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2014年6月 7日 (土)

トライアスロン関東選手権'14 データ(だけ)分析してみた

先週のトライアスロン関東選手権2014、出場も応援もしてないけど、レザルト=公式記録 の数字だけ見て想像したことをFacebookに書いてみたら、出場者ふくめて評判悪くない。見てもないものをもっともらしく語る、まさにハッタリくん。加筆掲載しとこう。
 
東京除く関東地区から、トライアスロン日本選手権(通称「お台場」)出場枠は7ではなくて9(訂正)。エリートカテゴリの年間ランキング上位での当選枠に入った選手が抜けるので、繰り上げ当選が幾つか発生する。それを渋めに2枠とし(その走力ではジャパンカップPoint獲得は難しいだろうからね)、11位まで当選圏と仮定してみる。
すると、お台場当選者が2タイプ、想定されるのであった。
  • 「勝ち組」 Swim14位/21:22まで →Bike終了時11位/1:16:16まで→Run41分まで
  • 「敗者復活戦」 Swim25位/22:08まで(ナカゴメさん) →Bike通過13〜22位/1:20前後まで →Run37分
「勝ち組」のRunは、41分というメタボ中年親父レベルの異常な遅さであることに注目されたい。世界トップレベルは28分台に突入しようかという2014年にだ。
 
なぜこうなったか?
スイム先頭集団組が、「俺らみんな一緒にお台場いけるぜ!」と協力してバイク勝負に出て、集団の一人ひとりが全力を出し切り、第二集団=「敗者復活組」に対して3:34ものリードを稼いだ。彼らはバイクラップも上位を占め、その過程で、何名かを集団からふるい落としてもいる。
そして6月1日は、今年最高の暑さが突如やってきた日。会場の渡良瀬遊水地は、関東平野の陽だまりのようで、ただでさえ暑い。
結果、バイクで使い切った脚と暑さで、みんな走れない。もしくは、3:34ものリードに安心した。そしてスイマーに有利なレース展開に終始した。
 
というのが僕の推測。
つまり、スイム先頭集団に入れたかどうかで勝負はおおかた決まったわけだ。
 
そこで湧き上がる疑問、スイム先頭集団組の泳力はどれくらいなのか?
今春のJTU記録会データ から、今回の上位者における400m自由形の記録会データとスイム記録とは、
  • 「スイム先頭集団=21分前半組」 2位4:16、4位4:30、5位4:08、6位4:24
  • 「敗者復活戦」 8位4:30/今回スイム22:01(→バイク第二集団)、10位4:51/24:40(→バイク第三集団ながらRunパート大逆転)、ナカゴメさん5:01/今回22:08(→バイク第二集団ながらラン棄権)
元プロのレース巧者にして泳力を維持しているナカゴメさんの先頭集団入りを許さないハイペース! 400m4:40+バトル立ち回り成功で、ぎりぎり先頭集団入り、て感じかな。
 
<ハッタリ選手、6/22東京都選手権に向けた秘策は?>
秘策? そんなものあるわけが、、、あるでしょう、ニヤリ。
 
 
<さらなる考察>
地区予選でこれだけの大学生トライアスリートが400m4:30以内で泳ぐとは【競泳出身者の本格参入】を示すのだろうか?(昔を知らないけど) 
 
萩野公介は長水400m3:43。短水400Frは松田丈志3:39。世界はアニェルの3:32!(これは高速水着)。短水3:50レベルでは競泳の五輪は無理だ。
でも走れる選手なら、トライアスロンに転向すれば一気に拓ける。
 
五輪ルールでは、スイム力は飛び抜けてても無力だが、同レベルの泳力の選手が増えるほどBike逃げ切りも容易になる。結果、スイム力による格差はさらに拡大するだろう。
 
スイムがそのレベルにない選手なら、アイアンマンなどに進出すればいい。
でも五輪出場の可能性が無い競技でプロ活動するのは高難易だ。普通の企業は「五輪出場選手を育てる」ことに広告価値を見出すから。そうではないマニアックなスポンサーを独自開拓する必要があるわけだ。
ただ逆に考えれば、 営 業 力 が ア ス リ ー ト の 可 能 性 を 拡 げ る ともいえるかな
 

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コメント

りんたろーさん、今回スイム距離長めだったようで、3位以下と1分差つけての20:13とはかなりの泳力を示すようです。

スイムよりランのが上達が早いと思うので、今回のスイム強者たちがトータル成績を上げてゆくのが期待できますし、スイム苦手組にも強烈な刺激になって、大幅向上につながるとよいと思います。

まあこれで僕にとってもエリートカテゴリがますます遠くなりますが、、この刺激でスイムが上がるキッカケになればよしとします。

関東選手権のスイム1位の山下選手はケンズの練習生でスイムは国内でも上位だと思います。たしか競泳出身だったかと。バイクもケンズの練習会で一緒に走ったことがありますが、登りはぜんぜんついていけない(笑)。昨年の関東選手権優勝の今井選手と合わせ、ケンズの若手期待のホープです。今井選手(兼コーチ)はスイムがやや苦手でランなら国内でも上位。逆に山下選手はランがやや苦手。若い彼らがお互いに刺激しあいながら、苦手ジャンルを克服しつつ頑張って欲しいですね。

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