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2014年10月 2日 (木)

'14最終戦、村上トライアスロンでJTU大会20連続表彰台を達成し、僕の弱さを突きつけられた。

2014.9.28新潟県村上市、伝統の村上トライアスロン、総合9位、年代別では3位ながら総合3位モリタさんの繰上げにより表彰は年代2位。
 
これで2010年8月からのJTUランキングレースでの連続表彰台は20に伸びた。JTUに限らないショート大会では、伊良湖の総合1-2位が加わり、22連続となる。台に上がれなかったのは、2010年7月のデビュー戦だけ。この急上昇が僕をのめりこませたのであった。
20回の表彰の内訳は、全て金(もしくは優勝トロフィー系)か銀色で、銅はゼロ。たぶん7割がた銀色な気がする。村上に至っては参加4回で全部銀色。シルバーコレクター。銀色渋くていいよねー大好きだっ! 数少ない金色を銀色で埋め合わせながら、近年のブームで最も盛り上がる最熱カテゴリでの、日本ランキング4連覇だ。
928b_2(帰路1)
とはいえ、戦果は、それだけ。ランキング決定済のため、結果にとらわれずにレースを楽しむ、という目標で参加したら、本当に結果が出なかった。。初レースから3ヶ月に満たない2010村上とタイム/順位を比較すると、
【2010        → 2014】
Swim. 25:28(21位) → 23:12(32) 
Bike. 1:06:28(16)   → 1:05:27(7) 
通過 1:31:56(10)  → 1:28:39(7)
Run. 38:21(19)     → 37:15(15)
Total. 2:10:17(8)   → 2:05:44(9)
 
総合2位の2012年では
Swim, 24:17 (13位)
Bike, 1:07:50 (2位  2位通過)
Run,  36:45 (5位)
 
今年はSwimが砂浜スタートに変わり、Runは400m長くなって実質速くはなってるが、なんにせよ順位比較なら、4年前と同レベル。つまり、4年経って、「振り出しに戻る」。レース内容は反省大。忘れないために「いつも通りの分量」でこってり書くとする。
 
<SWIM>
今年の村上のコースレイアウトとウェーブ設定は、僕の知るレースの中で最悪のバトルを誘発するしくみ。申告タイムの速い選手が第一ウェーブに集中する上に、スタート幅が狭く、さらに数十mで左折が入る。
 
レースは、普通ある「1分前」とかの合図なく、突然ホーンが鳴ってスタート、反応が微妙に遅れた上に、時計をウェットスーツの上からスタートさせようとして(失敗して)さらに動きが微妙に鈍る。泳ぎだすと持ち前のスピード不足に加えて最近の練習不足が祟り、せっかくの第一列スタートを活かせずずるずる後退。すると数十秒後には左折、右方向からの圧力に加えて2-3度の足引っ張りも入り、かなり後退。
この程度の集団ならせめて一列だけ下がる程度に留める、25mダッシュの泳力が必要なのだが。
 
左折後から体感100m過ぎあたりで集団が落ち着き、前泳者から1-2m離れた位置を保ったまま巡航に入る。そうゆう中途半端な差は瞬時に追い付く「ダッシュ→リラックス」という泳力が必要なのだが。
 
折り返しでは、前集団との差をストローク数でチェック。ダントツ先頭のクスさん通過から2位集団通過までほぼ50かき(=25ストローク)くらい。次の集団の通過から折り返しまでさらに30−40かき程度。つまり僕は先頭から80かき程度の遅れ。
現時点での差はその2倍、ゴールまでにさらに2倍に拡大すると想定。1かき1mと仮定して、先頭とは300m差、次集団まで125m差がつくと想定。
あとで記録を見ると、クスさんとは3:20差、2位集団を引くチューマさんと2:20差、第3グループのクリハラさんフクモトさんと1:50差。当たらずといえども遠からず。このタイム差は前半でより多くついていることが推定され、スタートでの何十秒かのロスが推定される。
 
折り返し後からは前も左右も詰まって窮屈。かといって前に出るだけの泳力もない。こんな局面ではロングスパートをかける泳力が欲しい。つまりは結局、泳力差なのだ。
ちなみに今年もクラゲ被害が報告されたが僕はクラゲ除けクリームのお陰で快適。事前の買い置きは必須だよー
 
<BIKE>
Swimをぶっちぎる方はたいてい総合上位には来ないので無視(仮に総合上位者だとしたら逆転不可能なのでさらに無視)、ライバルは2位集団にいるはず。だとすれば差は推定3分、得意のバイクなら差を詰めることが可能。て、そのレベルのトレーニングは今年してないけども、、まあ結果度外視のレースなんで、攻めに出ることにした。
 
岡に入る前の直線で5人くらい、5km地点頃の岡前後で2人くらい、海岸沿いの10km地点までに5人くらい、順に抜いてゆくと、「スイムだけ速い」人はいなくなり、あとは総合力もある方々だけが前に残る。そこから折り返しまでの10kmほどは完全単独走。
 
無風。つまり常時時速40kmhの風圧を押し返し続けて走る。
 
ポジションにはやや違和感があって、3mmくらいか、サドルを上に&前に出してよかったかもしれない。去年なら、そうゆう調整は事前トレーニング時点でほぼ完了していたのだが、今年、特に天草以降は、レースペースでの乗り込みが不足している。
 
この技術的なマイナスを、筋力でむりやりカバーしにいく。前モモをぐわんぐわんと大きくゆっくり動かす高トルク低ケイデンスは、少々のポジションのズレを吸収できる。ただし、脚筋を消耗する。こうゆう走りを想定したトレーニングをしておくべきだが、しかし、してない。。
 
折り返しでは先頭をチェック。1-2位はクリハラ&クスさん、おおむね2km=3分差。以後、3〜7位の存在を確認。最高3位まで追い付けると予測(→あたった)。
 
折り返し手前でニールプライド・アリーゼではなくてナザレに乗るオーシマさんに抜かれ、折り返し後にP3のデビッドさんに抜かれ、それぞれ抜き返してると、折り返し7位のフクモトさんに追い付き、さらに、5−6位、そして3−4位に、追い付く。予想通り3位浮上!
 
でも僕の理想は、ぶっちぎって差を付けながら、1位との差を最大限詰めたいわけだ。しかしスピードを維持できず、後続を引き離し切ることはできない。デビッド、さらにオーシマさんに抜かれ、落ち着いたところで抜き返す、という3人での展開が続く。吸収した先行組はその後方待機。

(※ルールの7m間隔を保って40kmh巡航した場合、完全単独走よりも10%程度の出力削減効果が推定される=友人が実験済。これをフェアではないとする向きもあるだろうけど、とはいえ出力削減効果0%まで離れようとすると、とりわけショートレースでは身動きが取れなくなってしまう。この事実は前提として織り込んでおくべきだ。ちなみにベタ付きだと30%もの削減、これはダメよ〜ダメダメ )

30〜35kmあたりで、追ってきたモリタさんが前に。ここから少しペースアップがあり、僕はやや遅れ気味に。筋力だよりの無理な走りのツケが回ってきた。そのままバイク終了。
 
タイム短縮は4年前より1分だけ。総額2倍以上をかけた器材価格差と、集団効果に過ぎない。
 
<RUN>
バイク3位グループにいたつもりが、トランジットで靴下を履き、靴を履いて、少し距離を置いた計測ラインを過ぎた時には、3位と25秒差をつけられていた。
同年代のモリタ&フクモトさんが先行するのを、まったく追える気がしない。
ペースは3:50秒台、上がらない。5kmあたりで、バイク後続のコムロ&エンドーさんに猛烈に抜かれるが追える気がしない。最後2kmほどをなんとか40秒台にのせてゴール。平坦でこのペースは今年最遅。
 
バイクでの消耗もありそうだけど、最大の要因は、伊良湖後の3週間、高負荷レースペース走が2回×各6kmくらいしかできてないことにあるだろう。まあそれでも、ペースとしては過去3大会よりちょっとだけ速い。このあたりは技術の向上が効いているんだろう。
140928_172709(帰路2)
 
<まとめ>
こうして書き残しておくことで、今後のトレーニングの中で、レース展開をより鮮明に思い出すことができる。ペースを上げていく中で、「ここから先は、あのレースのあの局面で、足りなかったあのひと押し」とイメージできる。これほど強いモチベーション源はないだろう。
 
自分のための文章。だから他人から見れば、長くてややこしくて読みづらい上にめったに更新されない、嫌なブログな気がするのだけど、、、それでも、レース会場では「ブログ読んでます」とお声掛け頂くし、過去記事を何十ページも一気読みされる方も多いし(1ページの量が多いのにね!)、 「すごい考えててなんかすごい!」的な感想も頂いたりして、たまの更新の際には、ちょいと気合が入るのです。そして長くなる。
 
まあそれはそうと、今回書いたのは、単なる「事実の振り返り」に過ぎない。もしも5文字以内で要約せよ、という現代文入試なら、「僕は弱い」、と回答すれば合格。 でも大事なのは、それを踏まえた分析であり、対策だ。次回、もう少し突っ込んで書いてみよう。 
 

・・・おしらせ・・・

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  3. バイクパートのタイム短縮も、ドラフティングぶっちぎりも、簡単です。正しい方法を知り、実行する限りにおいては。。(反省)

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