷0」 の投稿は5/26。6/7の「最後に」 まで19回分の連続投稿があり、以後も関連の投稿が続いている。6/1の「股関節唇損傷7」 で書かれた生い立ち、福井の思い出がほっこりしていて良い。
けれども、
ちょうど今年は国体が出身の福井県での開催であることもあって、国体(10月)への申し込みもしていた。
もちろん福井県代表。
福井で行われる国体には、私にとって特別な思いがありました。
と最後に。思い出の土地を晴れ舞台にしたかったのに、できなくなってしまった。
僕は、せめて、書いておこう、伝えよう、と思った。この3回連載でのライターとしての大きな動機。最後書いたように、順調に進んでれば福井国体2018の上位半分には入ってただろうと僕は推定しているのもあって、逃した成果は大きいと思うので。
だったのだけど、
また下から積み上げていかないといけないのですが、私は努力するのは嫌いじゃないので、その過程も楽しみたいと思います。トライアスロンは逃げていくものじゃないので、私がまたここから進んでいけばいいから。
なんてサラリと語られると、もっともっと伝えるべきものあるなあ、という取材でした。
・・・
日経ウーマンオンラインインタビュー、最後の第3回は来週予定です。またちょっと違った一面が語られています。お楽しみに!
#道端カレン #トライアスロン #日経ウーマン
" コントやってて、「台本を覚えれて凄いですね」て褒められるんだけど・・・
" テレビ体操とかラジオ体操って、子どもの頃にやっても、もともと体が柔軟だから、なんのためにやるの? って不思議なんですよね。でも大人になると体が固まっているから、「イタタタ! 伸びる! 気持ちいい!」など、いろいろと発見があるんです。 "
" どんなに忙しくても、朝は自分だけの時間 "
日経ウーマンオンラインにて取材していただきました。 本日第1回が掲載され、今夜0時に続編が掲載です。 良かったら読んでください。 #日経ウーマン
2018年 8月月9日午前4時35分PDT
// 宣伝:100年キャリア時代の新たな働き方を //おまけ:私が今夏から参加している、株式会社メイクス「ウェルビーイング・セミナー」のご紹介を。2007年に日本で生まれた子供の半数以上が107歳以上生きる。ベストセラー『ライフ・シフト―100年時代の人生戦略』で紹介される寿命予測です。こんな時代の幸福の条件とは、長きにわたり「価値を生み続けるもの」を手に入れること。マトモな企業経営(=株式)や不動産への投資もその1つ。ただ、いうまでもなく、最大の価値の源泉とは、私たち自身の働き方、です。そして、心、体、人とのつながり、等々も「価値を生み続けるもの」です。市民アスリートであるということも、その表れ方の1つ。つまり幸福への道はいろいろあって、そのヒントを提供していこう、という取り組みです。9月5日夜には、注目のベストセラー『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』 の三戸政和(みと まさかず)氏 をお迎えします。中小企業の売買(M&A)による事業承継という、昭和型「日本型サラリーマン」の限界を超える新たな生き方をお話いただきます。詳細&お申込はこちらから:8月19日小倉広さんは満員御礼。今回もお早めに!本は、企画時点では9万部、決定時に10万部、いまみたら11万部! 売れ方がすごい。
ちなみに、昨今問題になる「かぼちゃ」その他は、商品力のないものに家賃保証(サブリース)つける、という矛盾したものを、不勉強な素人(=残念ながらそういわざるをえません)に無理に売った結果。なにかを始めるなら、まずは確かな情報を入手し、勉強するしかありません。そんなヒントにもお役立てください。
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