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2014年6月の7件の記事

2014年6月27日 (金)

トライアスロン東京都選手権'14レザルト分析 〜来年のお台場が見えた!

それでも、乗り越えねばならない。
そう、昨日の敗北は、明日の勝利のためにあるのだ。
 
総合2:09:12(42名中24位&40代以上最高順位=そんな賞はない) 
Swim24:38(31位)  Bike1:04:09(24位)=通過1:28:47(25位)  Run40:25(23位)
 
スイムでは、日本選手権出場圏内であった第4集団11名に位置し、残り375mから良い位置に上げていったのだが、残り150〜200mあたりで左フクラハギを攣り、集団最後尾に落ちる。それによる数秒差で、出場圏内のバイク第三集団入りを逃し、3人の追走ユニットからパンク脱落も出て、ほぼ単独走状態に陥り、実質ゲームオーバー。ランは1週後の館山を考慮して安全運転。
10393816_785040264853453_2275850675<撮影Hoshi Yukieさん>
脚攣ってなければ、あとはラン勝負、て展開だった。バイクには設定上のミスもあり、僕が第三集団に万全の状態で入れば第二集団との差も少し詰まってたかもしれん。でも、ランの力はなかったなー、て感触なんで、結果は同じこと。
2012年の関東以来2戦目、マジメに出るのは始めての「エリートレース形式」(位置付けはエイジレース)として、悪くない。40代以上最高順位だし(=そんな賞はない) 
 
むしろ大事なのは、次戦に向けた展望だ。データを分析した結果、ハッタリ選手の2015日本選手権への出場可能性はリアルに高いことが判明した。そのシナリオは2つ
  • Aプラン) Swim100mあたり7秒短縮(or100m1:30巡航)+Run1km3:37
  • Bプラン) Swim現状維持+Run1km3:33
まーAプランだけで十分実現可能。
Swimはノンウェット1:30ペースはKonaの3.9kmで実現してるし、今回も終盤に伸び始めてからは集団の前に出れたし(攣るまで)、実質ギャップはより小さい。それ抜きにも、技術とフィジカルとを100mあたり季節に1秒づつ刻めば、1年で超える計算だ(←中二かw)。
Runも3:37なら動作面での無理はなく、持続距離を伸ばすだけ。 
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なぜそう考えるか。
公式記録http://www.jtu.or.jp/news/2014/pdf/14watarase_result.pdf から、レース展開を説明しよう。
 
【Swim】
  • 第一集団=5名(スイム20:15-19)
  • 第二=5名(21:45~21:50)
  • 第三=8名(22:35〜47)
  • 第四=11名(24:15〜38)=その中に僕。以降はパラパラ。
 
【Bike】
トランジットと、バイクスタートの技術とで、少し入れ替えが発生する。その結果形成されるバイク集団が、勝負を左右するベースとなるので、極めて重要だ。その構成は:
  • 第一=5名(スプリット1:21:00~09) 
  • 第二=9名(1:23:27~46)
  • 第三=7名(1:24:06~57) 
  • 以降、単独走2名→ 僕の第4ユニット(3〜2名)1:28:25 →1-2名ユニットでの完走者5名
【Run】
上記のBike集団ごとに、総合8位内に入った人数と、その下限のランタイムは:
  • 第一=5名中3名、下限37:31
  • 第二=9名中3名、 下限36:13 (10位もここ、36:21)
  • 第三=7名中2名、下限35:29 (さらに9位35:32,11位35:28)
日本選手権出場圏内は総合8位内とみられているようだ。ただし、さらに2名くらいジャパンカップ圏内に入ってロールダウン枠が来るかもしれない。そして10位は都外の選手なので、9位と11位には可能性が残されているかな。
割合だけでいえば、第三グループの高さが目立つ。やはりラン勝負なんだ。
 
こうして、
Aプラン 『Swim22:40→Bike第二グループ→Run36:10』
Bプラン 『Swim24:30→Bike第三グループ→Run35:30』
というレースプランが導かれるわけだ。
14622bike←ポジション設定ミス
<反省&改善>
Swimはただいま成長の途中。今回、昔のクセと、良い泳ぎとが、6:4くらいで混在していたような気がする。途中、隣が平泳ぎで確認していて、それ見て、渋滞してるんだ!とはたと気づき、そこから泳ぎが正常化、ということもあった。
少数精鋭の選手権では、バトルっぽい展開が最後まで続くので、実戦環境下で安定して再現できることがキモだ。プールより泳ぎが落ちてる選手は、このレベルでもけっこー多いかもしれない。
仮に今から1ヶ月後にでも同じレースがあれば、Swimは、22:40の第二グループ入りを「チャレンジ」できるかもしれない。1年後なら「リアルに」入ってみせようではないか。
 
もう一つ、侮れないのが、トランジションからのバイクスタート技術。
Swim第二集団8名のうち6名は、Bike第二グループに入っている(Swim22:35,38,39,49,41,42)。しかし、22:43,47の2名は第三グループへ分断されている。この差は1秒だ。
またBike第三グループへは、"Swim24:28,32"の2名は入れたが、同時スタートの"24:25,30"の2名は入れず、追走ユニットとなる。この差は結局4分に拡がった。その8秒後、24:38にスタートした僕は、この追走ユニットに追いつくのに5kmを要した。追いつくまでの間、"24:35,35,37"の3名を抜かすが、あっさり抜かし過ぎてしまった。ついてきてほしかったんだけど。。なんとかけしかけて、数百mでもいいから前を引いてもらってもよかったかな。
 
こうゆう戦術と駆け引きがバイク終了まで続いくのが、ドラフティングレース独特の味わいだ。でも結局最後はラン勝負なのがトライアスロン。今の僕には、あのあとで35:30を切る走力は無い。でも、それを実現できれば、他のレースがかなり面白くなってくる。
 
基礎体力は落ちてゆくであろう41〜2歳の身体で、いかにして、3:30ペースを身体に馴染ませるか。そのためには新たなランニング技術の開発が必要で、その感触は、既に得つつある。それをどこまで伸ばせるか。
 
チャレンジするから、扉は開かれるのさ。

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2014年6月20日 (金)

「フェルプス的なクロール」のより正しい分析 〜ハッタリ選手新泳法を説明しちゃうぞ!

掴みかけている(と思われる)僕の新泳法を、以下、文字化しておく。こうゆうのは公開するほどトクするもの。
 
全体的には、改良前の弱点を潰すためのもの。A1-2、C2などはSNS友達「ハルちゃん」による重要なアドバイスだ。
ただし、B.はハッタリ君オリジナルかも。「フェルプス的なクロール」のより正しい分析、とはこの部分のこと。2008年のNHKスペシャルでの動画と付き合わせてみるといい。Nスペよりも僕のの方が核心を突いてると思う(あの番組には一部に問題がある)。
 
いわゆる「ギャロップ・クロール」の、より正しい理解でもあるはずだ。 (著名指導者のお墨付き有)
 
・・・ 
<A.ストローク>
  1. 肩幅より少しだけ外にふわっと入水
  2. 肩+肩甲骨(略して「カタカタ」)を前へ伸ばす
  3. 始めは指先だけ少し曲げながら、「指から肘までの1枚のパドル」を、頭の前で生成
  4. パドルを水中浅くに突き刺したまま、カタカタの初動負荷を動力源に、胴体を前へ押し出す (※3〜4は別のイメージもある)
  5. 掌はフィニッシュまで少し下/底に向ける意識で(実際はやや上を向く)
  6. 腰のローリングを効かせて腰あたりでシュッと終了
<B.タイミング>
  1. 「呼吸→左右ストローク」までは一続きの動作。その範囲中で最適化する(×片側ストロークだけで考えない)
  2. 右呼吸の場合、左腕の上記A2の動作を大きめに。「舳先を流す」感じ。(右腕は上記A6のフィニッシュ動作をしている)
  3. 呼吸後、左ストローク開始。その終了までが「ストロークの前半」。左終了から右開始までは短くor同時(=一連のストロークを止めない目的)
  4. 右ストローク終了直前に腰ローリングで加速(A6) →これで1ストローク終了
  5. 再び右呼吸し、次のストロークに入る。ここで減速するので、再加速のため、左キャッチと&左キック(=2キック時)を強く
<C.キック>
  1. 真下へ打つ。ただし足首を下側に曲げすぎない。
  2. モモから軽めに動かす。ヒザ+足首には力を入れず、水を捕まえるために柔らかく移動させ、そして、ムチのようにしならせる
  3. 4キック(1+3)を一時的に活用。呼吸側ストローク1+反対3、が今のとこの基本スタイル(正解は無いようで、自分なりのリズムが合えばよいらしい。レース後に2+2型の変則4キックも練習してみよう)
<D.頭>
  1. 呼吸時も頭はまっすぐ=同じ位置で水を受け流し続ける
  2. ヘッドアップは、2-1では右呼吸のみ(目だけ水面に上げた直後に右呼吸し、軽く潜って再浮上?)、もしくは3−1で時間をかけて
・・・
ちなみに、流体力学的には、A3-4とは、「より大きくて速い渦をより多くパドル周辺に発生させる」という物理現象だ。結局のところ、この技術の優劣に尽きる。
 
これでレースでのスイム水準が上がるのは望むところですよ。僕はさらに上をいくからね〜〜
 

2014年6月18日 (水)

【レース展望】ついにトライアスロン日本選手権'14東京都予選だよ〜

トライアスロン東京都選手権2014は6/22渡良瀬遊水地で開催→http://www.mspo.jp/watarase/
出走42名、うち東京都所属の39名が、7枠の日本選手権(と補欠含め3枠の国体代表)を争う。
上位当選枠であるJapan-cupポイント獲得者は今年も去年も外山選手1名のみ。よって繰り上げ当選分を1名=日本選手権は実質8枠とみる。(学生さんとか急成長してランキング入りする可能性はあるけど、そこは期待しないでおこう。外山選手が圏外に押し出される可能性だってあるしね)
526741_425698600785676_556704068_n<写真は'12関東選手権>
 
今年の1月半ばにトレーニングを再開してから5ヶ月。日本選手権を目標設定したのは3月半ば。その最低条件とは、それからの3ヶ月間でスイムの劇的進化が起きることだった。そのために、いろいろ本読みなおしたり、外国の本まで探してきたり、動画コレクターと化し、分析魔と化して、最後に撮影したり。
 
しかし知識は増えてもタイムは一進一退。「おもいで出場」に切り替えようかなと思った。収穫もあったし、と。
けれども、ここに来てこれしかない、と信じ切れる知識の体系が固まってきた。実際その感覚も掴み始め、練習タイムもガクンと上がり始めた。
 
劇的進化、というには、まだ足りないと思う。ここから1ヶ月でも泳ぎ込めると、さらに1レベル上に上がれるのかもしれない。まあでも、そんなもんなんだと思う。理想を追求すればきりがない。今ここにある自分で、出来る最大限を試すまでのことだ。
 
そんな「今できること」の1つは、対戦相手を知ること。
2014春の関東地区の「JTU記録会」での公開資料から、10級以内を中心に、主要ぽい参加者をざっと調べてみた。400m自由形と5000m走タイムは
 
寺澤 光介   4:11   17:34
平野 司    4:18   17:6
保坂 圭太郎 4:23   17:47
清本 聖    4:31   17:21
生井 一公  4:30   17:51
佐藤 謙太郎 4:36   16:4
原 恭平    4:38   16:11
西崎 昌宏  4:40   17:17
笠原 大康  4:44   15:56
今井 隆生  4:49   15:34
福永 晃樹裕 4:52   17:8
阿部 吉貴  5:18   16:5
阿部 嵩大  5:23   16:4
井上 賢吾  (去年S20:52 R35:51)
犬童 太一  ?
 
10級以内は13名かな。僕はというと、400m泳も5,000m走もタイム測ったことがないので、さっぱりわからない。体調不良やら練習不足やらで、少々の脱落者は出るだろうが、その分、ダークホースも出現するだろう(たとえば僕のような)。
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そして当日、スイムでどうゆう集団が形成され、バイクでどう変化するか。そのどこに僕が収まるか。
 
スイムは、当日ふくめたこの5日間で、もうあとひと伸びできるだろう。さらにスタート直後の立ち回りに成功して、数名と想定される「400m4:40−50レベルの集団」に入れると、希望がつながる。
4分前半の強豪スイマーが少ないのが、関東選手権との違い。だから彼らがリードしても、バイクで追いつく可能性は高い。そのバイク「追いつき集団」は、「スイム4:40-50集団」と一致する可能性が高い。そこに食い込むことが、僕のゲームプランの生命線だ。切れたらそこで試合終了。
 
こうして先頭が大集団化した場合、ラン5000m16分台以内の6名が一気に有利になる。そのレベルの出場者は他にもいるはずだ(たとえば僕のような)。
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そして「8位まで2分差くらい」でランに突入できれば、ゲームはコンティニューかな。
 
横浜で進化したランは、しかし速すぎた反動で左腰にハリが出て、以後、レースペース少し下を週1で走ってきた程度だ。でも、何があっても故障しないしぶとさがハッタリ選手の特徴。
今回も、異常をごまかす新走法を発見した。それは筋負担が少ないため、中1日でレースペースを繰り返しても違和感が出ない。新たな武器となりそう。
さらに、いまさらようやく「モモ裏=ハムストリングを活用した走り」という基本的なことが、実行できるようになった。
これにより、
  1. 序盤は、筋負担の少ない新走法で3:45で脚を落ち着かせ、
  2. 中盤、ハムストリングを駆使する二段ロケットに点火、3:35に上げ
  3. 勝負どころで、「横浜走法」投入、3:20台でまくりまくる
と、夢の10km35分台を目指すパーツが揃った。かな?
 
決戦まであと5日。
ダメ元参戦なんで、楽しんでいくよ〜
 

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2014年6月16日 (月)

ハッタリ選手の水泳フォーム動画'14春 〜「抵抗要因」の分析

前回載せた、6/8に撮った動画は、「キャッチ重視の高回転ストローク」を試みて、ヘンテコリン化したものである。もう少し前で落ち着いて水をつかんで、ヒジから先を水面に垂直に立てるべきなのだ。
 
今回は、水上から、前後のを掲載。
 
【動画2】   前からは、ブレーキの発生源がよくわかる。前方では左右に傾けた頭が、後方ではヒザから先が横に飛び出たキックが抵抗要因だ。4輪駆動車のブレーキ版。
 
【動画3】 後ろから撮ると、左右の無駄な動きがよく見える。腰位置も、胴体の方向性も、ゆらゆらしている。直進なのにハンドルを回し続けてる状態。余計な距離を進む分だけタイムを消費する。
これらのブレーキと無駄ハンドルには、共通の要因がある。
頭・手先・ヒザ先が、「意図せざる舵」として作用しているのだ。
 
頭: 呼吸で上げた時にも、前からみた頭の位置は維持し、「同じ水流」を受け流し続けることが必要なのだが・・・
  • 左右に振ってしまうために、その幅の分、ブレーキとなる
  • そしてそれにより胴体が左右後ろに押され、キック(特にヒザから先)まで左右にブレて、新たなブレーキとなる
キック:
  • ヒザから先だけを動かし過ぎているので、軌跡が(本来の)上下ではなく、左右にブレやすい
  • そこには、「右呼吸時の左手入水が右に寄り過ぎ」という問題も絡んでいる。水流抵抗で身体が右に流れるのを、右向きキックにより左に戻そうとしているようだ
  • またヒザ先だけのキックは、前回の横からの動画を見るとわかる通り、フクラハギや足前面(=足首の先)に余計なブレーキを発生させている。
呼吸の左右切替やヘッドアップ: 
  • 意図してこれら実戦的動作を、いろんな種類、入れているのだが、、
  • その都度、ストロークが不安定化し、これらのブレを助長している
流体力学によれば、こうゆう余計な動作は、その都度、新たな波や渦を後方に生み出す。
それを作るエネルギーは僕が供給しているわけで、吸い取られているわけだ。
さらに、渦は身体を後方にひっぱる効果もある(でいいのかな?)
 
これでも僕まーがんばって練習してる方だと思うんで、、TVで水泳選手がアタリマエのように真っ直ぐ泳いでるのは、凄いことなのだ。

そんなDVDが届いたのが11(水)。Windowsフォルダの中に入っていたため、こんな時のためだけに残してあるXPパソコン経由で、MacにMP4ファイルを移して。

早速、改善項目をノートに書きだしたら、まず16個。さらに次々と弱点が露呈し、今は25くらいある。
 
動画が届いた翌日のプールで早速修正をかけまくったら、いきなり過去最速の練習タイムが出まくった!
メインは長水100mのインターバル15本@1:45。1:25から入り、息が上がると共に伸び始めて、最速1:18、最後まで1:20を維持。このタイムがこうゆう伸び方で後半に出るのは、たぶん始めて。
以後の練習は疲労でバテ気味だけど、最高巡航速度は維持できてる。
 
20以上の修正なんて、いきなりは無理。今の僕に対応できるのは、その殆どが知識や意識としては前からあって、今それが一つづきの流れとして見えるようになったからだ。これまでの蓄積は、確実に効いている。
まだキャッチの改善余地は大きく、新フォームへの体力的適応もこれから。「100m1:20巡航」実現まで、あと少しだと思う。
 
そして、東京都選手権のスタートリストを分析してたら、少し光がみえてきた! かも??

 

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2014年6月12日 (木)

ハッタリ選手の水泳フォーム動画'14春 〜1.「推進力」の分析

たしか14ヶ月ぶりの水泳フォーム撮影。

このために数々の苦難を乗り越えた。

たまに小雨がぱらつく多摩川と綱島街道を20kmほど自転車で走り、駐めようとしたら、ワイヤーロックの鍵だけない。途中ポケットから抜け落ちたのかと動揺しつつ、売却価値が存在しない薄汚い自転車であることを頼みとして無施錠のままトイレに。そのときボトルを洗面台に置き忘れたことに、雨で4割引のお弁当を食べようとした時に気付く。慌てて戻る途中にお弁当がレジ袋の中で暴れて発射寸前。ボトルを回収して食べ始めると、歯を口内にぶつける。

通常の自転車盗難事件にみられるリスク要因が低い特殊な場所なこともあり、乗り捨て対策だけで十分と判断した。ホイールを外して受付に預けることとし、事なきを得る。その元凶の鍵は、帰宅したら玄関にあった。

肝心の撮影は、おかげで「レースで慌てた時のフォーム」を引き出すことに成功。失敗する時の模様を明らかにする映像は貴重だ。(=ひどい泳ぎだったという意味です)

まずは横から。「推進力」を分析する素材となる。

問題は、ハイエルボーキャッチなど教科書レベルのの他に、ヘッドアップや呼吸切替時の乱れ、この機械特有のうねりの影響もある。おかげで海のシミュレーションになった。

改善点としてノートに書いたのはストローク8+キック6+姿勢7=計21点。

1つ1つ解説してると1冊本でも書けそうだ。その1つが、高橋教授が説く「手首を曲げたキャッチ」。この技術に対し、世界女王Sheilaは「ローエルボー化のリスク」を警告している。 まさにその問題が露呈してる。日本語だけ読んでたら限界あるなあ。大事なのは「ヒジから先のユニット」だ(=これは日本語でも書いてあるけどね)

21項目の改善なんて、多すぎるようだけど、でも「軌跡・力点・タイミング」に集約すれば、運動神経がとても低い僕にも制御可能な範囲だ。

新泳法のための材料は、揃ったきたと思う。いわゆる「報われる努力」を積み上げている感触はある。壁を超えるまで、もうあと少し。きっと。

 

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2014年6月 7日 (土)

トライアスロン関東選手権'14 データ(だけ)分析してみた

先週のトライアスロン関東選手権2014、出場も応援もしてないけど、レザルト=公式記録 の数字だけ見て想像したことをFacebookに書いてみたら、出場者ふくめて評判悪くない。見てもないものをもっともらしく語る、まさにハッタリくん。加筆掲載しとこう。
 
東京除く関東地区から、トライアスロン日本選手権(通称「お台場」)出場枠は7ではなくて9(訂正)。エリートカテゴリの年間ランキング上位での当選枠に入った選手が抜けるので、繰り上げ当選が幾つか発生する。それを渋めに2枠とし(その走力ではジャパンカップPoint獲得は難しいだろうからね)、11位まで当選圏と仮定してみる。
すると、お台場当選者が2タイプ、想定されるのであった。
  • 「勝ち組」 Swim14位/21:22まで →Bike終了時11位/1:16:16まで→Run41分まで
  • 「敗者復活戦」 Swim25位/22:08まで(ナカゴメさん) →Bike通過13〜22位/1:20前後まで →Run37分
「勝ち組」のRunは、41分というメタボ中年親父レベルの異常な遅さであることに注目されたい。世界トップレベルは28分台に突入しようかという2014年にだ。
 
なぜこうなったか?
スイム先頭集団組が、「俺らみんな一緒にお台場いけるぜ!」と協力してバイク勝負に出て、集団の一人ひとりが全力を出し切り、第二集団=「敗者復活組」に対して3:34ものリードを稼いだ。彼らはバイクラップも上位を占め、その過程で、何名かを集団からふるい落としてもいる。
そして6月1日は、今年最高の暑さが突如やってきた日。会場の渡良瀬遊水地は、関東平野の陽だまりのようで、ただでさえ暑い。
結果、バイクで使い切った脚と暑さで、みんな走れない。もしくは、3:34ものリードに安心した。そしてスイマーに有利なレース展開に終始した。
 
というのが僕の推測。
つまり、スイム先頭集団に入れたかどうかで勝負はおおかた決まったわけだ。
 
そこで湧き上がる疑問、スイム先頭集団組の泳力はどれくらいなのか?
今春のJTU記録会データ から、今回の上位者における400m自由形の記録会データとスイム記録とは、
  • 「スイム先頭集団=21分前半組」 2位4:16、4位4:30、5位4:08、6位4:24
  • 「敗者復活戦」 8位4:30/今回スイム22:01(→バイク第二集団)、10位4:51/24:40(→バイク第三集団ながらRunパート大逆転)、ナカゴメさん5:01/今回22:08(→バイク第二集団ながらラン棄権)
元プロのレース巧者にして泳力を維持しているナカゴメさんの先頭集団入りを許さないハイペース! 400m4:40+バトル立ち回り成功で、ぎりぎり先頭集団入り、て感じかな。
 
<ハッタリ選手、6/22東京都選手権に向けた秘策は?>
秘策? そんなものあるわけが、、、あるでしょう、ニヤリ。
 
 
<さらなる考察>
地区予選でこれだけの大学生トライアスリートが400m4:30以内で泳ぐとは【競泳出身者の本格参入】を示すのだろうか?(昔を知らないけど) 
 
萩野公介は長水400m3:43。短水400Frは松田丈志3:39。世界はアニェルの3:32!(これは高速水着)。短水3:50レベルでは競泳の五輪は無理だ。
でも走れる選手なら、トライアスロンに転向すれば一気に拓ける。
 
五輪ルールでは、スイム力は飛び抜けてても無力だが、同レベルの泳力の選手が増えるほどBike逃げ切りも容易になる。結果、スイム力による格差はさらに拡大するだろう。
 
スイムがそのレベルにない選手なら、アイアンマンなどに進出すればいい。
でも五輪出場の可能性が無い競技でプロ活動するのは高難易だ。普通の企業は「五輪出場選手を育てる」ことに広告価値を見出すから。そうではないマニアックなスポンサーを独自開拓する必要があるわけだ。
ただ逆に考えれば、 営 業 力 が ア ス リ ー ト の 可 能 性 を 拡 げ る ともいえるかな
 

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2014年6月 1日 (日)

横浜トライアスロン2014Run、そして「リスク」について 

<横浜トライアスロンの続き>  ・・・てもう2週も過ぎて書く気が、、
 
自転車とは、「人体エネルギーから発生可能な最高速度」を追求するために設計された道具だ。エスカレーター上で歩くとなんか得したような気になるけど、たぶん同じような心理で、自分の動作にレバレッジがかかって加速するのは、気持ちいいものだ。
モーターバイクと違って、自分の力次第なのも潔いし、またそれゆえに、生身の身体に制御可能なスピードに留まることが多く(例外もあるが)、わりと人に優しい。
 
こうして生み出されるスピードに、ライダーは熱狂する。その熱狂がオーディエンスにも伝播するんだろう。
でもそのスピードは、危険とうらはらなもの。
自転車レースに参加している時点で、その危険な世界観を受け入れている、といえるのかもしれない。
ただ全くの運任せではなくて、「危険の可能性を下げる」ことなら、個々人に出来る。
自転車レースで「危険の可能性」が高まる典型的な要因は、「レベルの違うプレイヤーの混在」だ。
自転車ロードレースでは、「集団の先頭付近に位置しろ」といわれる。これは直接的には、「前方の出来事は後方に波及する」ためで、ちょっとしたフラつきなどの小さな事象が、後方ほど吸収不能となり(集団が密集したりしてるので)、落車などにつながる。
同時に、市民レースの場合、この能力差の要素も無視できない。先頭付近をキープできるのは、比較的上級者に限られる。集団の半ば以降なら、低級者でもついていきやすいからだ。
 
こうゆう状況では、「事故が起きそうな位置にいた自分が悪い」という理屈が成立する。2012秋は、まさにそのケース。
 
この問題が目に見えて表れるのが、 1秒を削りたい上級者が、予測不能な動きをしがちな初心者と混走する場合。周回コースを使った市民トライアスロンや、いわゆるエンデューロとよばれる自転車イベントの類だ。去年だったか、富士スピードウェイである程度経験お持ちらしい方の死亡事故も、後者のパターンかと思う。
 
とはいえ、トップアマが揃うKONAですら、Bike得意な方々が次々と事故ってたくらいで、「そうゆう傾向がある」という知識は、参考にしかならない。結局、自分が感知したものを、自分で考えて、対応してゆくほかない。
 
今回の僕でも、抜かす直前の相手が、サドル後ろにボトルをはめようとして落下させ、目の前をボトルが転がったりしてる。こんな時に必要な対応とは:
  1. 「こいつボトル落とすかも」と予測し
  2. 実際に転がってきたボトルをよけ    (←今回の僕)
  3. ボトルにぶつかっても、バイクは制御しきり
  4. 制御しきれない時には、ダメージを最小化する形で着地する(ハンドルを路面に叩きつけて衝撃を吸収させる、身体は小さく丸める、などなど)
この一連の対応の流れは、曖昧な可能性の鎖で繋がったもの。多くの場合はそのどこかで救済されるわけだが、それはつまり、運が良かったのだ。
 
それはレースに限らず、日々のバイク・トレーニングでもそう。
十字を切りながら(て僕は日本人的な無宗教な人間なんだけど)自転車を発進させ、帰宅して水シャワーを浴びながら、何事もなかったことに感謝する。そんな高強度のアクセントをはさみながら、市民トラアスリートの日々は続いてゆく。
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<Run>
話を戻そう。
Runの前半3−4km、体幹をうまくつかえないバタバタしたフォームで、ペースが上がらない。たしか、1km3:45〜59の範囲くらいだと思う。(今回、GPSのデータが記録されておらず、また去年はあった周回データ公表もされてないので、レース中のラップ表示をチラ見した記憶を頼りに書くしか無い)
 
気持ち的にも、なんでこんなに遅いんだ、的な。
こんなもんじゃないはずだ、的な。。
 
後半、あるところから、よい動きが引き出されてきた。
腕を振って体幹を活かすことでモモを大きく動かし、自然とストライドが伸びる、過去レース中に決して出なかった動き。時折、ガラスに反射する姿で、ストライドの大きさに我ながら感心する(オレンジのCEP製Calf Sleevesは、暗いガラスにもよく反射する)。
 
1kmラップはレース後半の巡航速度としては過去最速の3:30前後を維持し、見知らぬ応援からも「速い」「ナイスラン!」といった声が聞こえるようになった。快感。 
 
今回の結果がどうであれ、次につながればいいんだ。
僕にとっての主戦場は、天草から村上まで、真夏のド直線での力勝負だ。
 
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『覚醒せよ、わが身体。〜トライアスリートのエスノグラフィー』

  • 初著作 2017年9月発売

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