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2014年10月10日 (金)

2014振り返り1「心」 〜勢いの重要性について

前回は、原因と結果を取り違えないように、て話でもある。
 
たとえば大学入試で、合格者が1日平均10時間勉強し、不合格者平均が8時間だったとする。へー10時間勉強すれば合格するんだ、とは普通考えないよね。そりゃ量も影響するけど、もっと見るべきは現実の人間の姿だ。「知ることが好き、テストで良い点を取れた、目標に近づいて楽しい」人達もいれば、「その知識に興味もてない、テストは苦手、目標をリアルに感じない」という人達もいる。前者は「もー10時間!」的に濃い時間が早く過ぎるし、後者は「まだ8時間…」。こんなとき合格の「原因」は、勉強が楽しいという本人の内面にある。
 
では、 「毎日5分走るという原因」が「健康という結果」を起こすのか?
前回書いた、5分だけでも効果はあったよ、という話で言えば、その通り。
ただ、本当の原因は、「毎日5分以上走る習慣のある人は、ない人と、何が違うのか?」という問題意識の先にあるはず。たまに5分走るのは簡単だけど、毎日続けるには、走るという動作が身体に染み付いている必要がある。そんな人は日常のいろいろな場面でこまめに身体を使ってるだろうし、その効果が蓄積されてゆく。実際、練習量不足でも高い競技成績を維持してるエイジの方々には、日々身体をまめに使っている人が多い気がする。そんな習慣を持つ人ほど健康度はより高く、統計値を押し上げるだろう。
 
たぶん突き詰めれば、身体と心に刺激ある日々を送ることが大事。
僕にとって一番気持ちの良い刺激がここにあるから、走っている。
 
温かい上質な日本酒が美味しい秋。
僕にとって過去を語るべき時が来たようだ。
 
新潟の一部地域以外には頼まれても卸さないという名酒「鶴の友」について語るべき時はもう少し後。
 
1年前、アイアンマン世界選手権を終えた僕は、その大きな余韻の中でレポートなど書きながら、

市民トライアスリートとして見るべきものはあらかた見尽くしたかな、なんて気持ちになっていた。そして1月半ばまで、ほぼ季節1つ分、トレーニングをする気持ちにならなかった。軽く走る程度で。

 
そこから4ヶ月で鍛えなおし、4月初めには世界選手権派遣対象が今年のランキングからになることも発表されて本気度も上がり、初戦の横浜を迎えた。しかしほぼ良いところなく実質年代3位(事故なければフクモトさんにも負けてたと思う)。慌ててトレーニング強度を上げ、ホシさんに負けたら王手がかかる1月後の館山で勝つ。この6月末時点が今季のピークだっただろう。
 
1月後の天草はバイクが僕の得意なド直線コース、ランも割と得意な起伏コースで、年代別で勝てると判断した。予想通りに勝ち、4連覇を実質的に決める。この前後から、緩み始める。アタマではもっと強く、もっと速く、と思い、ネットにもそう書いてきた。ただ、気持ちが、少しだけ、弱い。その頃に新しい仕事上の取り組みを始めたのもあったけど。(でもそうゆうの、読者の皆さんにとってアタリマエなことでしょう)
以後は、緩やかに降りながら、レースにはギリギリ合わせていく。伊良湖ならラン勝負と見て対策したら、スイムバイクが落ちて本当にラン勝負せざるをえなくなった、というように。8月会津でランキング確定、念願の伊良湖も優勝、と達成すべき成果を揃えたら、最終戦の村上ではデビュー4ヶ月後と同レベルにまで種目別順位も落ちた。
 
かくして、自分の弱さを見つめなおしてシーズンを終える。村上直前は、結果を気にしないエンジョイレースもたまにはいいかも、なんて思っていた。しかし走ってみるとそんなもんは存在せず、あったのは、オレって弱ぇ〜〜と突きおとされる敗北感だけ。
 
改めて思ったのは、僕は「強い選手」ではないということだ。「強さ」があるとすれば、少数の重要なレースで、その時と場所、その相手との関係の中でだけ、一時的相対的に表れただけ。そしてすぐ消えた。静態ではなく動態。儚いもんだ。
そして悟った、トライアスロンの神様は「その程度の練習ならこの程度の結果しかあげません」と仰せなのだと。相応の準備を積むか、さもなくば、自分の弱さを全身の感覚で理解するか、それがトライアスロン。
 
じゃ「その程度」の練習とは、結局「何の程度」なのか?  それは、 直前の勢い=加速度。真実はシンプルだ。
 
伊良湖で勝ってシーズン終えてたら忘れてたかもしれない。来年どう目標設定するかは決めてないけど(社会人アスリートはここからだよねー)、この単純な学びだけは、外さないように。
 

・・・おしらせ・・・

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