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2015年9月22日 (火)

ITU世界選手権Chicago2日目 〜U23小林大哲選手、湖岸サイクリングロード、雷雨接近

<シカゴ 9/17木>

前夜は現地23時過ぎ、ブログとFacebookを更新し終えると(日本でいえば昼寝を挟んで徹夜した昼13時)、泥睡へとひきづりこまる。朝5時前から目を覚ましたりまた寝たり。現地am4:43にブログ更新のおしらせをFacebookに載せている。7時頃、朝食に出かけると、「U23男子やってるよ」と声掛けされ、そのままホテルから100mくらい前のコースへと出る。

私、エリートレースというものをマトモに観戦するの、これが初めて。横浜大会はシカゴと同格で、同レベルの選手が集まるのだけど、翌日の自分のレースの準備中だし、日本選手権のお台場は自転車で行くのが面倒だ(←電車でいけという反論もある)

ちょうどバイク中で、谷口白羽=しるば(ブラジル人ではない)選手は大きな第一集団内で良い位置。小林大哲=ひろあき(だいてつ、と呼んでください、と本人)選手は後方で4人の機能してなさそう集団で厳しい。こうなると脚筋を酷使し、ランで力を出すこともできない。

応援には何組か日本人もいて、エリート担当スタッフ、応援の家族風の方なども。「ひろー!」と応援される男女に話しかけてみると、 小林選手ご両親だ。

<驚愕の新人:小林大哲選手>

6月の愛南大会でたまたま声掛けしたら、日本食研の新人プロ選手で、平松選手を抑えて2位と言われてちょっとびっくりしたのだが、「トライアスロン始めたのが今年の2月で、51.5kmレースは今回が初めてです」と言われて超ビックリした。さらに聞くと、箱根駅伝にギリギリ出場できなかったレベルのランナーで、駅伝部の合宿地でたまたま日本食研チームも合宿中で、たまたま就職先が決まってなかった頃に新人募集のトライアウトがあると聞き、参加したら、通ってしまったと。その決定が今年の2月。「え、今年のですか?」と僕は耳を疑い、聞き返したような気がする。そこから初めて競技用自転車を始めて4ヶ月だ。水泳は中学時代水泳部だったが、歯が立たなかったので高校で陸上に転向したという経歴はあったそうだが、7年のブランクがある。それで4ヶ月でベテラン平松選手を倒す。すごい。

とんでもないことに、3週後、このシカゴ派遣を賭けた酒田のU23選手権で優勝してしまわれて、こうなった。

下の写真3人目、軸の強い、正統ランナー系フォームがわかるだろうか。ラン単体ならともかく、バイク直後に普通こうは出来ない。しかもラン後半にだんだん走りがよくなってゆくのがわかった。

レースは谷口白羽=しるば(ブラジル人ではない)選手が世界大会自己最高の15位とこの先が楽しみな大健闘。彼は2013天草でたまたま同宿で、体重計を持ち込んでいたのが印象的であった。愛南で小林選手は、「当面の目標はU23選手権での優勝で、そのためには谷口選手に勝たなければならない、彼はスイムが速い上に、強靭な身体で(=強靭過ぎて体重が気になっているわけだ)当たりに強く、実戦で強い」と目標としていた。

そんな二人が一緒に世界に出てゆく。そして目の前を走っている。

経験を結果に結びつけた谷口選手は素晴らしいし、小林選手のランはバイク第一集団から見たい。楽しみだ。

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<耐久トライアスリートは食べてナンボ>

ゴールのアナウンスを聞いて、予定より遅い朝食へ。おかげでお腹がすいた。

トリップアドバイザーでは不評のコングレス プラザ ホテルの朝食だが、あくまでも自費でのコストパフォーマンスの話。たくさん食べれるだけで嬉しくなってしまう単純型食いしん坊の僕には十分なビュッフェ、てゆうか俗にいう「バイキング」=根こそぎ奪い取る暴力集団的な=の名称こそが僕にふさわしい。いろいろ山盛り3皿と珈琲ガブガブ。自費で払うと税チップ入れて3,000円超、高!この写真分だけで2,000円に迫るかな。

日本人選手団でおそらく最も大量に食べていたのが私かもしれん。まず食べる、だと太っちゃうから動く、これが僕の順序だ。

宿泊客はTeam-USAが多いが、朝食レストランには日本人率が高い。朝食込みツアーの参加者が多いからかな。現地なり英語圏の人は、カフェとかへ出掛けてるのだろうか。僕は延々と食べ続けているので、はじめに入ったテーブルが食べ終えると別のテーブルに移動し、、と連日朝パーティー状態であった。

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<サイクリングロード>
大蛇の如く食べた後は大蛇の如くダラダラししながら、時計を見て、は!と気付いて自転車を段ボールから出して組み立て始める。いつも通りに無駄に時間をかけて組み終わって、午後、トリップアドバイザーでも人気のサイクリングロード "Lakefront Trail" へ。  
 
「サイクリング」という言葉は、競技用自転車によるレース的な乗車を含まず、レンタサイクルでふらふらしてる観光客やジョギングお散歩の地元民のためのもので、時速40km巡航をするわけにはいかない。それでも、公道はクルマでえらい混雑してるが、サイクリングルートは、綺麗なヨットハーバーや公園を沿い、水色の湖と主張の強いビルの眺めが広がって、気持ち良い。どこまでも走っていきたい気持ちになる。
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軽くポジション調整(=ネジ回してパーツ位置を変える)しながら軽めに5kmくらい行き、パンクするとやだなとか考え始めて(修理セットを携行してないので)、引き返す。
今思えば、
  • 軽く、ではなく、レースペース上限域をもっと入れるべき
  • そのために、もう少し距離を乗っていい
  • そのために、パンクに備えて、シーラントスプレーとスペアタイヤは携行すべき
だった。これらの結果、中途半端にサイクリングロード向きな設定をしてしまった感。レース2日前なら、少々負荷をかけてもよかったのに。
 
シカゴのバイクコースは、無風の直線平坦が延々続き、平均時速40kmhをどこまで超えれるか、を競う高速設定。高いサドル位置から前荷重していく超攻撃的ポジションでも良い。ただ今季はそうゆう練習をしてないなー。だから、そう設定できていても、持続できてないだろうけど。
 
今季は、そんな最盛期との比較文が多いなあ。。まあ、両方を経験できていることで、理解はより深まるものだ(という言い訳も多い…)
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<エンドレスプール>
帰り、エキスポの小型自動プール ”Endless‐Pool” でスイム練習できんじゃないか?と考えた。スイム会場での試泳は昨日の一度きり、当日もダメでいきなりスタート。現地のプールも移動タクシーと入場で$30くらいかかるようだ。聞いてみると、「強風予報で今夜撤収するかも」「30分後?ならOK!」とのこと。慌ててホテルからトンボ返りで、水着はき、ウェットスーツ持って、走る。おかげで、伊良湖以来のウェットスーツ泳が出来た。後ろに待ち行列もなくたっぷりと、15分くらいかな。
 
これが良いのは、前側底に斜め上に鏡が置かれてること。見ながら泳ぐことで、悪いクセ、たとえば下半身が横にブレてることがわかり、ブレないように修正してゆくと、自然とストローク数が減ってゆく。設定を100m1:30から1:17まで上げてもらいながら、ゆったりと、1ストロークの動作を目視してゆく。 (ペースはたぶん吹き出し口の流速なので、実際の泳速度はもっと遅い)ブレがある程度収まると、今度は力の入れ方を意識してみる。するとさらにピッチを落とすことができる。
 
こうゆうの、ふだんのスイム練習で絶対必要な要素だ。でも僕できてないなーと突きつけられる。
 
ゼロディVFLEXのキャッチ力は変態的で、上級スイマーのキャッチ技術が自動で備わってしまう感じ。「体軸のブレが改善されたが、キャッチがまだ下手」という中級スイマーに超向いてる気がする。普通、ハイエンド製品は上級者向けであることが多いけど、これは中間層を引き上げる要素もある。その分、普通のより数万円高いが、バイクにはみなさん大して速くもならない装備に何倍も投入するわけで。まあみなさん、機材を投資効果で選んでるわけでもないのだろうけど。
 
<観光>
用意の良い方々は、到着2日目にしてレース2日前の日に美術館・博物館・市街巡りなど入れていた。
 
10年前、フィラデルフィアのミュージアムで、巨大さに驚いたことがある。シカゴのが質が高いんだろう。でも美術館なんて誰でも何千円か払えば幾らでもいけるもの、トライアスロンの世界選手権は選ばれた者が今ここでしかできないこと。その環境をどっぷりと味わうのが、最高のスポーツ・ツーリズムというものだ。(と自分を納得させる)
本当はレース翌日に、もう1日滞在できればベスト。
 
なお、昼食はナッツとシリアルバーと水。夕食はスーパーTrader’Joeで買ったパンとチキンサラダのカップ。合計数ドル。朝のエネルギーで日中を過ごすわけだが、部屋に冷蔵庫がないので、打ち手が限られる、笑
 
Googleマップでスーパーを検索すると「食料品店」登録でJoeさんが出てきた。ホテルからわずか0.5マイル=800m、5分かからない近さ、と喜ぶのはランナーかトライアスリートくらいなもんか。スーパーは日本と違って手作りお惣菜お弁当類が貧しい。日本は安くてそこそこ良いものがあちこちで手に入る、機能性が超高い国だと思う。
 
<雷雨予報>
夜、豪雨が雷付きで襲来。この予報で夕方の受付が明日に延期。こいつにはレース朝まで3日間ひやひやさせられる。ちなみに4-5日経った今日22日には、これら雨が川に集まり始めたのか、川の洪水警報が出ている。これが大陸の気象。
気象レーダー:http://chicagoweathercenter.com/radar は街の区画ごとのレベルの精度で、1分更新される。米軍レーダー情報を使ってるらしい。なにごともデカいアメリカ、軍事力もスケールが違う。
11958276_10204871183235043_35586174 ←もう1レベル拡大表示できる!

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