カテゴリー「世の中すごい人がいる!」の17件の記事

2009年9月 6日 (日)

旧友の財務官僚タカダが、世に出つつある?

3年前、イギリス赴任時代に日英の官僚組織の違いなどなどを書きためたレポートが、あの党のあの大物に注目されるなどなど・・・ http://plaza.rakuten.co.jp/takadahmt/diary/200907220000 ・・・ となればマスコミも放っておかない!

日経ビジネスオンライン:  http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090907/204180/?P=1  ほか日経本紙などなど登場中!

 

そんなタカダが何気に偉いのは、主催する毎月の勉強会が何年も継続していること。ロンドン時代も、駐在/留学日本人の何十人か集めていた。そりゃ、参加者にとっても集まりたい場だろうな。

 

その勉強会で、恵比寿まで50km、箱根駅伝8-9区ルートをLemondのロードバイクで駆ける。1号線は車が速く、油が臭う。市街地に入ると車の動きが複雑だ・・・ 海沿い134号と違ってムダに疲れる。民主党よ、エコな自転車にとってのムダも排除してくれ! 道も少し間違えて所要2時間。
・・・と過程が酷くでも、ゴールの達成感は全てを流す!
(はずが、その裏でヤバい事態が進行していたのであった・・・)

 

タカダの話は、3年前の帰国直後のとほぼ同じ。政治的に表現するならば「ブレてない」。時代が彼に追いついている。かっこよく言うならば。
情報量が絞られたのは、時間の経過か、それとも自信か? あと、漢字だらけだった文が、普通にひらがな使うようになったかな? 

 

メジャーマスコミからの新規参加者が何人か。ニュース番組の中継まで入る。
何といってもあの大物の威力はあるのだろうが、、自分の仕事・周りとの関係などを、今まで真面目に考え続け、発信し続けた、自然な結果なんだろう。それが、ちょうど時代の風にぶつかった。良い話だ。

それから、霞ヶ関という組織、若手のこうした発信を許容しているのは、組織としての自由度は高い、といえると思う。

 

午後、ガーデンプレイスで気持ちよく呑む。これも「本場のビール」、旨い! 輪行バッグにバイクを詰めて電車で帰ろう、、、その時、悲劇が僕を襲う!

  1. 修理キットを積んだサドルバッグが無い! 慌ててホイールをはめて会場に戻ると、守衛さんが確保してくれていた。なんと朝、輪行バッグに収納するとき、その場で放置してしまっていたのであった! 
  2. そして、慌ててはめたホイールは、エンドのばねを逆につけた結果、斜めになっていた! あぶないあぶない!! 翌日ブレーキ調整をしていて気づいた、よかった。。  

 

【自転車ノリのためのマニアックな教訓】

  • 初ルートでは、間違えそうなポイントでは、まず間違える。Google-mapの衛星写真+Street-viewでシミュレーションしておけ!
  • 高速巡航するならリュック! メッセンジャーバッグは左右非対称で集中できない・・・20km/hで流す時の装飾品と割り切れ!
  • 小物を大事にしろ! (サドルバッグとか)
  • ブレーキの調整を確かめろ! (これはできた、よかった!)

都心への自転車移動はこれからもやってみよう。

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2009年2月16日 (月)

「先が見通せなくなっているのは・・・哲学がないからでしょう」 東大寺長老、森本公誠の言葉

「先が見通せなくなっているのは経験に頼り、
普遍性のある哲学がそこにはないからでしょう」

日経ビジネス2009.02.09号巻頭、東大寺長老、森本公誠(74歳)の言葉。

「100年に1度の大不況とか言われますけど・・・
あの敗戦前後の激変とは比べものになりません。」

「世の中は一定した動きで進んでいくものではなく、多少の波はあります。今まで経験していなければ余計に巨大な波に見えるんじゃないでしょうか。」

という言葉の後で、冒頭の名言が続く。

 

そんだけでも十分なんだけど・・・ そっからが、さらに凄い!

「東大寺は奈良時代に聖武天皇が作られたお寺ですが・・・ 旱魃、飢饉、大地震、伝染病と6年間も天災が続いたのです。」

なんという時代感覚!

こんだけの伝統を背に見れば、今の混乱なんてコップの中の嵐もいいとこ、だろ。

 

そして一言。

「自分ならその時代の危機をどう乗り越えるか
  という発想がないと」

 

伊達に大仏守っちゃいないぜ・・・

 

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2008年12月21日 (日)

「人間って・・・ 悪い時に、成長していると思う」 ~ 岩田守弘

深夜、なんとなくTVをつけたら、NHK「プロフェッショナル」にバレエダンサーが出ている。
クマカワテツヤのような華やかさをイメージしがちだけど、違う。
職人のような静かなたたずまい。

スタジオで軽く跳んでみせる。
一瞬で、タダモノではないことがわかる、動き。
そのまま見入ってしまった。
録画ボタンを押すのも忘れて。

間近でみていた住吉アナは、「重量感」! と表現する。

重力に逆らって、力強く飛ぶ。
汗が飛び、呼吸があがる。
床に下りるとき、音はしなくても、
風圧のような、物理的な衝撃が伝わってくる。
おぉ・・・! 
これは、紛れもなく、ハードな筋肉運動だ。

 

そして、彼の言葉も、シンプルで静かで、そして、重い。

「人間って、いい時は結果が出るけど成長しない。
 悪い時に、成長していると思う。」

こんな経験、あなたには、ある?

「そういうのをへてきた人が、本当に感動させられる踊りをする人。
 自分もそう生きたい」

彼の言う「悪い時」とは、十分な実力があるのに、ただそれを発揮する場にだけ恵まれないということ。どうすれば場を得られるか? というモガキが、彼を、文字通り1つ上のステージに引き上げたんだ。

そのボリショイバレエ団ソリスト、岩田守弘さんのブログが、いい。
http://ibashika.exblog.jp/

日本公演直前、う~~っれしいな~~~!!と繰り返し、NHK放送後100件を越す熱いコメント。涙が込み上げてきてしまいました、と喜んでいる。

これからの時代の価値観とは何なのか。 ・・・  心を豊かにする、心の時代である、などとよくお題目のように言われるが、今回こうしたことについて具体的なビジョンを岩田さんに見せていただいた気がする。

茂木健さんは、ここまで言う。

住吉アナは、涙を流す。

 

彼にあるのは、
「伝えようとするのではなく、自然に伝わってしまう」。
静かな説得力だ。

アンコールやらないかな。

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2008年11月30日 (日)

渾身のノンフィクション『いま分かる、お金の味…』

行政書士の開業、不動産の賃貸オーナー、などなどベタな事業で、マーケティングを徹底的に極めることで成功した起業家、金森重樹氏。

2006年3月から実に2年8カ月、発行30万部のメルマガ「回天の力学」で連載されてきた『いま分かる、お金の味…』が、ついに最終回。

東大法学部を卒業しながらフリーターをしていた金森氏が先物にハマり6000万の借金、年600万の利子を背負い、自己破産もできない、まさに現代の奴隷の状況から、10年かけて脱け出した、喩えるならば映画 『ショーシャンクの空に』か『グラデュエイター』並のドラマがつづられている。

もうアホかというくらい必死で書きあげてきました。
最後のほうは、書いてる間に、自分の昔のいろいろなことが思い出されました。それで、涙がぽろぽろとこぼれてきて、パソコンのモニタが滲んでもかまわず必死でキーボードを叩いて書いたんです。

と最後に書くのも納得の、渾身の自伝だ。

初回はここから。
http://archive.mag2.com/0000086027/20060310103545000.html?start=40
ただし。
広告の多い読みにくいページを、50本以上読む気がない限り、そして、それだけのヒマがない限り、読むことは全くオススメしません。

といいつつ。。
書き出しから凄い。少し引用させてもらいます。

   遠くでちいさな女の子がわらべ歌を歌っている・・・
   
   お金 あまいか すっぱいか・・・
   お金 あまいか すっぱいか・・・
   お金 あまいか すっぱいか・・・
   
   ふと気がつくと、東京ドームに程近い、一日中まったく日の光のあたることの
   ない薄暗いアパートの布団の中で、すでに正午を過ぎているであろう時間に僕
   はひとり考え事をしていました。
   ここは、弟と二人で事件が起こった後に引っ越してきた6畳一間風呂なしの、
   多分元は倉庫だったであろう部屋を改造して作られた真っ暗な部屋でした。

   本当は、わらべ歌を歌う女の子などどこにも居ません。
   聞こえるのは、規則正しいリズムで『テツ、テツ、テツ』と蛇口から漏れてい
   る水滴の、オレンジ色に錆びたシンクを打つ音。
   そして、『ブーン』と回る換気扇のたてるかすかな低音の音。
   僕のいま寝ている部屋には日の当たる窓がないため、電気を消した部屋は真っ
   暗で、一日中換気扇を回していても、湿気が壁にじっとりと水滴として付着し
   て、無数のカビが模様のように壁を覆いつくしていました。
   
   僕は夢を見ているのでしょうか?
   いえ、25歳フリーターの僕は確かに数千万円という借金を抱えていました。
   そして、その借金は毎時ものすごい金利によって膨らみつづけていました。
   

   
   放置自転車や、壊れたビニール傘や、その他無数のゴミが放り込まれた、水の
   減った神田川のドブの中からすっぽんが一匹首を出して、僕のほうをじっと見
   ていました。
   僕も黙ってすっぽんを見ていました。
   
   頭の中で何度考えても、フリーターの僕には数千万円という金額の借金は返せ
   そうになかったし、また解決策も皆目見当がつかないでいました。
   
   すっぽんになりたい・・・
   すっぽんになって、ドブの中をすいすいと泳いでいるほうが自分の今おかれた
   境遇よりは幾分か快適だろうと考えていました。



人間、やると決めること、それを徹底すること、その力って凄い。

でオマエはどうなんだ、と。

 

オマケ:今日の走行ルート。

晴れた冬の日曜、湯島~代々木~渋谷。良いルートだ。 

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2008年4月27日 (日)

小倉広の凄さは『人が人に与える影響力』に対する感性にある

私をベンチャーの世界に引き入れた小倉広さん。


 

この本の特徴は、AMAZONの書評が的確に書いていると思う。
(ちょっとサクラっぽいけど)ここの書評にウソは無い。僕が保障する。返金保障もしちゃおうかな?
(その前に公開ディベートさせてもらう。この件に限ってっては勝てないね、キミが誰であろうとね)

著者、小倉広の凄さは、『人が人に与える影響力』に対する、鋭い感性にある。

この本を一読すれば、この本が、
「自身の失敗談をキッカケとして、人事・組織の基本理論の解説をした本」
であることはわかる。

「人事・組織の基本理論の解説をした本」
なんて世の中に幾らでもある。

その中で
「自身の失敗談」
を、これでもか、と語っている本は、あまりないかもしれない。
これはこの本のユニークさ、だ。

でも、そこで満足するなよ、読者達よ。

考えてみてほしい。

これだけの文章を書くために、どんだけの 『感受性』 を要するのか?

小倉広が
『人が、人に与える、影響力』
について、どんだけの、感性を持っているのか。

だからこそ、これだけの文章を、一貫して書き続けることができるのだ。

普通、ビジネス本の著者というのは、ある種の誇らしさと共に、文章を書いている。
読者は、そんな著者の姿に、自分のヒーローを重ね合わせ、共感して、1500円を払う。

そうゆうのとはまた違う世界が、ここにはある。

・・・

この本の最終章は、僕には、少しだけ、痛い。
そして、僕の覚悟を、少しだけ、強くさせる。

だから面白いんだよ、この世界は。










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2008年4月21日 (月)

私を、ベンチャーの世界に引き入れた人が、本を出した

私を、ベンチャーの世界に引き入れた人が、本を出した。


本というものが凄いのは、一流の著者が積んできた経験の、極上のエッセンスだけを、丸ごと味わえること。
じゃあ、この本の著者の経験って?

  • 少年時代は●●● (ネットで書けるか!)
  • リクルートでは、後に超有名ITサービスで名を馳せたビジネスプロデュサーや、日本の人事の流れを変えたコンサル会社を起業して大成功させたトップコンサルタントと仕事をして
  • ベンチャーの世界に転じてからは、国民的な知名度を誇る(もしくは、誇った)ベンチャー経営者から三顧の礼での役員就任を受けながら・・・
  • 「パチンコ」、という世界を変革する、というユニークにして重いミッションを負うに至り、
  • すさまじい失敗の数々(ネットで書けるか!)の中から、しぶとく会社を育ててきた・・・

という20年間。
まさにそのエッセンスを盛り込んだ本だ。

全体を通して感じるのは、
「人と人の関係、というものに対する、ものすごく繊細な感受性を持ってしまった人」
なんだろう、ということ。

それは、私がリアルで知っているから、ということでなく、文章で読んで改めて思ったこと。
でないと、入社以来のいろんなエピソードを、こんなには解説できないだろう。
そして、だからこそ彼は、人と組織という世界で成功しているのだと思うのだ。

で、その中身は・・・
またいずれ。


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2008年3月 9日 (日)

すごいスポーツ番組登場☆NHK「アサファ・パウエル 史上最速の男」

NHKスペシャル新シリーズのミラクルボディー第1回は
アサファ・パウエル 史上最速の男

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ニュータイプのスポーツ番組かもしれない☆
冒頭、100m走の超スローで5mあたりで凄さに気づき、録画したのは30m地点あたりから。
再放送は最初、0mから録画しよう →失敗。。。

今、多くのスポーツ番組は、沢木耕太郎系の人間ドラマか、芸能バラエティー系か、のパターンが多い。
ドラマチックなのは結構だけども、それだけなら、スポーツでなくたっていい。
(村上龍とかキーナートとか、日本的予定調和を許さない系の人達が批判してきたのを覚えている)

これ、全然違う。
スポーツの本質、体と技の圧倒的すごさを、真正面から描いている。
その1つが、100m10秒間を数分かけた、超超超スロー。
1歩2.6m×1秒4.96歩=1秒で12.9m進む姿を表現する、映像と、音楽。

インナーマッスル(大腰筋)の太さ、
腱の硬さ(1cm伸ばすのに通常人の数倍、100kg以上の力が必要!)、
など、科学でも解明してゆく。

ちなみにサイズは190cm88kg。室伏広司が187cm99kgなので、上半身の筋肉を10kg減らした程度?無茶苦茶な筋肉量ではない。かのベンジョンソンやジョイナーのようなサイボーグ感も無い。

人間の能力って凄い。
単純に、感じる。

ジャマイカの練習風景は、ちょっと沢木耕太郎風味?
朝暗いうちから、キングストンのゆるい坂に集まり、坂道ダッシュを繰り返す選手達。

田舎町のパウエルの実家の前にも、同じような坂道。
子供達が、無邪気にかけっこしてる。

「子供の頃、兄達とこの坂で競走するのは、何よりも楽しかった」
語るパウエルは、少し苦しそうだ。

大阪世界選手権の100m後半の写真は、苦悩そのもの、である。
大舞台では必ず勝てない、無冠の最速男。

今夏の北京、克服する姿を見たい。

・・・

これはすごい! というスポーツ番組あればオススメくださいね。

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2008年2月22日 (金)

ただ抹茶色なだけのポストを全国3紙に載せる斎藤吾朗☆

朝日読売毎日


Photo_2ただ抹茶色なだけ、のポスト。

全国3紙が一斉に取り上げるって不思議でしょう。

それは、発案者そのものが不思議だからだ☆

当ブログの(趣旨に合わないのに)人気記事No1の芸術家、斎藤吾朗センセーである!

彼がどれだけ不思議なのか?
一度、この記事を読んでみたまえ!
http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_33c7.html

 

・・・追記・・・

2009年03月23日の朝日に続報!

http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000120903230001

●熊野本宮大社も相談

 抹茶の生産地にちなみ、抹茶色に塗ったユニークな郵便ポストが西尾市にお目見えしてから約1年。ポストを活用した街おこしや他の自治体との交流が、住民主導で盛り上がっている。(連勝一郎)

 ポストは、同市在住の画家の斎藤吾朗さん(62)が、「抹茶色のポストを市のシンボルにしたい」と発案したことがきっかけだった。

 

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2008年1月 6日 (日)

ヒット作『Hacks!』の小山龍介さんは実践が速い!

実家でまる1週間、のんびりお正月状態。
去年のノートやPCのファイルなどを小トランクで持ち込み、バサバサ捨てると、新年らしいスッキリ感だ。
情報過多の時代、絞ること、捨てることの方が、何かを付け加えるよりもインパクトがでかいことは多い。

必要なものだけ、手を伸ばせばある、スッキリした環境は、
2008年の『静かなお祭り』を支える重要なタスクの1つ。

そのためのワザは『Hacks』としてブームになっていて(かの伊藤元重教授も誤発注で手にしたデビッド・アレンの本をきっかけに、生産性がものすごく高くなったと仰せであった) それを本にしてヒットさせた小山龍介さんのブログを見ていて、1つ、感心。

彼、コーチ養成講座を受講した直後に、さっそく無料クライアントを募集、50人にコーチしたとのこと。
実践、速!

日本人はマジメなので、勉強する社会人が多い。
(アメリカなどでは、一部のエリート層だけが勉強するようだ。そりゃ格差社会になる)
差がつくのは、学習能力よりも、学んだ後だ。
学びを実践するかしないか。
どんな実践をするか。

なので、まともな講師は「早速明日から・・・・を実践してください」と最後に言う。
コーチングなら、「クライアントを探して実践しましょう」と。

しかし、多くの人は、実践しないで終わる。
実践しようとして、中途半端に終わる人、後に残る成果につなげられない人が、次に多い。

では、学びを成果に換えられる人とは?
「大きな成果につながるような実践」
ができる、ということなのだろう。

この点、小山さんの50人分のコーチ経験、というのは、その過程で、気づくこと、学べることがもんすごく多い。
そして、アピール材料にもなる。

こんな、実力がつき、宣伝にもなるような実践内容を考えつくことができる力。
そして行動に出た時、即座に実現できてしまう、本人の実績=ブランド力。

つまり、学びをどう実践するか、には、
その人の実力(Flow)と実績(Stock)が、如実に表れる。

私のコーチングは、営業先で時々使い、反応は良いのだが、、、カタチある実践に上げていきたいものだ。

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2007年12月 2日 (日)

世界的マジシャン、前田知洋のコミュニケーション術、自己成長術。

NHK「トップランナー」(なんで教育TVなんだろう?)で、至近距離マジックのスター、前田知洋が出ていた。
すごいマジック!
古典的なカード当てで間違える。戸惑って、素人っぽく、「もう一度やらせてください」といって、そっから前田ワールド☆
本上まなみの手の中で、破ったカードがくっつく!

独創的にしてエレガント、と世界的に評される言葉その通り。

さらにすごいのは、テクニックは、ありふれたものを使っている、らしいこと。
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/tomo-maeda/insight.html

技そのものではなくて、見せ方、相手のとのコミュニケーションの仕方、が、この差をつけているのだ。
だから彼は、マジックではなく、コミュニケーション術の本を最近出している。


この手のノウハウは、こうゆうホンモノな人に頼ることだ。
(6日の再放送を録画してこの名人芸を研究することにした)(でもなんで総合TVなんだろう?)

もともと天性のものはあるようで、大学のサークルでマジックを始めて3年で、就職がバカらしいくらい稼げるようになってしまった!でアタマを冷やしにロスに留学したら、近くに名門マジッククラブがあり、オーディションに通ってしまった!そのうち、バイト時代の客の一人が、新オープンするレストランに誘ってきて(それだけ印象が強かったわけだ!)、断るつもりで年俸2000万をふっかけたら、通ってしまった!しかも5年契約!

彼がさすがなのは、この総額1億円を、自己投資にきちんと使っている。もろもろ高級店のサービスを自腹で受け、各界一流パフォーマーを見る(楽しそうな投資だ) 

「この時期が、今の前田知洋を創った」 と。

ふつうの一流から、超一流へ上がる差は、こんなところにもあるのだろう。

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2007年11月11日 (日)

元DELL社長、浜田宏さんの話を聴く

営業の途中で有楽町駅の地下(が先月にできたのだ)を通ると、地下通路らしからぬ行列が。
「90分待ち」 と書かれたプラカードを持つ警備員。
開店から数週間たった、ただのドーナツ屋に並んでるのだ。

それは 『クリスピークリームドーナツ』

その日本上陸を手がけるのが、再生ファンドのリヴァンプ。
その経営陣の、というか、DELL日本法人を急成長させた浜田宏氏の、講演に行く。

 

ギラギラした猛獣のようなイメージを持っていたのだが、意外と円い雰囲気だ。至極もっともなリーダーシップ論を語っていたのも、ちょっと意外。

心(人間力)・技(スキル)・体(強烈な体験)の3要素の循環が、経営者育成のサイクルであると。
またリーダーの仕事は、フィードバック/コーチング/キャリア育成/高潔であること、の4つだと。

構成もオーソドックスで、自身の体験談からはじめる。
ごく平凡な高校教師の家庭に育ったと。平凡な教師=新聞はA日、選挙はSK党かKS党、金儲けは悪人がすること・・・である。 (なぜか私も共感する光景である) 

そんな環境の中だが、なぜか子供の頃からグローバルなビジネスマンになりたいと夢見て、しつこく実現してきた。あそび過ぎて商社などに落ちまくった後、採用期間の終わったマイナーな船会社に3日座り込み、「2度とくるな、入れてやるから」 (・・・?)と入社。しかし大不況が襲い、外資の世界に飛び出し、トップ校でもないMBA卒業後、現地で薄給のコンサル会社に入ってから、一気にキャリアが加速、今に至る・・・

各テーマがきっちりと10分づつ。(私けっこうこうゆう細かいことに気づく)なのである。自由に自然に話しているのだが、その枠は超えないので、全体の進行は極めてスムーズ。優れた時間管理だ。

 

「ときどきで、一番熱中できそうな仕事を選んできた。結果的に、一番給料の低い仕事ばかりだった。熱中することで結果を出し、お金も地位も後からついてきた」

かっこいいことを言う。

ミーハーな私は質問する。
「私は営業マンです。教えてください、なぜ、DELLの法人営業はあんなに急成長できたんですか?」
(ウェブ直販のビジネスモデルが通用するのは個人相手に限った話、法人相手に売れるには別の理由があるはずなのだ)

「営業の給料を成果主義にした。そのために社員とはすっごい衝突して辛かったが。それで3か月ごとに何百万かのボーナスが出るようにもなった」
(でもそんなの、外資じゃマイルドな方でしょう? $でなく¥ですから)

「もう1つは、データの活用。どれだけ予算がありそうか探ることから始まって。そうゆうのを徹底して実行した。」

そう、この徹底実行こそが、DELLの本質に違いないのだ。
多分、そのてっていぶりは凄かったはずなのだが、
「辛いことは、忘れちゃった」

で残ったのが、シンプルに美しいリーダーシップ論なわけだ。

も1つ印象に残ったのは、「ハマダさん、それ違う!」とつっこんでくれる社員が周りにいっぱい居て、助けられた、との一言。モーレツな仕事の中でも、こんな被ツッコミ余地を残していること、多分、素直さのようなものは、大切なことだな。

追記。
詳細が載りました。
http://www.axiom.co.jp/event/fom071110/f0711101.html

人材紹介会社のイベントだったのですが、目的は転●ではなくて、人材ビジネスのマーケティング手法の研究、ですので。。

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2007年8月 5日 (日)

ツヴァイ創業者 太田栄之さんのお話 ~ 10年かけて実現した初心

普通に15-6時間会社にいる、ある意味、忙しい日々が続く。
その時間分の手応えもすぐに返ってくる、ある意味、楽な日々も続く。

んな中で、有象無象な結婚相談所の中でワン&オンリーな地位を守る『ツヴァイ』の創業メンバー、太田栄之さんの話を聞きに行く。高校OB会主催の、こじんまりとした会だ。

・・・
1984年、オイルショックを抜けて世界的企業への成長してゆく財閥系一流重厚長大メーカーの企画課長。

44歳の太田さん。
一見、満ち足りたエリート街道だ。
しかしそんな中
「新しいことをしたい!」
という強烈な枯渇感に襲われていたという。

そんなとき、ドイツ人の心理学者(結婚学者?)が、ジャスコの岡田会長を訪ね、結婚紹介所のビジネスモデルを紹介する。

もしそれがダイエーの中内だったら、手は出したかもしれないが、失敗もしたかもしれない。本人は天才だが、自分の才能を一歩超えたところでは無力な人、いいかえれば、他人を育てられない人だからだ。
ヨーカドーの伊藤だったら、そもそも手を出さないだろう。小売だけに愚直に集中し続けることで成功をもぎ取った、店舗販売の職人だからだ。
岡田という、社会全体を見渡すセンスを持った天才商人だったからこそ、このストーリーは始まったのかもしれない。

その経営者として、太田栄之に白羽の矢があたる。(形式上、社長はジャスコ社員が担当)
条件は、3年以内の黒字化。

「ドイツのように広告だけ出しても、日本人はついてこない」
「日本で成功するカギは、大手企業の人事部、労働組合の中に入り込むことだ」
直感したという。

しかし、それまでの日本に、ああいうタイプの商売なんてない。
まさにイノベーションだ。
大組織の、しかも人事に、浸透はしない。
もちろん、新聞広告だってあたらない。
初年度、2億の赤字。

あれこれ模索する中、おなじみの、本屋の紙袋全てにハガキを封入する、という広告が大当たり。
紙袋を製造する工場の段階で自動封入する仕組みなのだそうだ。
3年という期限の最終月、初めて期間黒字を達成する。

が、広告の効果はすぐに落ちる。
あれこれ模索を続ける日々が続く。。

そして創業から10年後。
大蔵省(を皮切りにその他官庁)、トヨタ、松下、SONY・・・ 
広告に社名掲載OK, という法人顧客が続々と表れる。
これを機に、女性会員が激増。

その後もトラブルは続くが、2004年、結婚紹介所として初の株式公開を実現。
4億円の投資が、100億円の時価総額として戻ってくる。
その大部分はジャスコだが、それだけでも、なかった。

・・・
太田栄之さんの語りは、ある意味、地味だった。
しかしその声、一言一言から、大きなものを達成し終えた充実感が伝わってくる。

運と追い風は、たしかに、あっただろう。
しかしそれだけの成功ではない。

日々の仕事に追われる中で、大きなビジョンを描き、10年かけて実現していったその過程が、自然にそうさせるのだろうか。

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2007年6月21日 (木)

人間てみんな、この星のひとカケラなのさ ~ グレゴリー・コルベール 『ashes and snow』 を、平日に。

なぜ私の日々はこんなにあわただしいのか?

その内情を、今週も書いていこう。
(少し遅れました)

・・・

柴田励司さんが、週末に終わる展覧会をメルマガで薦めてくる。
映像アーティスト、グレゴリー・コルベールの『ashes and snow』
http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/425.html

(どなたか、行かれましたか?)

行くしかない。
週末は空き無し。
よって平日16:00
「おつかれさまでしたっ!」
目が点、な視線をエネルギーにかえて、お台場へ。
(これでいいのかベンチャー企業)

乗換の大崎駅、電車来ないなーと思ってたら、隣のホームから臨海副都心線が出発してゆく・・・

数年ぶりのお台場。

廃コンテナを積み上げた建物。
何階かの高さの巨大スクリーンがぶらさがっている。
ときどきゆらゆら揺れるのは、スキマ風のせいだろうか?
クーラーないのかな? というエコロジーな室温。
シャツを肩にかぶせて、床に座り込んで見る。

大自然の中、人間が動物と踊る映像が流れる。
というとチャチだが。
「人間て、この星のひとカケラじゃん。」
と、これほど、感じさせるものはないだろう。

なのに、社会というものの中で、人はどうでもいいような小さな差にカリカリしてたりする。
「んなこと、いーじゃん」
と思わずにいられない、映像のチカラ。

そう思えれば凄く楽になる人、多いはずだ。
(そうゆう人は、こうゆう場所には、あまり来ない)

・・・

映像のDVDがあったら買おう、とショップに行く。
「写真集を1冊買うと、今だけ、・・・と・・・と・・・、、、合計7点をおつけします!」
とスタッフが叫んでいる。

今だけ、1つ分の値段で8個買えるのかー。
という小学生のような単純な思考に逆らい、単価計算をしてみる。

手作りの写真集は16800円。
オマケは合計1万円分。
幾ら出してもこれだけは欲しい、DVD(6800円)も入っている。

そんな私にとって、
「DVDを買って、プラス1万円出せば、2万円相当のオマケがついてます!」
という計算になる。

要は、オマケ分だけ半額なんだ。
高いな。
と思いつつ、迷わず買う。

わざとそう売ってるのなら、見事な営業術だ。
高揚した客の心理、今だけ感&オトク感、低い原価。。
この営業スキルへの敬意として、そして授業料として、1万円は安い。
2時間2万円のセミナーに出た、と思ってもいい。
リーズナブル投資だ!近いうちにずっと大きな形で戻ってくるぞ!

いえ、いえ、純粋に、作者グレゴリー・コルベールへの敬意で、買ったのです。

この記事を読んだ方で、行かれた方、いかがでした?
ご感想などいただければ嬉しいです。
(一応、コメント類は承認制にさせてもらってます)

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2007年5月 1日 (火)

モナリザの模写を許されたのはシャガールとこの人、斎藤吾朗だけ!

実家に1週間こもり、ずっと放置してきたもろもろを片付け中。

昨日、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザの模写を、シャガール以来50年ぶりに許された世界的にも超レアな画家、斎藤吾朗さんのミニ展覧会を見てくる。会場はのどかな茶畑の中、小さな日本茶屋さんの2階。

 

モナリザは世界の宝。
模写などもってのほかである。
20世紀以降、超例外的に許されたのが、教科書にも載っているあのシャガールと、1973年にルーブルに押しかけた26歳の日本人ヒッピー、2人しかいないのだ。

その際のエピソードをうかがう。

・・・

美大を出て、愛知県西尾市の県立高校で美術教師を務めていたころ。

「生徒が空を飛びたい、と言うもんだから」

と、10mの大凧に生徒を縛り、飛ばす。

少し飛んだ

で、もちろん、落ちる

その何人かが、失神したりする。

その他、アバンギャルドな行動の数々により、2年でクビ。

 

どうしようか?

と思いついたのが、
「モナリザの模写をしてこよう」
1973年、とりあえずフランスへ。
海外渡航がバカ高かったころ、生徒もカンパしてくれて、なんとか行けた。

もちろんアポ無し。
毎日、ルーブルに通い、座り込む。
辞書のページをめくりながら交渉。といっても相手のフランス語は全くわからないので、どれだけ断られようともそれに気づくことはなく、ひたすら頼み続ける。

「生徒がカンパしてくれたから黙って帰れない」

「ジャポンの貧しい田舎では年老いた病気の母が寝込んでいて、息子のモナリザを待っている」

「ニホンジンだから約束を守れないとこの場で
ハラキリをしないといけない」

「ムッシュー、ルーブル広場を血で染めてみないか?

 

・・・
2週間、一方的に表現をエスカレートし続けたある日、館長が顔を出し、OKが出る。

斎藤吾朗いわく。
「勝因は、英語でなくフランス語で交渉したこと、何よりも、ハラキリ、が効いた」
「フランス人は本当に私がハラキリをルーブル広場ですると信じたみたいだった」

 

ん?

 

以降はVIP待遇。
フリーパスをもらい、館員用の出入り口から入り、開館前から模写を続け、3ヶ月で描き上げる。

それ以降、ルーブルにモナリザ模写の依頼は殺到しているそうだが、すべて断っているとのこと。
それほど貴重な模写なのだ。

なにしろ「正式に模写されたモナリザ」である。
万一モナリザに事故があったときには、西尾のアトリエから、このときのモナリザがルーブルに召還される契約もしているそうだ。

だからルーブルは逆に Goro Saitoh を大切にしなければならない!
例えばそのフリーパスは未だに有効で、しかも、休館日に斉藤吾郎氏を囲んだJTBのツアーだけは1日中、見学できたりもする!


彼は模写を続ける中、このとき、ダ・ヴィンチが語りかけてくる思いをしたという。

「モナリザは、私(ダ・ヴィンチ)のふるさとの、
あるがまま、を描いただけ。
あなたも、身近な、あるがままを描けばいい。」

以降、地元西尾の火祭りとか、身近なものを描いている。
身近、といっても、奈良東大寺のお水取りを、二月堂の中に入り込んで描いていたりする。この突進力、アポ取り力は相変わらずのようだ。。。

いまだに、こんなニュースを提供していたり・・・ http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_f043.html

 

独特の赤ベースの油絵。
肝心の絵の画像がないのが残念。カメラを忘れた。


ともかく、70年代のヒッピー時代を象徴するような、凄いエピソードなのである。
生徒を凧で飛ばして失神させてクビで済んだ、最後の時代であることは間違いない!

世の中すごい人がいる!

・・・

ちなみに、当時のルーブルをまだ幼かった益次郎一家が訪ねており、母親が、モナリザの前で模写をする変なニホンジンの若者がいたことを記憶していたりもするのである。

 

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2007年4月22日 (日)

演劇集団キャラメルボックス公演 『まつさをな』

卒業まで1週間、集中力を最高レベルに高めて引継ぎを進める。(集中力は常に維持しやがれ)
といっても、元々そのつもりで身辺整理してきたので、いまさらやることはあまりない。

で、行ってきたのが
演劇集団キャラメルボックス『まつさをな』

<↓プロモーションビデオ↓>
舞台は幕末、黒船が来たころ。
江戸時代のがんじがらめな因習の中で、それぞれ必死に生きる人たちが描かれてゆく。

筋立ては割と普通だと思うのだが、あえて、素の演劇力で勝負しようとしているのだと思う。それだけ、人気劇団の役者の、演劇にかける情熱が、1つの空間の中で、生の体と声(マイクを使わないのだ)を通して、伝わってくる。

そしてラスト。
「まっさおな」海、「まっすっぐな」清々しさを、強烈に感じさせる。

あー、これだったんだ。この劇が伝えたかったものは。

特に、最後数十秒間? 
吸い込まれそうな青い海。
昇る朝日のように、客席を照らしてゆく光。

「このドラマをあなたに渡します、次はあなたがこの感動をつかんでください」
というトーチの受け渡しのような。

この一瞬のためだけに、この2時間があったとさえ思える、一瞬の静寂
(もっと引っ張ってもいいと思う)

良い劇だった。

が、当初、史上空前の空席だったとのこと(といっても集客実績No1の人気劇団なのでいうほどではないはずだが)
だから僕も半額ネット予約を直前に確保できたのだ。

女性の常連客が多いだけに、知名度の低い女性劇団員を主役に据えた企画は、もともと前売りを売りにくいらしい。それをわかっていて、あえてチャレンジをしているそうだ。

そこは、劇団の安定した財務力がなせる余裕でもあり、演劇についての明確な理念を徹底させている、理念経営の賜物でもある。
こうゆう組織だから、若手が育ち、顧客も長い目で商品を育ててくれるようになるわけだ。

つまり、演劇集団キャラメルボックスの真髄の1つは、経営力の高さにある。

それを詳らかに書いているのが、プロデューサーの加藤さんの書いた、この本。

終演後、ロビーで、加藤さんと直接話すことができ、その場の勢いで思わず買ってしまった感じ(サインももらった)のだが、これが、すごく良い。
1つのベンチャー企業の成功の物語であり、ビジネスや会社を理解する、最高レベルの教材なのだ。

そして劇団の成功も、単に演劇だけではなく、
才能だけでなく、すさまじい勤勉さを兼ね備えた劇作家(成井)
それを活かす、アイデアと行動力にあふれる制作者(加藤)
そのコラボ。
成功するべくして成功した劇団であることが、よくわかる。

加藤さんがサインしながらおっしゃった言葉。

「私は演劇の人間だからビジネス書を読むんですよ。
 ビジネスマンがビジネス本ばっかり読んでてどうするんですか?」

共感。

ファンのコミュニティを育てる活動は、サイトからも伺えます。
多数あるサイトから、ネタバレブログにトラバ入れてみます。。

・・・

最近、こんな感じの充電の日々。
週に3度ジムでヨガ・ピラティス・各種ダンスに励む、すばらしい日々である。

あと、日本トップクラスの人事コンサルタント、柴田励司さんの講演の話も、後で書きます。

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2006年12月 9日 (土)

シーガイアを復活させつつある社長の講演

先週はシーガイアを復活させつつある社長の講演。
http://www.shintenchi.com/html/event/stc_forum/061202_rpt_index.html

結論として、人を活かす経営、という私が目指しつつあるものに、1つの確信を得た想い。

また、ビジネスも人間という動物の活動なわけで、本ではなく、直接ライブで話を聴き、感じるもんだ、とも思った。
文章じゃダメですよ。
といってしまえばブログの意味が無いので、少し書きましょう。

・・・・・・・・・・

彼は、キャリア的には、商社→MBA→GE、というエリートコース。GEでは東邦生命も再生させている。それがヤッシーに引っ張られて長野県庁の部長に。(この転換に私と微妙に共通する匂いを感じたこともあって=共通、ではない=別の講演をキャンセルしてこっちにきたのだ)2年してシーガイアに引っ張られた。

当初は気楽な管財人なつもりが、就任1月でヤバさに気付き、オーナーであるハゲタカファンドを説得して本格的な再建に入る。
今や、日々の営業では利益を出せるようになったらしい(※EBITDA基準。償却除く)

そのカギは何か?

「ボトムアップの仕組み作りにより、現場社員の一人一人の行動が変わってきた」
のだという。
手法はGEのワークアウトがベース。
数人の抜擢したリーダーから少しづつ熱を伝播させてゆく。
ウチがやっているのと、同じだ(単純に嬉しい)

そして、そんな活性化された組織の上に、事業成功のカギとなる一点突破を図る。
それは、マーケティング。
これも、ボトムアップで進めている。
ニュースで取り上げられていた一億円貸切プランなども、そんな打ち手の1つだろう。

感想メールで、私の法人営業における事例の使い方を紹介してみた。

【引用】

プロである旅行代理店と違い、一般企業の担当者は、合宿会議などが成功するかどうか、大きな不安を持っています。
そこで、シーガイア合宿を成功させた担当者の笑顔に満ちた写真と、明るいコメントとを、ぶつけます。
これにより、プロスペクトである担当者は、
① 「合宿に成功した自分」 を、映像化することができます。
② 「慣れない仕事への不安」 も解消できます。
③ 社内的な「言い訳」にもなるでしょう。

数時間後に返信が。少しうれしい。
でもこの提案じゃあ弱いよなー。

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2006年9月10日 (日)

時代の旬をつかまえ続ける人

散歩がてら寄った本屋で、前職のトップ、今ルイ・ヴィトンジャパン社長の藤井清孝さんの名前を見る。

彼が凄いのは、1980年から30年近くに渡り、時代の最も旬な舞台で活躍し続けているという事実。
その裏の、そんな場を見出す嗅覚。
ないしは、場に見出されるフェロモン。

少し紹介。

学生時代、MBAに興味を持つ。
そこからたどって、マッキンゼーという会社を知る。
普通、知るだけ。

しかし藤井清孝は、ここからが違う。
行動するのだ。
そこから「旬づかみ人生」が始まる。

MBAについて書いた本の著者に手紙を送る。

新卒募集をしていないマッキンゼーに押しかけ、新卒入社第一号に。大前研一が実家に両親を説得に来ている。

借金してハーバードMBAへ行くと私費留学は彼一人。卒業する頃には日本のバブル突入期で需要は最高。しかしきれいな物件は彼のみ。激レア一人勝ちである。
『一流投資銀行のトップと、最高級レストランで、軒並みメシを食った』

バブル期にM&Aで稼ぎまくる。たださすがに後始末をつけるべき案件は幾つかあったようで、そのために戦略コンサルに移ってカタをつけたとのこと。(すごい政治力だ・・・)

ITバブルに入る頃、IT業界に移り、小さい外資日本法人の社長に。

すると、有望な外資ERPの社長の座が、ちょっとした事情によってある意味奇跡的に、空く。これをゲット。
先代が築き上げたIBM仕込みの強力営業軍団は磐石なので、以後業績は自然に伸びる。もちろんスマートな彼なりの貢献はたしかにある。ただ、あの会社の成功の本質は、先代の営業力にあるのは間違いない。

理由は何でもいい、5年間トップを張って結果を出したのだ。

潮時は来て、一般には無名な外資現法の社長に移る。そのときは彼の「旬づかみ人生」もここまでか、と思ったものだが、、、

そこは藤井清孝。数ヵ月後、今度はブランドブームの総本山ヴィトン・ジャパン社長に。25年社長を務めた実力者、秦社長が引退し、その後釜をゲットするのである。


書きながら思う、凄い経歴。一人先駆けて乗り込んだ場が、その後で超ブランドに育ってゆく。超サキガケとして、オンリーワンの立場を享受できるのだ。

旬を見出す嗅覚、
旬に見出されるフェロモン。
そんな特殊な能力のように漠然と思っていた。

ただ、本を読んで、ちょっと違う気がしてくる。
彼の成功の本質は、強烈な意思ではないか。
自分にとって理想とするものを意識し、妥協せずに実現しようとする意思。

たしかに運もあるだろう。優秀でもある。日本企業の絶頂期に三菱商事と興銀の内定を得、GMATも日本人最高得点を取ったという。ただ、同等以上の能力の人はたくさんいたはずだ。

そんな華やかな人を知ると、僕自身をどうしても考えてしまうのだが。僕はスロースターターなので「キャリア30才のカベ」の前は、乗り遅れまいと必死だった気がする。今なにげに「35才のカベ」は近い。でも今は、そんなことはどうでもいい。

と思っていたら、一流企業からベンチャーに転じた知人がおもしろいことを書いていたので紹介。 『ユーコン河を下りながら考えた、自分なりのキャリアとは何か』ということを詩的に表現していて、読ませます。

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