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2015年9月17日 (木)

ITU世界選手権Chicago2015 序 〜極められることのない競技の、1つの到達点として

僕にとってこの競技の核心は「中途半端さ」にある。
 
限られた時間の中、3種目それぞれを極めることはできない。ある1つを高めることは、別の1つを高める機会を捨てるような面があり、それら全てを満たすような練習はとても無理。トレーニングは妥協の連続のようなもので、結果としてトータルの成績に結びつけばいい。
 
そしてその成績も同じく、極める、ということがない。
 
トライアスリートになってみたいと思ってなり、表彰台に上がりたいと思って上がり、年間ランキングにハマって駆け上がる。年齢無制限の総合表彰台に上がり始め、総合優勝も果たし、年間チャンピオンジャージまで棚から落ちてきて、4年続いた。総合ランキング1位のご褒美である世界選手権派遣は遠い憧れで、どうすれば僕にその可能性がでてくるかと考えてはいたけど、「駆け抜けるよろこび」と共に新制度が登場し、行けることになって今ココなう。
 
でも、そうして出て行った先には、いつも、もっと強い人達が表れる。獲得したものを同じレベルでもう一度続けるだけでも大変だというのに。
 
そんな中で、「自分の身体の中で、その限界が更新されてゆく感覚」を楽しんできた。白戸さんが先日書かれていたようなこと、そしてそんなようなことは、70年くらい前、フランスの偉大な哲学者メルロ=ポンティも書いてたっけ。

Img_3022_2

今回、日本代表としてナショナルユニフォームを着て、さらに近藤真彦選手とは違い公式派遣。(※なお財源は皆様のJTU会費ではなくてBMWジャパン=BMオーナーの皆様ごっつぁんデス)
この立場から、大事な役割の1つは成績で、「日本人トップアマは世界でどこまで戦えるか」を示すことだろう。特に同世代に対して。また僕のように100m15秒的な駄馬系の皆さんに対してね。
 
しかし、僕のパフォーマンスのピークは2013年KONAの頃。それでカテゴリ上位13%。もしも同等以上の力があれば、M40-44出場110名の1割=Top10を目指す、と宣言するところだ。けど今年の僕はそうはいかん。
 
かわりに、これから世界選手権を目指す方々へ、また世界へチャレンジすることがどういうことか関心ある方々へ、参考となる情報はのこしていく。僕より速い日本人選手ならたくさんいるけど、僕のレベルで書いてる人はそれほど多くはないから、それも1つの僕の役割。
Img_3021
本レースをもって、JTUランキングもいったん終了。
 
今年はシカゴで7戦目。うち飛行機遠征3、自転車担ぎ移動4、宿泊6(うち実家から1+招待1)。毎年そんな感じ。
レースに合わせて身体を作り、自転車を箱詰めしたり担いだりで遠くへ出掛けて、レースして、帰って、後片付けして、、、という時間と精神集中とお金のトータルはキツい。今年からの制度では、レース数と開催地の両面で負担が増えた。これまで続けていたのは、年間王者が続いてたからだ。
 
その過程で僕の発信への読者さんが増えてきたのは、嬉しい副産物。今年の宮古以降にアクセス数が一段と増えたのは、レース成績の低下と「反比例」している。それだけレースはエネルギーを取られるんだと思う。来年からは年2レースくらいに集中させていきたい。
 
そんな5年半の果ての、1つの到達点、シカゴ。そして最高の舞台が始まる。

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