« 雑でも速い「後半勝負ストローク」、その「フィニッシュの型と力」について 〜Ryf事例分析編 | トップページ | トライアスロン用ランの「腕振り」とは骨盤起点の「振り子」 〜上田藍&ジョーゲンセン選手フォーム分析 »

2016年7月23日 (土)

駒澤大駅伝部は「声掛け」が早い 〜トレラン問題を解決するコミュニケーション術

ポケモンGOが国内公開された今夜の砧公園、いつも居ないタイプの若者たちが青いスマホを眺め彷徨っておる。。。トレイルを含めたランニング(ジム内と陸上トラック除く)も、自転車も、「公的な空間を趣味に使う」という点で、ポケモンGOと同じよなもんだ。

<NHK「特報首都圏」トレラン特集>
そのトレインランニング、今夜NHK特報首都圏 「楽しいはずの山道で~“トレラン”ブームに見る公共意識~」 で特集されていた。関東限定と思うけど。番組キャスターさんブログでいう→ 「まるで自分が野生動物になったかのような疾走感」を、舗装路ばかり走っている方々は、是非体験すると良いのだけど、そこには狭い日本&東京圏ならではの問題が出てくるわけだ。
 
「マナー」とは、いろいろな文化やら事情やら背負った人達が同じ場で会する場面のためのもの。そこで生まれがちなトラブルを回避する知恵を整理したものだ。トレイルランニング問題とは、まさにそんな状況だ。
 
特に、人の多い鎌倉と高尾山はマナーの重要度が高い。鎌倉は、地元コミュニティが活発な地域で、自治活動が盛んのようだ。番組で紹介されていた鎌倉トレイル協議会が提唱するマナーは、こちら動画『鎌倉はこう走ろう。』の通り → https://youtu.be/SLqLNJKJojY
高尾山のほうが無法度が高いのかな? → 「噂の現場」2014年の動画
 
やはり大事なのは、追い越しのマナーだ。人間の心理は、後ろから追い越されることが本能的に嫌いだ。暴走族系の輩ならそれがために人さえ殺して自分の人生まで終わらせるのは昔も今も同じ。(そこを終わらせまいと逆転を図った流れから派生したのが今騒がれてるAV出演強要問題かな)
 
そこでのマナーのポイントは2つに絞られる
  1. 歩く
  2. 声を掛ける
迷ったら、とにかく歩くに限る。前書いて反響大きい→  「ウォークブレイク」  を実行するだけだ。鎌倉トレイルのように狭くて密集していれば、減速以外の選択はない。実際、同協議会の推奨もこれ一本で、先の動画では、場面別の歩き方を紹介しているだけ。
 
自転車も同じくで、安全の基本はとにかくブレーキ。かけたがらない人は多そうだけど、加減速も重要な勝つための技術。
 
減速すべき箇所を減速しないことによって、練習の平均スピードは簡単に上げることができるけど、そんな練習は、レースでは全く無意味だからね。バイクの下りもその1つだ。
 
 
<コミュニケーションが基本>
声掛けは基本。ただし、十分なスペースがある場合に限られる。狭いところを声だけかけて走り抜けるのはダメ。
 
ただ、番組で紹介していた「咳払いで存在を知らせる」のは、よくないと思う。しないよりマシだけど。
 
砧公園の僕の練習パートナー(※自称)である駒澤大学駅伝部員さんは、当然、追い抜き続けながら練習してゆくわけだけど、必ず、その10mくらい前までには「追い越します」的なことを明瞭な発音で声がけしている。僕は最初、こんな遠くから?とびっくりしたくらいだ。
 
でも離れていれば相手を驚かせることもない。そして速度差も考慮して、相手が振り返った時にも十分な安全距離を保てるようなタイミングを計算しているわけだ。このきめ細かさが大八木親分!ああみえて?繊細なマネジメントを徹底しているのは、著書を読めばよおおくわかる。
Dvc00004
(春の砧公園〜ランナーはどっかの高校生、フォームが駒大と全く違う)
 
コミュニケーションは全ての基本。やり過ぎくらいで丁度いいんだろう。
 
このことは、公道を使う自転車トレーニングでも本質的に同じだ。たまに、クルマも歩行者も自転車に合わせろ!的な雰囲気を感じることはあるけど、そんなの、ありえない。僕らは「公共空間を使わせて頂いてる」に過ぎず、そこには感謝と謙虚さしかない、でも、周りが見えない自己陶酔、さらには 「スポーツしてるオレ様が偉い」的な心理にハマってるケース多いような気もする。バイク事故なども、幾らかは、そうゆう態度が影響してるのもあるんではないだろうか。
 
公的空間を走る以上は、早めの声を出す。自転車であれ、ランであれ。なおポケモンGOで「捕獲します」と声に出すかどうかは自己責任でご判断を。
 
これはプールでも同じ。少しでも混んでたら、出る前に一言「いきます」と片手上げてつぶやくくらいは、したほうがいいと思う。全く無言の人間よりも、少しでも言語なりジェスチャーなりを発する人間の方が、安心できるというもの。それは、接触や波などのトラブル化も防げるとお思う。声を出した側も優しくなるものだろうし。
 
 
<オフロードを走ろう!>
いつも書いているように、僕のラン錬は基本、オフロードだ。量的に、軽く過半数がそうだと思う。起伏のあるオフロードで、緩急をつけながら、その重力変化を感じることが、ランを磨く最高の方法だと僕は思っている。一時的な外傷をすることはあるとしても(したことないけど)、少なくとも、長引くタチの悪い故障は、これでかなり避けられると思う。
 
人体は2足走行できるように進化してきたけど、「舗装路を一定ペースで走り続ける」ようには進化していない。これは、「ギャロウェイのランニングブック」で「ウォークブレイク」理論の前提として強調されているのは、以前書いた通り。他の洋書でも書かれている。
←それぞれ、おもしろいです。

« 雑でも速い「後半勝負ストローク」、その「フィニッシュの型と力」について 〜Ryf事例分析編 | トップページ | トライアスロン用ランの「腕振り」とは骨盤起点の「振り子」 〜上田藍&ジョーゲンセン選手フォーム分析 »

◆ *トライアスロンを考える」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 雑でも速い「後半勝負ストローク」、その「フィニッシュの型と力」について 〜Ryf事例分析編 | トップページ | トライアスロン用ランの「腕振り」とは骨盤起点の「振り子」 〜上田藍&ジョーゲンセン選手フォーム分析 »

フォト

『覚醒せよ、わが身体。〜トライアスリートのエスノグラフィー』

  • 初著作 2017年9月発売

フォローください

Blogランキング

無料ブログはココログ