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2014年4月の28件の記事

2014年4月30日 (水)

自称水泳評論家の男は「ストロークへの集中」を説きはじめた

ハッタリ記者) 読者の皆さんご無沙汰です。なんと20日ぶりの登場な僕らです。

自称水泳評論家の男) この間、当ブログの御主人様が書きまくってて、僕らの出る幕なかったよね。

ハ) その頃からブログアクセス数がまた伸びて、普通に毎日1,000超えてるらしいです。1年前は100ちょいくらいだったのに。御主人様がここまで伸ばしちゃうと僕らの出る幕ないっす。。

男) せめて僕らは、ブログランキング→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ ←でTop10を維持できるようサービス精神あふれる記事を書いていこうじゃないか。ほぼ陥落してるけども。こんなんじゃブログも打ち切られるんじゃないか?

ハ) せめて終わる前に、回収しきってない課題を決着させていきましょう。ハッタリ選手の過去の水中映像の分析も終わってないですね。

http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-cc1e.html

男) 前回のをおさらいしておくと、この動画での「泳ぐ姿勢」について4つの問題を指摘しておいた。

  1. 沈む下半身
  2. 腰が回り過ぎ
  3. → 体軸もブレてる
  4. 1+2により、キックの振り幅が大き過ぎて抵抗に

ちなみに、撮影会の当日、主催した竹内鉄平スクールの指導により、ハッタリ選手は初めて「伏し浮き」ができるようになった。その結果、姿勢まわりの課題は、2013シーズンにはわりと解消されてると思う。これ以降は撮影してないから、わかんないけど。

ハ) どっか、安く手軽に水中撮影できないですかね。アドバイス付きのレッスンは割とあるんですけど、まずは動画だけ手に入れば、十分なんですよね。

男) だよねー。「視覚」は有効な情報だからね。

ただし水泳の場合、「触覚」の方がより大事だ。いわゆる水感、水の手触りを感じ取ること。

その水感が、この動画のスイマーには不足しているだろうな。自分の身体に「どのように力が入っているか」は意識できているが、その結果、水に対して「どれだけ有効な力を加えているのか」感じ取れていない。

ハ) といいますと?

男) 力の入れどころがズレていて、水を押すという本質から外れた動作に、余計な力をかけている。

わかりやすいのは、入水時、「腕を伸ばす動作」に力を入れ過ぎていること。前へ前へ、という意識が、そうさせているんだろう。でも肝心なののストローク、後ろへ押す力だ。

その結果、入水した直後から、本来ならば押せていたはずの水を、かなり逃している。

ハ) 「ストローク」の問題なんですか。

男) そのとおり。これまで当ブログでは、姿勢とか、体幹とか、土台にあたることを強調してきたんだけど、それらは、出来て当然or出来るに越したことはない、て話にすぎない。

僕らが欲しいのは、スピードなのだ。その原動力がストローク。言うまでも無いほどの話だけれど。もうシーズンも本格化するし、本丸の攻略に入るとしようか。

ハ) じゃあ、どうすればストロークを向上させられるんですか?

男) もう書き疲れた。こいつクリックして→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ ←明日を待つのだ。おやすみなさい。

2014年4月29日 (火)

効率動作vol.3「瞬間的にでも最大限の発現をさせる」

1つ前に書いた新泳法は、プールに入った最初の1ストロークで、リアルに驚くほどの明確な違いを感じた。
良質な動作とは、そうゆうもの。
 
一般化すれば、
パフォーマンス=1つの動作×動作の回数
 
数式で書けば、
P=an
 
きわめてシンプル。
aの値は感じ考えることで、nは頑張ることで、上げる。両方同時に必要だ。アイアンマンであれ、なんであれ。
 
こうした「動作効率」はみなさん関心も高いようで、先週のピークでは1日ブログアクセス1800、ユニークユーザ数1000まで上がった。たぶん過去最高。Facebookではとりわけ上級者=Kona常連から元五輪代表に至るクラスの方々の賛同を頂いている。
 
その中で、耐久スポーツ界のレジェンドに僕の記事を紹介いただいた。過去の競技歴、現在の指導者および関連ビジネス界での位置、全てが一流な方だ。
そのコメントをありがたく引用:
 
瞬間的にでも最大限の発現をさせる
それを体が自然に覚える
 
キレのある走りができる人が
自分の体をマネージメントしながら
練習量を積むこと
これしかない
 
世界を相手にしている日本人はほぼこれに当てはまる
 
僕が5年ほど前ロードバイクにのめり込み始めたころ、彼の100回分くらいあるシリーズは全て熟読し、バイク動作の奥深さを学ばせて頂いた。ある意味では僕の原点である一人。ちょいと嬉しいですよ。
 
そこに書かれた究極奥義、それは「瞬間的にでも最大限の発現をさせる」ということ。短時間高強度、とかのレベルではない。左右の1ストローク、ペダル1回転、ラン一歩。もっといえば、瞬間、今ここなのだ。練習できない日に、オフィスビルの階段を駆け上がるその瞬間ですら鍛えることができる。もはや僕らは言い訳できない。
 
「それを体が自然に覚える」のだから、ダラダラした練習は、むしろ危険なのだ。
 
それらクリアした後は、良質の練習の量が、勝負を決める。
ただし、宮古2014の結果からいえば、総合トップレベルの争いですら、そのレベルに達せていない要素があるのかもしれない。
 
筋力に頼らず自分の体を効率良く使うレースができるようになってきた。 仕事が忙しくなっている中、 練習量に頼らない走りができている
西内選手インタビュー、宮古新報より: http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=10170&continue=on
 
もちろん色々な要素が絡み合った中での一部、て話だけどね。でもその要素抜きには、他のすべてが意味を失うだろう。
 
 

2014年4月27日 (日)

【ニュース速報】 ハッタリ選手のクロールに大規模進化が発生した模様

ついに長水100m脱力1:20の泳ぎ、掴んだよ〜

まずは初戦3週間前、ここまでのトレーニング量グラフから:

Photo ほぼ4週にわたり上げてきたから、さすがに疲労が蓄積。昨日まで4日間休養にあてた。こんな時に無理するとケガするからね。
 
その最終日、本当に流血したぞ!
雑巾がけしててガラス片を気付かずに巻き込み、小指を3mmさっと切る。まずは流水にさらすが、血が止まらない。まあトレーニングが順調であるがために血液量増加中なんだと解釈する。圧迫を続けて止血し、バンドエイドを貼る。軽く押さえて違和感はないので、破片が残ったりはしてないようだ。原因らしきガラス片も綺麗なまま、一瞬さわった程度なんだろう・・・
 
こんなこと起きるわけですよ。バイオリズムの底ってのは。
こんな時にトレーニングするのは、むしろマイナスだと思っている。せいぜい、軽いジョグで身体をほぐす程度だ。
でもそれを乗り切れば、パーンと上がったりする。
大事なのは、明日の自分を信じて、今日の練習量を捨てる気持ちだ。
 
そして今日、ついに来たよ〜
いつもより少し混んだ長水プールで、ウォーミングアップでゆるく100m。時計を見て目を疑う。1:22? あれスタートの秒針を見間違えた? もう1本ゆるり。1:22? あれ力入れてないんですけど? もう1本、、おかしい1:22?
 
これまでと同じ負担感のまま、新たな推進力を得ているようだ。
 
このまま練習を続けて動きの完成度を上げながら、コンディションも上げてゆけば、「脱力100m1:20ペース」での距離が伸びてゆくだろう。その先にあるのは、1.5km20:00の泳ぎだ。日本選手権が一歩近づいたかな、笑。
 
実はこの2週ほど、疲労で1:30超えまくるような泳ぎが続いていた。でも、決してガムシャラには泳がず、丁寧に水と接してきた。その中で、この2年間ほど研究してきた、長距離女王レデッキー(USA)や萩野公介のクロールが、ついに単なる情報から、僕の身体の一部へ、変化を遂げたようだ。 
 
こんなことが起きるわけですよ。自分を信じて、丁寧に練習を続けていると。
 
そしてこれは、この一連の連載 http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/cat23694931/index.html の中で、考えを纏め、書き続けてきた効果でもある。
改めて確認しておくけど、このブログは、僕(だけ)が速くなるための手段なんだね。けしてアナタのために書いてるわけじゃない、笑。いや、アナタが速くなってもらっても構わないけど、僕はそれ以上に速くなるのさ!
 
今日の一言: 自分を信じる。
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2014年4月26日 (土)

「太く重たい脚で速く走る」ための僕の方法

僕の脚は、太くて重い。フクラハギも重い。
TANITAで四肢ごとの筋肉量を計測すると、体重61kg中、足は各11-2kgあると出る。この数値自体はテキトーなものだけど、比較的重い方ではないかな。比較データはないけど。 Img_2516c
自転車には好都合な脚で、JCRCなど単体レースでも結果を出せてるわけだが、ランでは不利だろう。練習タイムもそう速くないと思う。(だからラン単体のレースには始めから出ない)
しかしレースの種目別順位では、バイクもランもほぼ同じくらい。つまり、「トライアスロンのRun」という種目に限れば、向いている脚なんだろう。
 
この事実は、僕が、とりわけトライアスリートの軽量化に否定的な理由の1つでもある。
 
<特徴>
筋肉量が多いとは、大規模なエネルギー生産工場  を所有してるということ。同じパワーを出すのに、より低い稼働率で済むわけだ。
また、競輪選手とかと全く違うのは、「遅筋」の占める割合が、おそらく限りなく高いこと。だから力を入れてもゆっくりにしか動かず、酷使されることがない、というか、できない。
 
<バイクでの活用法>
それらの結果、バイクでは、「高めトルク×低ケイデンス」の動作が、自然に実現される。
大容量の遅筋なので、ゆっくり動かすことで最も無理なく発生パワーを高めることができるのだろう。遅筋が多いとケイデンスが低めになる傾向は指摘されているし(柿木, 2012)。
結果としてエネルギー消費が抑えられるのではないかな。
回転数を上げるということは、それだけ、脚を移動させる動作自体に位置エネルギーを要するわけだ。脚が重いほど、下に落とす場面ではプラスに働くのだけれど、トータルでのエネルギー消費は増えると思う。これは、僕が回転数を変えて走った上での実感だ。しかし世の教科書ではこの点が指摘されていない気がする。僕にとっては不思議な話だ。
 
<ランでの活用法>
軽量ランナーによくある腱を活かしたとぶような走りは、ありえない。
かわりに、重量を活かした大きめの振り子運動をさせている。
僕はお腹も太いので大きな動きに耐えやすいのと、腕振りも多用することで振り子運動をサポートしている。
「振り子走法では腹斜筋を酷使するのでは?」という質問を頂いたが、おそらくそれは「1軸クロス型」の走りでの現象だろう。僕は「2軸パラレル型」が主体だから関連が薄いのだろう。
<製造方法>
大容量なこの脚は、バイクは高強度・距離短め(毎回50km以内)で、ランではパワーを要するトレイル中心(毎回10km以内)、で、製造・加工しております。
筋トレは一切しない。
 
<原材料>
トレーニング直後に、最低でも牛乳/豆乳1杯分相当以上のエネルギー補給をするルールは、かなり徹底させている。主食として米をしっかり食べることを重視し、夜は肉魚をしっかり食べる。しっかり食べ過ぎているかもしれない。
米はタンパク質など栄養成分の割合が高いし、おそらく日本人の体質にも合っている。僕にとって活用しない理由がない。
プロテイン/BCAAの類は一切使わない。自然の栄養で十分。
 
<結論>
こうして生まれ持った体型を、科学的知識と照らし合わせて、自分なりの最適解を探っているわけだ。
そんな大きなエネルギー生産工場を、安全に、かつ美しく、包み込むための新たな道具がこちらCEPのコンプレッション製品というわけだ→
 
今日の一言: 生まれ持った体型を活かす
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2014年4月25日 (金)

ハードボイルドとはつまり、くたびれた中年男がカッコよく見えてしまう魔法、笑

レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」、もはや村上春樹クラスでなければ新たに触れることを許されない聖域に位置する、ハードボイルドの最高峰。
らしい(=読んだことない)
 
それを今あえてドラマ化する暴挙(笑)に、先週からNHKが挑んでいる。
そんな無謀さ加減が、ハードボイルドなのかな?
いやいやこれは最高傑作になるだろうよ。
 
極限まで磨き切ったセリフ、完璧としかいいようのない男優たち、極上の絵と音。
 
僕は基本ドラマとか見ない人なのだけど、今、3度めの再生をしている。
最初の濃厚な90秒、あるいは4分間だけでも、見てみるといい。
 
公式掲示板では、目の肥えた雰囲気の4-50代女性達が熱狂してる様子が伝わるだろう。
明日土曜16時初回再放送、21時2回目。
 
僕の解釈。
ハードボイルドとはつまり、くたびれた中年男がカッコよく見えてしまう魔法なのだ、笑
 
今日の一言: さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ。
 
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初スポンサー! 「CEP」コンプレッション製品提供いただきました〜

ドイツ製高級スポーツソックス/コンプレッション「CEP」より1年間製品供給を戴きます。ハッタリ選手の初スポンサーさんであります。

僕の脚はお肉がタプタプしとりまして、運動中に無駄なブレが発生している可能性が疑われる。スイム中に攣ることも多いのもそのせいかもしれない。だから、ブレを抑えるコンプレッション効果が有効かもしれないと思っている。

早速、都内のクロスバイク移動時に使ってみた。都心移動では強度は出せないので、外見的な効果だけ速報しておこう。

有名メーカーに多い「ツルツルのナイロン」系ではなくて、糸を編み上げている。ゆえに付け心地は自然。やや小さめなサイズ選択だけど、意外とゆったりした第一印象だ。生地が厚いので、ギューギューではなく、「ゆるやかに力強く包む」といった感触。途中4時間くらい動いて無い間も、普通のソックス感覚で付け続けてた。

写真のオレンジは鮮烈に鮮やかで、遠くから発見してもらえるメリットがありそうだ。

都心の移動にも、バイク公道走行での本気トレーニングでも、クルマに対する視認性が高いはず。フクラハギは最もパカパカ動く箇所、目立つ色ほどドライバーの注意をひくだろう。

もちろん夜の移動はLEDをバチバチとフラッシュさせてるけど、昼間は意外と埋もれる事が多いと思う。毎回、派手な服を着るわけにもいかないし。

安全にトレーニングできるのは、全てに優先する。

ということは、レースでも同様。知人に見逃されることって、特にバイクでけっこーある。またレースウェアのデザインはみな似てるので、動きの大きな箇所でインパクトを出せるのは、デザイン的差別化の大きな要素になりそうだ。

本気トレーニングでの詳しいレポートは、おいおい。そこはハッタリ君ブランドで発信する情報、スポンサーといえども容赦せず。

こちらで買えます→

 

今日の一言: 安全第一、第二も安全。目立つのもわりと大事。

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2014年4月23日 (水)

3連覇のチャンピオンジャージ&初スポンサー品が届いたよ〜〜

昨日は都心へクロスバイクを走らせ、とある初回打ち合わせ会議へ。海外の要人とやらの検問とよもやの雨にヒヤヒヤしつつもなかなかにたのしみなプロジェクト案に辿り着く。謎の男ハッタリ君もたまには生産的なことをしとりますww 自称。帰路さらに降ってきた雨、六本木渋谷間の危険地帯で乱暴に動きまわるママチャリ(=当然ノーヘル)にヒヤヒヤしつつも安全走行技術を駆使して帰宅するとポストに巨大封筒が。
 
3枚目のJTU年間チャンピオンジャージ、いただきました〜
2013年の戦果と共に自分撮り。天草館山うつくしまKONA。
Img_4308_2ひどい写真だ・・・
なお長良川の金色のは実家に置いてあり、横浜の灰色のは「墓場」と名付けられたガラス箱に他の灰色のと一緒に投げ込まれており、以降なかったことにしてある。
 
総合ランクも過去最高の4位。ただレース内容的に、むしろ総合2位を逃したと反省してる。まあ、2位も4位も敗者には変わりないから、どうでもいいけど。
 
2010年のデビュー2戦目から続く「ショートのエイジレース連続入賞」は16回まで伸ばした。こっちの記録の方がレアかな? ヤンキース黒田投手を彷彿とさせる猛烈な安定度。内蔵トラブルも熱中症も気配すらなく、コースミスしても短距離余分に走るだけで済み、直前のケガが奇跡的に治り、パンクや落車がない幸運もある。この安定感はロングレースへの適性を示す気もするけど、ショートで連勝する快感を追求したい、笑
 
今日は初スポンサー提供品が届く。また改めて。
 
・・・
ついでに、昨日のに補足しておこう。
 
A:動作効率、B:距離&量、C:強度、をトレーニングの3要素と捉えた時に、Aは、BとCに先立って必要、という順序を、強調したいわけだ。
 
強い人はAができてるから、「B×C」の値を高めることで、目標を達成できる。
かれらのAの完成度が高いことは、レースで一緒に走れば、すぐにわかることだ。
 
問題は、そのレベルに達していない人たちにとって、Aのなんたるかは、よくわからない。一方で、Bはブログとかで公開されることも多い。Cは、「速いからマネできない」と思われがち。
結果、Aが不十分な状態でBだけマネしてしまう。それは報われない。※天才を除く
 
Aができてる場合には、「B×C」を高めるわけだ。
ここで「B=0」ではどうしようもなく、忙しい人の場合、まずは最低限の練習時間枠を確保しなければ始まらない。週10時間確保するのに苦労してる人って、結構いると思う。仕事以外全部練習てわけにもいかないしね。
そうゆう人たちにとっては、その時間マネジメントを評価するための指標として「練習時間・距離」には、合理的な意味がある。否定はしてないよ。ただ、強調してるだけであって。
 
で、強い人たちは、同じB=練習時間内における「AおよびC」が、高いんだよね。これもブログとかでGPSデータとか公開されてることが多いから、わかる。あのコースでこのペースですか、と。
 
で、そうゆうトレーニングをしていこうとする場合、今日はダメだな、て日には、さっと切り上げて次に備える、という姿勢は、おそらく絶対的に必要になると思うのだ。
例外は、トレーニングにも休養にも十分な時間を確保できる、フルタイムのプロ選手。全く条件が違う、ある意味では、「世の中で最もマネすべきでない相手」かもしれない。
 
それが、昨日書いたことの背景説明です。
 
この連載(?)を今週始めて、ブログアクセス数は過去最高で上昇中、ものすごい方からのフィードバックも頂いた。
また改めて。
 
今日の一言: たかがジャージ1枚のために、笑
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佐野さんの佇まいが好きだ→

2014年4月22日 (火)

量に頼らない練習法2つの極意〜「やりきらない」ことも大事

昨日書いたのは大事なことなので、少し書き足しておく。
 
長距離向けトレーニングで一番大事なのは、練習の量や距離、と思われている。
それは違う、と僕は思っている。
 
1つの大前提を忘れてはいけない。「非効率動作によるタイムロス」は、距離が長くなるほど「複利計算」で増加する。フォームの崩れを筋力でごまかせなくなるからね。
 
それでも練習すればアスリート体型になり、完走の感動も得られるだろう。平均ちょい上くらいまでタイムも上がるかもしれない。でも、競技成績をもっと上げたいのなら、崩れたフォームでいくら頑張っても、それは報われない努力となるだろう。
 
理屈では判っているだろう。でも現実に、そこで決定的な差がついてる。どうすればいいのか?
 
そこで、まず練習距離を延ばしてから技術を磨く、というアプローチも考えられる。しかしそこには、「非効率動作を身体に刻みこんでしまう」というリスクがある。「正しい動作が身につくまで、長距離を走るな」くらい言っていいかもしれない。目的が速くなることにあるのなら。
 
僕が考える近道の一つは、短距離、スピード重視、だ。まず高効率動作を「スピードという基準」に照らすことで修得する。その後で、その動作を継続可能な距離を伸ばしてゆけばいい。
 
実際、ロングディスタンス上位選手には51.5kmの元トップ選手が多い(とくにSwim苦手なタイプかな)。人間は4倍くらいの距離なら対応できるものだ。陸上1万mとマラソン、水泳自由形400mと1500m。ならばトライアスロン51.5kmも226kmも、本質的には同じもの。僕も昨秋それを理解できた。初心者ならスーパースプリント12kmから51kmへと延ばしてもいい。
 
むろん非効率動作の問題は、短距離スピード型でも同様に起こりうる。
しかし、距離が短いほうが、身体をフレッシュに保てるので技術レベルを保ちやすい。そして、練習中により早いタイミングで修正しやすい。1km走るだけで、3分30秒と40秒との動作の違いがわかるだろう。その違いが何か、その都度考えてゆけばいい。
 
動作効率を上げるためのもう一つの近道とは、「やりきること」を目標にしないことだ。かわりに追求するのは、良質な動作。そのために、動きをふりかえり、考え続ける。その集中力を維持できないような長時間の練習はしない。そして、動きの質が落ちた時点で止めればいい。たとえ長距離練習だとしても、だ。(たまのイベントとしてのロングライドは別=イベントだから)
 
「やりきる」ことにより、達成感を得ることはできる。その内容を問わずにね。相手が子供とかなら、その教育効果はあるだろう。
考えることには、ゴールがない。それを、達成感が無いととるか、無限に進化する余地があるととるか。自分をより目標へと近づけてくれるものは、何だろうか。
 
トップスポーツ選手は、よくインタビューとかで「やりきることが大事」だと言う。しかしその言葉にはいろいろな背景がある。身体的素質も技術レベルも練習環境も社会的立場も違う僕らが、額面通り受け取るべきではない。最大の違いは、彼らは既に「高効率動作を習得済み」ということだ。
 
「量」を積むのは、その後で十分だ。
 
今日の一言: トレーニングとは良質な動作の修得
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週末聞いてた→ これ欲しい→

2014年4月21日 (月)

宮古大会にみる「長距離も技術」〜来年総合10位とりにいくか

SNSもブログも、昨日の宮古島トライアスロンで大盛り上がり。たかだか1,500人の参加なのに、「みんな出てる」ような気持ちになるのは、それだけトライアスリートの世界は狭いってことだ、笑。

僕も来年出てみようかな。参加枠を巡る抽選が最初の難関だけど、8月「うつくしま」で総合優勝すればタダ券もらえる。去年のタイム差は諸事情考慮すれば普通に射程内。そして宮古で総合10位に入ると翌年招待なの? なら半額以下で二度宮古を楽しめる計算だ。オレって頭いー!
131010_131928 宮古のイメージ@Kona
さてさて、宮古大会、プロ選手や強豪エイジ(=アマチュアのことです)がいろいろなアクシデントで激しく順位を落とす中、日本人1位は、睡眠2-3時間の日々もあったという多忙なスクール経営者でもある西内洋行プロ。
 
例えば、今までは太刀(たち、刀の事)を使っていた侍が、加齢に伴う筋肉の衰えから振れなくなり、どうしたものかと考えているうちに、もうひとつ持っていたもっと短い脇差しの刀があることに気づき、それが使えるようになってきた感じ (出典:4/21 Facebook)
 
と、練習不足による身体能力レベルの低下を、技術的にカバーしての結果のようだ。
 
もうひとつの要因として、おそらくは、過去にプロトライアスリートとして十分なトレーニングを積んできたことで、身体が(正確には脳の運動分野を含めて)、その状態を覚えていて、引き出すのにより短時間で済んでいる。
こうゆう効果は、私の知る限りスポーツ医学的に解明されてはいないけど、よく見られる現象だ。ただそれも、「技術」という問題に収斂するとも考えられる。
 
僕は最低6時間は寝ないと人間的な機能が停止してしまう効率の悪い頭と身体を持った人間なので、2時間睡眠はマネできないけれど、この高効率練習の効果は、勇気づけられる。
 
つまり、練習できるうちに十分なトレーニングを積んでおくことは大事だが、あくまでもそれは「高効率動作の修得」になっていることが大前提。そうすれば、 練習時間が不足した時にも、対応することができる。
距離をこなすだけの練習では、その時間をとれなくなった時に、身体が対応できないだろう。
 
今日の結論: 「長距離でも、距離より技術」
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2014年4月20日 (日)

STAP細胞問題と、「共学と女子校の違い」との共通点

STAP細胞を巡る状況は、このイラストに似てると思う。
Whatgirlsarelike もとは「共学と女子校の違い」〜what-girls-are-likeとして、最近ネットで出回ったお笑い素材。著者&出典を示したいけど、いまんとこ不明です。
 
本来は右側、細胞専門家どうしの本気ドッジボールでしかない問題だ。
なのに左側、「あなた、ひどくない?」て展開になってしまったSTAP細胞。
順を追えば
  1. そもそもの当事者が、左側なキャラ&プロモ−ションで登場し
  2. オヤジ週刊誌が醜悪下衆なボールを投げ込み(右1コマめの投げ手が半沢直樹で机バンバン叩いてた系に入れ替わり、ボールには昔の少年スポーツ漫画のカタキ役みたいに鉄球が仕込まれ、的な)
  3. ワイドショーが囃したて
  4. 遠巻きに見てる優しい人たちが「あなた、ひどくない?」って義憤にかかれるけれど、その正義感には行き場が無く
  5. そこに目立ちたがり屋も登場し、陰謀論めいたものまで煽ったりする
結局、「混ざるべきでない視線」が混ざることにより、ドッジボールを忘れてる。
 
いったい、この「科学的状況」が見えている人は、日本に何人いるんだろう。
世界一流の科学者たちですら、よくわかっていない問題なのに。
(たとえば「細胞があればいい、過程は問わない」とかは、「見えてない人」に含めていいだろう)
 
また、経済効果など文系的に考える場合には、「科学技術の知的財産権」についての、体系的で、かつ当分野の最新かつ具体的状況への理解とが不可欠だ。論者にその知識があるのか、読む前にチェックすべきだ。
(たとえば「利権」なんて用語、マトモに知識ある論者なら使わないだろう。一般論としては)
 
その自信がないのなら、今は感情を冷却し、専門家たちの仕事を静観してればいいと思う。
おそらくは、信頼のおける研究機関に検証チームを立ち上げ、必要ならば小保方研究者も参加させて、検証させれば決着する話だから。
 
・・・
またここには、女性が仕事で成功しようとするときの、「政治的な立居振舞」という問題も孕んでいるなあと思う。
専門性の高い仕事ほど、その職業世界での立場を確立するために、抑制された行動を取るのがセオリーだ。
 
今回の当事者は、組織内部での立場が確立されていたことから、むしろ組織的に、イラスト左側な「男の視線にさらされる女」という立ち位置で、プロモーションされている。その後の記者会見などでも、その印象を払拭できていない、もしくはその印象を数少ない武器として利用せざるを得ない、もしくは積極的に利用している。
 
つまり結局、記者会見などの事後検証プロセスですら、左側から抜けだせず、この情緒的混乱を加速している。右側に戻すためには、報道は記者に「通訳」として研究者の帯同を義務付ける、くらいするべきだとも思う。
 
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2014年4月19日 (土)

10代女子選手の危機vol.5 男の僕でも「月のリズム」は大事にしています

満月の時期には、僕の身体は高エネルギー反応を示す事が多い。夜空に浮かぶ満月にみまもられながら公園を走ってて、「ふるえるぞハート! 燃え尽きるほどヒート! 刻むぞ血液のビート! 1km3分*オーバードライブ!」て感じで。(*1kmもたないけど)
 
満月をピークにした4週間の波は、僕のトレーニングサイクルの基本だ。だいたい満月までの3週で鍛え、ピークアウトしたら休養週に入る。僕はトライアスロンを始めた4年前からこの流れだ:http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/4-fa93.html
僕はたぶん、藤原裕司さんが2009年に書いたのを読んでいて、http://www.tri-x.jp/article/?p=108 彼は宮塚英也さんに2000年ごろ教わったそうだ。多くのトライアスリート達も実践しているようだ。
「リカバリー」という翻訳書では、負荷2-3週ごとに数日休養、とより柔軟だ。僕も実際の運用はそうなんだけど、とはいえ、夜の公園で満月を見上げてると、ATPがドカンドカン爆発してくるんだよねー。
 
と、これは何の前振りかというと、4/17に紹介した某女子実業団での、
 
「生理が来る→体脂肪率が上がるし、骨盤がその時期は緩むからハードな練習が出来なくなる」
 
という発想への批判です。常に最高の鍛錬、という発想はいかにも「昭和の男子スポーツ」の発想をそのまんまコピーした感だ。
しかし現在、欧米のプロ長距離トライアスリートも、プロ自転車選手も、休養時間をすごく大事にしている。マラソンの皇帝ゲブレシラシエも、日本のランナーは走り過ぎると言っている。
 
休養の重要な意味の一つは、リセットをかけることで、身体感覚を研ぎ澄ませる、という点にある。
ランニングも、自転車も、(水泳は言うに及ばず)、勝負の多くは、テクニック=身体感覚で付いていると思う。それは僕自身が、身体感覚のレベルが上がるたびに、競技レベルが上がってきたからだ。動作の切り替えを要するトライアスロンでは、とりわけその重要度が高い。
 
そして、身体感覚が研ぎ澄まされることで、身体と対話できるようになる。
すると、どんなトレーニングをし、どれだけ休養し、何をどれだけ食べればいいのか、教科書を見なくても、あるいは、目立ちたがり屋のインチキ医者のくだらない本とかに惑わされることなく、自分にとっての正解が、直感でわかるようになるだろう。その中には、僕の場合、満月のパワーへの感度が上がることも含まれているようだ。
 
今日の結論:身体と対話しよう。
 

2014年4月18日 (金)

10代女子選手の危機vol.4 問題は「10代女子の食事制限」に絞られる

知ってました?
1967年頃まで全米体育協会は、女性の2キロ以上のランニングレース出場を禁止していた。(出典→女性ランナーとは、うまれて50年ほどの歴史しかない、コンピューターやビートルズより新しい文化なのだ。だから、医学的にわからないことがあるのも無理からぬことで、例えば
  • 無月経が10代から長期化した場合、将来妊娠できるかどうか?
という問題すら、よくわかっていない。
わかっているのは、
  • 20歳までに月経が続き身体ができた後なら、一時的にぎゅーぎゅー絞っても骨粗鬆症は起こりにくい
  • であれば、妊娠出産も、どうやら上手くいく(弘山、土佐選手など)
であろうと「推測される」、という程度らしい。出典は女性スポーツの専門医として著名な難波聡医師。http://running-doctor.blogspot.jp/2011_03_01_archive.html (2011/3/26など)
それにしても、
 
ある実業団の監督も「やめて1年くらいすればみんな生理は戻ってきてるよ」と言っていた。
 
なんて世界に、あなた娘さんを入れたいですか? 
 
ここで、難波先生が、「10代からの強度の高すぎるトレーニングを避ける」と書くのは、「十分なエネルギーを摂らずに練習量を増やすこと」を指すと思われる。
「陸上4スタンス」の鯉川先生も、エネルギー摂取の重要性を強調されてる: http://www.natsuway.com/blog/964/  
普通、高強度トレーニングとは「短時間・高心拍数」をさすけど、その点は水泳も同じで、体脂肪率が比較的高い彼女らに、この問題は聞いたことがない。それに、10代での高心拍域トレーニングは、「Vo2Peak」を生涯に渡り高めるために重要だから、無駄に避けるべきではない。
 
つまり問題は、10代女子の食事制限、に絞られる。
 
競技により、また個々人のタイプにより、軽量化が有効な場合があるのは事実。
そして日本のスポーツでは、エリート選抜のタイミングが、17−8歳と早めだ。
だから理想は、エリート選手を選別するタイミングを、20歳過ぎ=大学3−4年頃に引き伸ばすことではないかと思う。そして25歳ごろから実業団やフリーやらで「一時的に生理が止まるくらい」鍛える、というライフステージは、自己の選択として、あっていいと思う。もちろん、適切な方法のもとでね。
 
現状の日本では、高校駅伝の栄誉、それによる大学への特待生進学、という存在が強すぎるのだろうか。
 
その裏には、高校野球や箱根駅伝の人気の波及もある。10代後半の少し未熟な若者が「がんばってる姿」を美しいとする価値観は、AKBのようなアイドルにも見られるだろう。日本以外の芸能は、完成度の高い才能をギラギラ見せつけるものが主流だ(秋元康さん自身がそう語ってる)。韓流グループだと、始めからグローバル展開前提でプロデュースされてるから、ダンスも振り付けも完成度も全く違う。
学生スポーツも、アメリカなど高校生への注目度はとても低いのではないかな。
 
女性の成熟は25歳以降だ。 見る側も、それ以降での完成した技術に注目すべきだし、もっといえば、10代とかの「美少女アスリート」への報道には、軽蔑を与えていい場合だってあるかもしれない。強さ、技術に対しての評価なら、年齢をとわないのは、いうまでもないけどね。
 
って、このテーマの結論が「ロリコン文化批判」でいいですかハッタリさん、、

2014年4月17日 (木)

10代女子選手の危機vol.3 「ベスト体重の思い込み」はないか?

某女子実業団では、「生理は年二回しか来させない」と聞いた。
生理が来る→体脂肪率が上がるし、骨盤がその時期は緩むからハードな練習が出来なくなるから。
 
なんて話が寄せられた。酷いもんですよ。
 
ここには、2つの論点がある。
  1. 競技成績のための「ベスト体重」はどれだけか
  2. どのように実行するか
前提となる論点1から説明していこう。
 
そんなのアタリマエじゃん、て人はいいんです。でも、「細くなきゃ」という思い込みでそうしてしまってるケースが多い気がするのだ。
 
新体操がそうでないだろうか。おそらくはジャンプ力のわずかの差で勝敗が決まることは稀にしかなく、単に「美しいと思い込んでいるもの」を追っているように見受けられる。
その結果、ロンドン五輪前に、日本代表のエース選手が試合中に大腿骨の疲労骨折を起こしている。人体で最も頑丈な骨が自壊するなんて、想像を超えるよ。
 
関係するある友人は、欧米人の体型を追っているのかも、と指摘していた。Proportion=つまり身体サイズの「比率」を近づけようとすると、普通の日本人体型では、細くせざるを得ないよね。(勝者の模倣で勝てるとはとても思えないんだけど)
 
ランニングでも、自分がいちばん速いベスト体重があるはずで、まずそれを探るべきだ。
 
その際の注意は、「因果関係の取り違え」。
よく練習できていると、自然と「体重は減る」。練習できているわけだから「タイムも良い」。
この2つの現象を繋げ、「体重が減ったからタイム上がった」、と誤解してしまう。
世の中でよく見られるマチガイで、「体重減は良いことだ」と思い込んでる場合に、起こしやすい。
 
しかし必要なのは、「ベスト体重はどこかを探る」という意識だ。
両者は、まったく別のアタマの使い方をする。
 
体重減のために必要なのは、日々の忍耐。
ベスト体重を探るため必要なのは、日々の科学的実験だ。
 
最近アフリカ勢を脅かし始めたようにも見える欧米トップランナー達は、BMIがやや高いようだ。彼ら、アフリカランナーを熱心に研究はするが、単純な後追いは絶対しない。それが合理思考てものだ。
探り方の例は、以前書いた 【体重論2】 レース体重の考え方 ("走る頭脳"西薗良太選手を引用して) の最後に紹介しとります。
 
トライアスロンの場合、とりわけ体力消耗が激しい長距離ほど、一定の体重が、身体能力の源として必要となる。
先日には、ランニングを研究される学者さんが、トップトライアスリートの身長・体重とランのタイムとを知り、「この重さで、水泳自転車の後に、このペースで走れるんですか」とびっくりされていた。
まずは、思い込みを捨てよう。
そのうえで、ベスト体重をどのように実現させるべき、という2つのめの論点に入る。ここからが大事かな。
 

2014年4月16日 (水)

想像以上に酷い、、「10代女子選手の危機」

ハッタリ君はちょいと義憤に駆られております。
耐久スポーツにそんな犠牲なんて必要ないんだ。
そして、3つの提言を用意したぞ。
 
まずは、昨日の「クローズアップ現代」のデータなどまとめ:
 
NHKでは、陸上長距離、新体操、体操、バレーボールの4競技で大学上位チーム62校にアンケート調査を実施、39校417人の女子選手から回答を得た: 
  • 10代で、3か月以上生理が止まる「無月経」を経験した選手が45%(一般女性の4倍)
  • 無月経の経験のうち34%が、後に疲労骨折を経験(=15%てこと? これは報告書を確認しないとわかりません)
  • 厳しい体重制限を行うことがある陸上・長距離などと、必ずしも体重制限を求められないバレーボールとの間に、無月経や疲労骨折の発生率に差がある
  • 指導者100人へのアンケートでは、無月経と疲労骨折の関係について「知らない」52%
  • 76%の指導者が、選手が疲労骨折をしたときに、月経について確認していない
参考:番組スタッフのコメント→http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/185485.html

なお、無月経が何年も続いたという土佐礼子選手は、ハードなトレーニングを開始したのは大学卒業後のようだ。疲労骨折しながらもトップレベルを維持できたのも、その後で出産に影響してないのも、10代の間の「溜め」があったせい、とも考えられる。20歳過ぎての選択ならば、方向性としてはアリだとも思う。もちろん正しい方法で。

これは、指導方法を批判して終わる問題ではない。

増田明美選手の現役時代から認識されていた問題が、これほど長い間、なぜ放置されてきたのか、その背景から探るべきだと思う。
 
10代=とくに中高の部活指導が問題だとしても、そこには、顧問の先生方の専門性の問題(ほぼ無給ボランティアで大変ですよ!)、進学など学校経営、親の意識、など問題は複雑であるはずだ。
 
また、スポーツ医学界は、なぜ、その知見を現場に普及させることに失敗してきたのか。どんな行動を試みて、どこに壁があったのか。それとも「論文を書いて仲間内で評価されて終わり」、だったのか?
 
そこで提言1: NHKは、追跡調査して頂きたい
 
スポーツ界への提言は2つ
 
2.女子駅伝など中高の該当競技で、出場選手の平均BMIを調査
公表できれば尚よいが、いきなり難しいだろうし。
ただ、部の方から自主的に公開するのは、生徒集めに有効かも。
 
3.「軽量であることの競技成績への影響」へのスポーツ科学的調査
平均的には軽量有利だとしても、ランニング・フォームなどにより、高めのBMIでも勝てるスタイルはあるはず。
とくに、最近好調な欧米選手には、がっちりした体格で、アフリカ選手に互角に対抗できている印象もある。箱根出身のスリムな日本人エリートランナーは、彼らに周回遅れをくらわされたりして。
 
また、長期的な競技成績の推移も、調査すべきだろう。

番組サイトには投稿しといたので、本当に提言済みです。NHKさんが本気で追っかければ、かなりインパクトあるだろう。

この問題、みなさん関心も高く、放送前に大事だから見てね、とブログやFacebookに書いたら反響も大きく、アクセス1200+、ユニークユーザ700+、5割くらい増えた。

なお、トライアスロンでは必ずしも軽量有利ではないのは、以前から書いてる通りだ。娘さんを将来、長距離ランナーとして大成させたい方は、10代のうちはトライアスロンがいいかもしれないね?

今ランで注目してる→

2014年4月15日 (火)

相変わらずだよね・・・「無月経、疲労骨折・・・10代女子選手の危機」

月経が止まると、骨の形成に欠かせない女性ホルモンの分泌が減り、疲労骨折を起こしやすくなる。その結果、選手生命を断たれてしまうケースも少なくない。女性の場合、10代は生涯の骨の強さが決まる重要な時期。無月経に適切に対処しないと、将来、妊娠しにくくなったり、骨粗鬆症になったりする危険もあると専門家は指摘する。
NHKでは女子選手と指導者に大規模アンケートを実施。その実態を初めて明らかにし、解決策を探る。
 
(NHK「クローズアップ現代」サイトより: 放送2014/4/15)
Photo34842
 
相変わらず多いんだよね。
美容院のアシスタントさんが、ある陸上の強豪校出身。彼女もスプリント&パワー系種目の全国経験者ですごいのだけど、部の長距離チームでは、毎日体重測って増えてたらごはん減らす、とかやってて、無月経が頻発してたそうだ。そして、高校出たらもう絶対走らない、と誓う。
僕らは、こんなに楽しく走ってるのにね・・・
 
かくして、世界で勝てる女子選手には、無名校出身者がやたらと目立つ結果になる。 
もうね、高校女子駅伝は、選手の平均BMIを公表すればいい思う。
 
「惜しくも入賞を逃しましたが、高いBMIでよく走りました」

とかTVで中継されるくらいに。あるいは「BMIを削らずに基礎を育成する高校だから、推薦枠で採ろう」と大学陸上部に思わせるように。「だから進学させたい」と親に思わせるように。

ちなみに、日本トップクラスの女子選手では、無月経は起きても一時的というデータもある。そこに届かない「一流半」クラスが、無理して、潰れているのが現状なんです。
出典「ランニングの世界」11号(2011) http://www.soubun-kikaku.co.jp/magazine/running_11.shtml
 
追記) 放送内容がNHKに載ってます→ http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3484_all.html

今ランで注目してる→

2014年4月14日 (月)

湘南の海と山と光を追い、気がつけば僕はトライアスリートになっていた

トライアスロンなんてやってる僕は、時に、ストイックに見えるらしい。
 
でも僕はただ、はじめてロードバイクで湘南の海にでた瞬間の、海と光の感動を追い続けてきただけだ。深追いしてるような気もするけど。。
写真は5年前の今頃。ハンドルが高い・・・http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/1-a366.html 
200804_028

そこにあったのは、自分の力だけで辿り着いた後にひろがる、絶景だった。
 
伊勢神宮がパワースポットであるのは、本来は、何十日もかけて歩いた先に待っているものだったからだろう。新幹線でビュ〜〜と行ったのでは得られないパワーがそこにあったはず。箱根の上の神社も同じだ。
 
そこに辿り着くまでに、身体の極限状態の底まで突き落とされ、もがき、ダメな自分を感じ、そして最後に待っていた神様が、「よくここまで来たな、ごくろーさん」と笑いかけてくれる。
今でもそこにパワーが残っているとすれば、その感動の記憶が空間に集積したんだろう。あるとすれば。
 
こうして湘南の海、山、光のパワーを追っているうちに、気がつけば僕はトライアスリートになっていた。纏めて言えばね。纏めすぎか。
 
ふだん運動しない人でも、たとえば、地下鉄のかわりに自力で移動してみるといい。楽しいと思うんだ。
たまにジムのプールで泳ぐのも気持ちいい。でももう一歩踏み出して、夏には海に出て、ギャルとかビキニでキャッキャしてる傍を抜けて足のつかないところを泳いでみると、もっと気持ちいいだろう。そうゆうのの延長だ。
 
耐久アスリートのストイックなイメージには、50年前の東京五輪の頃の刷り込みの強さもあるだろう。
「ストイックに取り組むのは、単にその人が、ストイックなことが好きなだけ」という判りすぎる説明を栗村修さんはしてる。自分なりに取り組めばいいんだよね。
 
とはいえ、それだけでは、説明が付かないよね〜〜
強いトライアスリートになるということには、もう少し、ある。
今日もそーとー変なことしたぞ、、それはまた次回。
 
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2014年4月13日 (日)

僕ら市民アスリートには、失敗し、突き落とされる自由がある。

前回に書いたのは、大事なことだと思うので、もう少し書く。
 
レースでのとっさの行動には、日頃の習慣が反映されるから、トレーニング中に起きた嫌なことにも、いちいち感情を起動させないほうがいい。
 
そして、ミスったとき〜何かを失ったときには、その損失を「数値化」してみるといい。何秒ぶん失ったのかと。そう、それだけのことだから。
 
長距離耐久レースにかぎらない。
そのミスで、何円を逃したのか。何時間、何ヶ月の時間をかければ、取り戻せるのか。
受け止めて、その先へと切り替えてゆくことで、僕らはより速く、強くなるだろう。
 
トライアスロンであれ、他の過酷スポーツであれ、あるいは似たような何であれ、そんな無駄な(・・・笑)営為の中にあるもの、それは失敗する自由ではないだろうか。
身体の極限状態の底まで突き落とされ、もがき、ダメな自分を感じるという自由。
仕事とかでは、そうもいかないよね。
 
いや、そうとも限らない?
 
以上、新年度の自分に向けて書いてます。今年の僕はやるよ〜〜
てヒトリゴトに付き合わせてどーする笑
みんな、一緒にがんばろうねーー
 
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2014年4月12日 (土)

【実戦スイム4】バトルの接触は「タイムロス何秒か」だけ考えればいい

競泳とか水球とかシンクロとか経験があれば、水中での接触って、ラッシュの電車内でぶつかるようなもんだろう。

練習中にぶつかったら、怪我をしたかどうか。レースでなら、それによるタイムロスはどれだけか(=せいぜいコンマ何秒)、それだけ考えればいいし、それ以上の意味など何もない。 だってそうでしょう? 怪我もしてないし、何秒ロスしたわけでもない。

以上。

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て終わったらあんまりだよね〜〜〜説明しましょう。

競泳経験者にとって、水中において「速さ」こそが絶対正義。バタフライならとりわけぶつかるし、毎回片手に切り替えたりもしてられない。過程がどうであれ、目的は、速くなること。

水慣れもしてるから、怪我しない程度の接触でなら、客観的にデメリットないこともわかっている。水球では、怪我すること自体が目的のような? 

しかし、世のトライアスリートの多くは、そんな経験がない。スクールなどではバトル泳の練習とかするけど、全員が参加するわけでもないし、練習してもまだ怖い、という人は当然いる。

そうゆう方々ほど、前に書いた「中途半端に遅い集団の地獄絵図」へと吸い込まれてゆく悲劇。

こう考えると、メンタル面の対策、より正しくは、「同じ事実を、認識し直す」=Reflaming の重要性が浮かび上がる。

例えば。

状況A 「スタート直後、横の相手が密着して、ストロークのたびにぶつかる」

とする。この局面で、

× 嫌だ、なんで密着するんだ、このやろ〜

◎ ストロークが接触する結果、推進力が落ちている可能性はあるが、逆に同じ水流に乗れているから、スピードには大きく影響していないので、力を抜いて落ち着くのを待とう 

どちらの思考を選択するのか、ということだ。Kona13

慣れていない人たちは、×な思考(はっきり書いてごめんね〜〜でも何のメリットも生まない思考なんだよ)にはまりこみ、かつ、そのことに何の疑いも持たない傾向があるように思われる。

もちろん、姿勢制御技術が低い同士の集団であるがゆえに、状況がより過酷であることは理解しているよ。でも、それ認めちゃったら、成長する動機を1つ失わないかな。

強調したいのは、×も◎も、人の自由意志によって選択された結果である、ということだ。×な思考も、スイム集団の中で強制されたのではなくて、ある個人が主体的に選択したもの、いいかえれば、「ワタシはこうゆうふうに考えることが好きな人間です」ということなのだ。Kona13_2

では、この局面では、どうですか?

状況B 「つかまれた」

客観的にタイムロスとリスクが発生するので、柔道的な技術で対応する余地もありえますけども、、、もしかしたら、相手が心臓発作でも起こしかけている可能性も否定できないよね。

・・・

レースでのとっさの行動には、日頃の習慣が反映される。

たから、もっとも現実的な練習は、プールで何が起きても動じないこと。その点で、混雑したプールにも独自の価値がある。

以前、KONA編で書いたことを、もう一度、掲載しておく。

目の前で起きたことに、いちいち感情を起動させず、淡々と進む。それが長距離耐久レースで力を出し切るための、絶対条件

恐怖心や闘争心が湧き上がるのは、動物としての自然な行動だけれど、それを正当化するべきではないのです。より速くゴールしたいのであるならば。

そして、日々の姿勢制御のトレーニング。

厳しいことを書くようだけど、とても大事なことだから。

・・・

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2014年4月11日 (金)

【実戦スイム3】OWSは中途半端に遅い集団ほど危険です

競泳日本選手権、400IM期待通り! 女400もよい映像が撮れた。100の塩浦選手も大迫力。
3レースとも前半から飛ばしてるあたり、4年に一度の端境期(=五輪1世界2)ならではの積極性かな。
今日は男1500、萩野200が注目。
・・・
 
さてさて宮古島大会も来週だ。今さら泳力を上げようとしないほうが良いが、直前でもできることが、2つある。
 
1つは、前書いた通り、現地でウェット着て海で泳ぐ。
泳力を上げるというより、「波とか雰囲気とかに焦っての失敗」を防ぐ意味が強いかな。
疲労を残さないためには、今からプール錬を増やしてスイム慣れしておくのも手だ。
水泳が最も身体ダメージが少ないから、レース直前期に最も練習しやすいのだ。
 
もう1つは、レース中、より前の集団に位置する。
 
少し前にギャロップクロールのとこで書いた「ヘッドアップ」の目的の1つは方向確認だけど、これはまわりと一緒に泳げば、しなくてもなんとかなる(みんななかよくまちがえることもよくあるけど)
 
誰にとっても重要な効果が、1.集団内の位置確認、2.前の集団の位置確認、だと思う。
集団は水流をつくるから、リラックスして浮けていれば、それだけで結構な推進力を得られる。
 
集団内でリラックスできる条件とは、1.周りが見えていること、2.伏し浮きできること(=ここではウェット着てできれば最低クリア)。
 
その上で余力があれば、前の集団までブリッジをかける(=追いつくことです)。
乳酸系回路を1-2分作動させてペースを上げ、追い付いたら集団後ろで休めばいい。
 
この集団マネジメントができれば、ロングティスタンスなら本当に数分(=100mあたり2秒ペース以上で)かわりうると思う。パンク1回分だ。
 
そんなの当然、それがトライアスロンじゃん、て人は問題ない。
 
しかし「集団苦手です、怖いです」という人は結構多い。
 
1つの真理を伝えておこう。
速い集団ほど安全、中途半端に遅い集団ほど危険。
 
集団を苦手とする人の話を聞くと、遅いほど、個々の姿勢制御スキルが低い上に、それでパニック起こし、周りを掴んだり乗っかったりして、集団パニックに発展してるようだ。
それで集団から逃れようと下がり、よりスキルの低い人たちに囲まれる、意図せざる悪循環に陥ってしまう。
 
ちなみに僕は、エイジレースではバトルを経験した記憶がありません。
40代前後の(たまに上位シードの)ウェーブで、第一列から、推定50m35秒くらいのペースで入ることが多いのだけど、そのあたりだとバトルは全くありません。(ホントは30秒切って入りたいんだけど)
50m35-40秒で入って潰れないレベルの泳力ある方なら、密集して泳いでも互いの動作は予測可能なので、問題はない。最初100mくらいは足をツンツンされる程度で、近過ぎたら、前に上げた動画のような強いキックを数回打てば、まず収まるしね。
 
結局、「プールでリラックスしてスピードを上げられる」人が、海でも強いはず。
学び、鍛えよう→
そして、伏し浮きとヘッドアップ練習。
 
<最後にアンケート>
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2014年4月10日 (木)

【競泳日本選手権'14】 今夜は男400メドレーを録画しよう

Hったり選手の水泳技術、新感覚が生まれてきたよ〜〜後日報告乞御期待。

・・・

自称水泳評論家の男) 「エッチったり選手」て誰だ。

ハッタリ記者) まあまあ。今日は競泳日本選手権の話をするんです。深夜にNHKで1時間放送。競技日程はこの通り→ http://swim.seiko.co.jp/2014/S70701/index.htm  

男) NHKのスポーツはアイドル出したりとか余計なことをしないのがいいね! 水中映像も少ないけどたまに混ぜてくれる。ネット動画より遥かに鮮明だから(※15年前流行ったフラットブラウン管ですけども)毎日、最高画質で録画しよう。(※レコーダは8年前なので地デジ見れてます)

私はさらに水中や上からだけに編集して、プールに行く前のメンタル的なウォーミングアップに見たりしてる。エア水泳しながらね。

ハ) え、楽しみなのは映像ですか? 日本人選手の活躍とかじゃなくて?

男) アタリマエだ。自分が速くなるために見るんだ。他人が速いの見て喜んでてどうする。泳ぐ人間は倒すべき敵だ。全員ぶっつぶす!

ハ) まあまあ。

男) 私はプールでも他人の泳ぎを観察してるのだけど、まず注目するのは女子供だ。趣味じゃないぞ。

ハ) へー。

男) 信じてくれ。男スイマーのあんな身体で泳がれても、市民トライアスリートに真似できる気がしないからなのさ。だから録画の編集も、女子長距離から始める。

ハ) 長距離でも男女で違うんですか?

男) 男はゆったり泳いでるようで、びゅ〜〜んと進む感じ。なんであんな速いのか不思議だ。それだけ水を多くとらえて、加速の効いた強いストロークをしてるんだろう。女は継ぎ目なく回し続けて推進力を積み重ねてる感じで、少しは真似できそうな錯覚に陥る。真似すると時計をみたときに絶望するが、笑

ハ) どっちもダメ、、、まーでも、荻野公介選手のようにクロールやメドレーで世界トップを争える選手が表れたのは驚きですね。2008北京の前、NHKがフェルプスを特集した頃には、とても日本人が対抗できる気がしなかった。

男) だよねー。身長2m足38cmで50m板キック29秒、なんてガイジンさんには一切の真似できそうな余地がないけど、彼の身体は超普通だ。今夜の男400メドレーは楽しみだ。無駄な動作が許されない種目だから、4泳法の世界最効率の技術をまとめて見れる、美味しい4分間になるだろう。

ハ) トライアスリートも4泳法は練習すべきですよね。オススメ教科書は?

男) クロールは皆さん高橋監督の本をお持ちのようだ。以前紹介したら、びっくりするくらい所有率が高かった。その後で買ったトモダチも多いし。そんな方には、早稲田の奥野監督(2011)が良いのではないだろうか。瀬戸大也選手も指導されてるだろう。

これ実は私は読んでないが、「クロール」版から推測すれば、より基本から説明されて、DVD映像にも無駄がないだろう。当然クロールも説明されるわけで、少し違う説明を知ることもできる。高橋本もってたら重複するしね。

高橋監督は著書が多く、読者も何冊か持ってたりもするわけで、指導ポイントを絞った上で切れ味で勝負をされる印象。奥野監督は著作が少ない分、ゼロから説明を積み上げてくれている感じ。

他の泳ぎを正しく理解するのは、より深いクロールの理解につながることだろう。

<読者アンケート(と称する投票の罠>
  1. 私も高橋監督のクロール本は持っている、という方→ この投票ボタンをクリックにほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ
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2014年4月 9日 (水)

【事例研究】「伏し浮き」による推進距離UP効果が10%

ハッタリ記者) は! 僕たちは何をしてたんだ! もう水曜の夜だ!

自称ナントカ評論家の男) キミの御主人様から「ちょっと休んでて」ってコーヒー出されて、変な味したとこまでは覚えてるんだけど、、

ハ) ヤバいなあ。ブログ休んじゃった。投票数が下がると僕クビなんですよ。

男) それブラック企業じゃないか?  あれ、キミの御主人様がかわりに更新してるぞ。・・・アイツの文て長いんだよな。スマホからのアクセスだって多いんだろ? よくこんなもの読ますよな。

ハ) 御主人様は人間をマシン扱いするような方だから、人の気持ちがわからないんです。ある友人は「娘の入学式に出る直前にこのブログ読んだせいで式で居眠りしてしまい家庭に危機が迫った」そうですよ。睡眠薬かよ。(は! すいみんやく・・・)

男) 「考え過ぎなトライアスロン研究記」てとこだ。わははは!

<さっそく読者アンケート>

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ハ) あれ、こんなところに、ある市民トライアスリートの水中動画が?! 

男) これは「Hったり選手」ではないか。私の取材によれば撮影は2012年末、愛知の竹内鉄平コーチによる撮影会だ。50m36秒、2キックで片道22ストロークのピッチ泳法だ。

しかしストロークの力感から判断するに、彼の意図は1ストロークの距離(DPS)を伸ばすことにあるのだろう。

大きな問題が2つある。

1つは、姿勢。ぱっと見、腰は水面に近く、フラットなようではあるが、実は、沈もうとする下半身を強過ぎるキックで無理やり上げた偽フラット・スイムだ。

LUMINA誌も指摘する「骨盤のローリング過多」もある。キック側の腰が落ちてる分、足先を水面に出すために、フクラハギを余計に上げて、水にブレーキをかけているだろう。高橋教授の「フラット・スイム」を読み返すがいい。フラットな姿勢なら、足先を水面に出すアップキックも自然にできるはずだ。また骨盤を動かし過ぎると、体幹全体の軸がブレがちだ。

実はこの撮影会、コーチの的確な指導により「Hったり選手」がはじめて「伏し浮き」に成功したとされる。この泳ぎは、伏し浮き技術による改善前であるわけだ。伏し浮き前提に泳げていれば、腰はもっと安定して浮いてただろう。

ハ) なるほど、だから伏し浮きが大事なんですね! 人気ブロガーの「るみoかん」も伏し浮きが効果あったと書いてましたね。

男) あの2時間巻き指定のミカンもどきか? 蜜柑は食えるが(以下略)。ま事例としては好タイミングだ。

伏し浮き始めてから1mは確実に伸びとるwww

とある。それでセンターライン超えに成功したことから、本事例において伏し浮きによる「蹴伸び距離推進効果」は約10%と推定される。同じストローク力で10%長い距離を進むわけで、「速さ=ストローク距離×ピッチ」の公式によれば、このルミカンとやらは、これだけで1割速くなる計算だ。

ところで、最後のwwwてゆうのはワールドワイドウェブか? ワールドウーマンレスリングか?

ハ) さすが評論家いいこといいますね、水泳に限っては。では2つめの問題とは何ですか?

男) 実はいっぱいある。まずは考えてみたまえ。正解ばかり与えられてると成長しないのさ。

<読者アンケートつづき:投票は1日1回まで>

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2014年4月 8日 (火)

【練習日記2】3月トレーニングを「真実の時間」的に分析しよう

前回書いたことは、とても大事なことなので、もう一度書いておく。成果を決めるのは、「レースと同レベルの負荷」に、どれだけの時間、身体を浸してきたか。
高価なフレームやらホイールやらの効果は、あったとしても、買った直後に一度だけしか得られない。それによって、アナタの最終目標が達成できるのなら、それでいいけれど。そのレベルにないのならば、「自分という最高のマシン」をより高速化するだけだ。そのための最強ツールが、GPS一体型の心拍計。
 
僕のトレーニングとは、ある面、その記録を見て、次の打ち手を考える、その繰り返し。それは波をデザインするようなことで、その結果が、前回のグラフに表れている。
 
・・・
3月の僕の練習量は、グラフでは、第7〜11週途中にあたる。
 
月半ば、第8−9週頃に、17日間ほど、今季最高の負荷をかけた。
ランでは、Kona以来ほぼ5ヶ月ぶりに、平坦走を始めた。まだ土や芝生の上だけど。まずは5km走を1-2本から。
ちなみに2月までは起伏のある芝生やトレイルを、GPS付けずに心拍だけ見ながらゆるめに走るだけ。
 
自転車もやはり5ヶ月ぶりに、ロードバイクを用意し、乗り始めた。
ロードは始めの数分間、操縦しきれず怖い。。サドルこんな高かったけ? ハンドルこんなにクイックなの! 初心者か 笑。その後、TTバイクも用意。
それまではクロスバイクでせいぜい片道5kmの街乗り。スピード出ないようにほぼ最小ギアでくるくる回す程度。
 
高負荷トレーニングを10日ほど連続すれば、一気に身体を高めることができる。もちろん一定レベルの基礎が出来ていることが条件だ。その「一定レベル」がどれくらいか、具体的には、トレイル走の時間や強度をどれくらいにするかは、過去の4シーズンの経験から、フィーリングで決めてる。
ちなみにオフは体重も3〜5kg増やす。そのせいか、先月の健康診断では、善玉コレステロール値が高かった。他は全て健康域。
 
で、今回の高負荷期間も、ランでは5km走2本目で自然に加速して1km平均3:33まで上げた。バイクも定点観測コースで、1年前(もっと早くから取り組んでいた)に近いレベルまで引き上げた。
 
この調子で上がってけば、42歳の日本選手権初出場いけるかも! と思いきや。
 
高負荷17日の後、1/3にあたる6日間の休養系を入れたまでは計算通り。でも、その後の再起動に失敗。結果、特にBike+Runのパフォーマンスが上がらない。ランは1km4:20−30かかってしまう。なんて堕ちっぷりだ。。
 
なぜ上がらないのか?
グラフを見れば一目瞭然。「真実の練習時間」が、第10〜11週にかけ、下がってる。特に「Bike+Run」のセットでは、1週間合計で1時間に届かない。
 
このように、トレーニング効果は、1週間単位でみることで、因果関係が浮かび上がってくる。そこに、GPS心拍計で強度別に日次管理し、週次集計する理由がある。「月ごとの距離」では、それはわからない。マネジメント精度の差は、圧倒的だ。
 
今回、身体疲労がまだ残ってた面もあるかもしれず、気持ち的なダラケは確かにあり、いずれにせよ、うまくマネジメントできていない。がんばろうぜハッタリ君。。
 
1つには、水泳理論の研究に熱中し過ぎたせいもあるが。
そのおかげで、本ブログの連載が成立している、笑。
みなさんが喜んでもらえれば、少しは「遅くなるという犠牲」を払った価値もあるってもんだ!
こんなもの入手して部屋の片付けに励んだら、少しトキメイてきたぞ! (マジっす)
 
トレーニングのマネジメントとは、波をデザインするようなもの。毎日グラフを眺めていると、波のあるべき波形が見えてくる。次の2-3週には、好調を呼び寄せることができるはず。本当にそうなるかどうかは、僕次第だ。
 
ブログは明日から、実戦スイムの考察に戻ってみようかな。
そうそう、アンケートの結果、例の二人組を復活させることにしました〜〜(ウゼー
 
<さいごに読者アンケート>
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2014年4月 7日 (月)

【練習日記】ハッタリ選手の「真実の練習時間」を説明しよう

例の二人組は本日休養日。あれ書くの疲れるんだよねー。永久休養にしてもいいかな?

(部屋の隅では二人の男がドラム缶に縛られ口にガムテープを・・・)

さて昨日、トライアスロン・シーズンが沖縄で開幕した。半現地人的な友人の誘いもあって宿代が浮き、いまや格安飛行機もあるし、出てもよかったんだけど。
 
でも、公式記録のPDFを眺めていると、楽しいなあ。タイムはコース設定と状況とで変わるので、実力を知ってる人たちのタイムを各種目ごとに比べて、コンディションを推測したり。新しい名前も目立つ。
まだ初戦、しかも沖縄だから、初夏からの主要大会に入ってくると、レベルが高くなってくるだろう。2ヶ月あれば大幅に力を伸ばすことができるしね。
 
僕の初戦は6週後の横浜だ。ピーク設定は、11週後の日本選手権予選。
ここまで、今季トレーニング開始から11週経過までのトレーニング量推移は、この通り:
Week11
僕は、「種目ごとの距離」は記録していない。練習直後にも距離は確認しない。
練習後に、まっさきに確認、記録するのは、「強度ゾーンごとの時間」
 
<グラフのみかた>
  • 「Bike+Run」は2つで1種目、と認識。心拍147以上のLT前後域(下側の赤の折れ線)を中心に、橙のテンポ域(HR130〜)、緑の準備運動域(HR110〜)を管理。HR167〜のVo2Peak域は大事だけど、グラフ不記載
  • Swim=水色は、心拍計を使えないので練習時間のみ
  • 練習時間(分)は休養1日を除く週6日平均、Training-Effectのみ週4
  • グラフの無い週は休養設定。ちょっとは動いてる
耐久スポーツにおいてレース結果に最も影響するのは、「レースと同レベルの負荷」に、どれだけの時間、身体を浸してきたか。
その数値管理のために、僕が「真実の練習時間」と呼ぶ指標がある。
「HR147〜+(Swim×0.7)」で計算される、グラフの◆の点だ。
  • レース域は、厳密には、心拍155前後のLT域から
  • だけど、「LT域直前」でのトレーニングは重要
  • スイム錬は基本インターバルしかしないので、7割がLT域と推定
  • 橙のテンポ域(HR130−146)は、LT域トレーニングの「準備」として見る
  • それ以下は、単なる準備運動
距離で管理してしまうと、準備運動まで含めてしまい、モニタリング指標にならない。まあ、ロングディスタンス向けならば、距離でもある程度みえるとは思うけど。僕は昨夏のアイアンマン対策も同様に行ってる。昨年末の参照:http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/2013-8ab5.html) 
その理論的裏付けが、以前紹介した「自転車競技のためのフィロソフィー」(柿木克之2012)。「エネルギー産出能力向上」という視点から、耐久スポーツ全般に有効な説明がされている。
とりわけ日本のトライアスリートは、Bikeが弱い。だからドラフティングが起きる、あるいは、ドラフティングを振り切れない。強化の軸はBike中心に考えていい。
 
計測ツールは、2年前の横浜でエイジ優勝して貰ったSUUNTOの心拍計t4d、当時定価3万。 現在はQuestに相当する。1.7万で買えるんだ、安くなったもんだ! 
ただし、GPSをお持ちでなければ、GPS一体型のAmbit2、Garmin910あたりにするべきだ。GPS一体型の心拍計は、速くなるために最も重要な道具。高価なカーボンホイールなどとは比較にならないくらいコストパフォーマンスが高い。
僕のはGarmin310、旧型ゆえ心拍管理機能が弱く、t4dと同時に使っている。本田圭佑選手みたいな腕時計2つはめww
僕は自費購入して効果があったものしか紹介してませんので、笑。
今回のような賞品ゲットとか後継機種は、その範囲に含まれるでしょう、笑笑
 
<最後にアンケート>
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  5. (以下略

2014年4月 5日 (土)

【実戦スイム2】OWSでの「ギャロップ・クロール」という技術

ハッタリ記者) 2つ前の「伏し浮き」、難しい話をしたつもりが、投票クリック数わりと多かったんですよ。人気ブロガーの「るみOかん」も早速成功して、蹴伸びがイキナリ12.5m超え、なんて成果報告も届きました。よかったですね!
 
自称水泳評論家の男) アタリマエだろ。私はいいことしか言わないぜ。だいたい「るみ・かん」て何だ。ミカンは食えるが、るみかんは食えねえ。
 
ハ) そのセリフ、あまちゃんの夏ばっぱレスペクトですね。
 
男) そして忠兵衛さんトリビュート。蟹江さんは最後に大仕事を残された。
 
ハ) 1つ前の実戦スイムについて、具体的なアドバイスありませんか?
 
男) 今日は展開が速いな。。
「直前に海で泳いだ量で決まってた」のが、私のレース結果であったと前回書いたわけだ。
そこから拡げると、レース前には、可能な限り早く会場に入り、疲労しないギリギリまで会場で泳ぐことだ。バイクコースの試走をするひとは多いが、コースによっては不要な場合も多い。試泳は常に重要だ。
レース当日朝も、しっかり泳いでアップしておく。これをサボる失敗が私には多い。
 
今月は、美ら島やら宮古などに遠征する人も多いだろう。貴重な海だから、レース後も泳ぐ価値があるだろう。観光に出掛ける朝にひと泳ぎ。いや、中途半端な観光に勝る海だ。
 
ハ) さて評論家さん、タイトルの「ギャロップ・クロール」って何ですか?
 
男) 海では、方向確認のために「ヘッドアップ」を挟むわけだが、それは上方向へのパワー発揮だから、推進力を減らす動作でもある。
そこでオープンウォータースイミング(OWS)競技の選手などは、「沈み込んで、浮き上がる」という上下にうねるような動きを、はじめからストロークに組み込む場合がある。左右のストロークで浮き沈みを使い分ける。その動きが、お馬さんの左右非対称なパカパカと似てるから、ギャロップ。競馬雑誌と同じだ。
この内田翔選手の動画もその例だろう。プールの200mでも成果を挙げているわけだ。
ハ) なるほど。どうせ頭を上げるなら、その反動で浮力を生んで推進力に使おうというわけですね。合理的です。
 
男) ただし、最新のOWS泳法の流行は、また別だよ。
OWS最強のウサマ・メルリ選手は、プールの1500mの五輪メダリストとして有名だ。彼の水中映像はとても綺麗だ。ああいう無駄の無い泳ぎが、結局、海でも強いのだ。
 
ハ) 競泳長距離でも、孫楊やレデッキーは「潜る」動作を組み込みながら、フラットにスムーズに進んでますよね。
 
男) さすがハッタリ君も情報通。
 
ハ) そりゃー、あなたと同程度には、、 
 
男) わははは! これはシュールなハッタリ君。
あれ? てことは私の存在意義が?
 
ハ) ともあれ、こうして極端な動作を省き、良い点は残して、技術は進化してゆくわけですね。いったい評論家さんは、どこでそんな情報を?
 
男) OWS日本代表の強化スタッフさんから直接聞いたんだよ。
 
ハ) 日本代表スタッフ! さすが評論家さん、情報強者っす。
 
男) はい。
 
結論をいえば、「プールで速い泳ぎ」を追求するのが王道だ。
その中で、「ヘッドアップを効率的に組み込むストローク」の練習をサボらないこと。その際に、ギャロップを試してみても、おもしろいんじゃないだろうか。

2014年4月 4日 (金)

【実戦スイム1】LUMINA最新号も特集してる「実戦スイム」の、超基本

ハッタリ記者) タイトル正常化しましたね。エイプリルフールは3日で終了ですか。
 
自称水泳評論家の男) バカは3日で飽きる。しかしながら我輩にとってバカを装うという行為とはあたかもオードリーヘップバーンが王女なのに平民娘のフリしてローマで男遊びしてたかのようなコスプレ感覚でおもしろかったー。生まれ変わったらバカになりてー
 
ハ) 是非そうなさってください。今すぐどうぞ。
 
男) その間に、トライアスロン専門誌「LUMINA」最新号が我々を模倣してきたようだ。次は「ソフトパドル」とか「伏し浮き」とか書き始めんじゃね。
 
ハ) まだエイプリルフールですか! だいたい「フラットスイム」は2010年代の定番でしょう。もう本題に入ってください。人気ブロガー「るみ◯かん」も期待してますよ。
 
男) るみかん? 新種の蜜柑か? それともあの2時間巻き指定女のことか? もしもブログランクが急上昇したらアドバイス考えといてやるよ! 
 
大事なのはだな、やってみて失敗することなんだ。
本やブログで読んだイメージとリアルな自分とのギャップが、できるはずのことができないのはイヤだ、という「認知的不協和」を生み、進化に向けたモチベーションが湧き上がるのである。
ゆえに読者のみんなはまず「伏し浮きに失敗するという経験」を獲得するべきなのだ。
 
ハ) またジラすんですか。後でちゃんと回収してくださいよ。僕らはランキング急上昇中の注目ブログなんだから。
 
男) 私のトライアスロンのランキングには上昇余地がなくなってしまったがな。わははは! 
ま冗談はさておき
LUMINA最新号も特集してる「実戦スイム」について、私の考え方を示しておこう。
 
ハ) LUMINA「が」、ではなくて、「も」という助詞を選ぶとは、LUMINAの中身と無関係に好き勝手書いてるよってほのめかしてますね。
 
男) するどいなハッタリ君。耳目をひくタイトルつけて注目だけ集めようという作戦を見抜くとはな。
 
断っておくと、私は実戦スイムは苦手だ。バイクランは実戦得意なんだが:練習量の割には。
その分、試行錯誤の経験量は多いつもりだ。
あらためて足跡を確認してみよう。
  • 始) 2010年5月末: 20年ぶりに水泳再開。1分サークル45秒から
  • ◯ 100日後: 波崎1.5km23:17
  • × 2011−12: 低迷
  • ◯ 2013年5月: 天草1.5km22:15
  • × 以降: 再び低迷
  • ◯ 2013年10月: KONA3.86kmノンウェット1:00:19(=100m1:33)カテゴリ305中41位=上位13%
この間、最も有効だったのは、「海で長時間泳ぐ」こと。
身も蓋もないようだが、これが世の真実というものだ。
 
1年目は江ノ島の海が近い上に時間もあったから、1月ほど藤沢市民プールで泳いだ後で、海に完全に切り替えた。お金も要らないし。当時の泳法は20年前のまま。ウェットは1万円ちょいで輸入した既成品だ。最新の知識や道具も、海にはかなわない。
KONA前は、贅沢にもレース前の6日間、毎日泳ぐことができた。4kmフルコース3日連続とかやってると、海と一体化してくる。無駄な力を使わないから、集団内の位置取りもスムーズだし、後半の疲労も少ない。
 
そのスムーズさを、どう表現すればよいのか、最終解は出ていないのだけど、こうは言える。
  • 海では強い波の力を受けながら進むから、よりトータル筋力の大きい体幹からパワーを発揮した方が有利。プールでは腕力で泳いてるという人は、早くに力負けてしまう →「体幹スイム」になる
  • 海水とウェットにより浮力が高まるから、「潜る」動作に余計なエネルギーを要する → 肩の上下動を抑えた「フラットスイム」になる
とてもシンプル、基本通りだ。
結局、プールで強い人が、海でも強い。レース結果をみれば明白だ。
 
当然ながら、レースの状況を再現するようなメニューを混ぜること。
レース距離の連続泳は必要だけど、実戦では壁ターンが無い分、レース距離以上を泳ぐべきだろう。より理想的には、「壁手前で浮いたまま逆ターンしてゼロスタート」でレース時間分を泳ぐといい。距離は無視で。かなりキツいが。
 
忘れないでほしい。
「ああこれなんだ」、と思えるような進化の瞬間は、突然に訪れる、ということを。
正しい努力を継続している限り。
そして、ここを→→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ ←←クリックし続けている限りね。
 

今日の一句  「突然の 進化を信じて クリックだ」

2014年4月 3日 (木)

【衝撃スクープ3】水に「乗る」ことすらできなければ、水を「ドライブ」なんてできない

ハッタリ記者) なにがスクープですか。もう4月3日です。しっかりしてください。
 
自称水泳評論家の男) いい指摘だ。「しっかり」できないのが水中の動作だ。
 
ハ) あれ、いきなり本題ですか。コントやらないんですか。
 
男) いい指摘だ。コント・ロールやれないのが水中だからな。
 
ハ) (・・・このKY感がコントなのか、、、だいたいコントロールは「できない」だろ、やれないてダジャレかよ。初回の「身体ハッタリ」でウケて調子に乗せちまったか・・・)
 
男) 人間の動作のほとんどは、地に足の着いた、すなわち重力により地球と一体化した状況下で行われる。水泳は、その数少ない例外だ。いわば宇宙空間で作業したり、立体機動装置で巨人を駆逐するようなものだ。
そもそも水上を移動するなら舟を使うのが人類の文明なのであって、己の肉体1つで水に挑むなんざー近現代に突如発生した奇妙な変態的文化なのである。
だから、多くは水に浮くという基本すらできてない。
 
ハ) いや浮いてますけど。
 
男) このようにか?
 
男はあるウェブサイトを開いた。そこには、静止状態で浮き続ける、すなわち「伏し浮き」の姿が映されていた
ハ) それは無理。トライアスリートの脚は重いっすよ。
 
男) なんてことだ! 今日は「パドルのゼリー効果」を書こうと思ったのに、伏し浮きさえできないんじゃあ宝の持ち腐れじゃないか! 脚の筋肉量がとりわけ多いことで知られるこの私ですらできるというのに!
 
ハ) そんなあ。でもウェットスーツで浮くじゃないですか。
 
男) フッ。どうやらキミは、浮くという動作の本質を理解できていないようだな。
水に「乗る」ことすらできなければ、水を「ドライブ」なんてできない。
水に乗るための基本姿勢が、 「伏し浮き」だ。その動作とは、骨盤を、腕肩まわりと脚それぞれから独立させ、自由に操作することに近い。
それができなければ、腕は腕だけ、脚は脚だけでバタバタ動かして進まざるをえない。体幹も使い切れない。かくして典型的な「トライアスリートのヴァカ回しクロール」が出来上がる。
 
ハ) 難しい話です。本にも書いてないし。
 
男) 難しい話だから、本には書かれないのだ。
みんな簡単なノウハウばっか求めるだろ?  
だがな。
イージーな情報で得られるものは、イージーな結果だけさ。
キラ━━━━━━ヽ(´∀`ヽ)━━━━━━ン!!!☆
 
ハ) 評論家さんカッケー! 
だから、「トライアスロン ルミナ」5月号の特集「実戦スイムに強くなる」とか読んで、練習するんですね?
 
男) ルミナも「フラットスイム」取り上げてるらしいな。オレの眼力わるくないだろ?
いかにもルミナは優れたメディアだが、分類すればイージー系でないかな。そこで大差はつかないだろう。より難しいものを探求するに越したことはない。
 
最新ドリルの前に、まずは早速、「伏し浮き」だ。キミは、自分の骨盤を操れるスイマーか、そうでないのか。
 
ハ) 次回のプールが楽しみです!
でも、できなかったら、どうすればいいんですか?
 
男) きわめて有効な対処法が3つある。知りたい?
読者のみなさんがここクリックして→→にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ ←←クリック率が上がってたら、もう少し優しい説明を考えてみようかな?
 
今日の一句  「伏し浮きと 1日1クリ 忘れずに」

2014年4月 2日 (水)

【衝撃スクープ2】自称水泳評論家の男は「体幹スイム」に関する供述を始めた

ハッタリ記者) 何ですかこのタイトル。4月2日ですよ。また引っ張るんですか?!
 
水泳評論家を名乗る40代の男) ハワイならほぼ1日深夜だ。だいたいブログなんて引っ張ってナンボだろ。芸能人の見ろ。カワイーオイシーウレシーとか改行しまくってステマ入れまくってブログ女王とかいって。
 
ハ) まあまあ。
 
男) だいたい4月1日にヴァカなら一晩寝てもヴァカはヴァカだ。ヴァカが1日で治ったらIPS細胞もビックリな大発見だ。酢の風呂にでも入って細胞ごと初期化しとけヴァカ。
 
ハ) 今ヴァカって5回言いました。
 
男) 今ので6回目だ。て何の話だ。
私はちゃんと発見してるぞ。それが「ソフトパドル」の3つの効果なのである。
1.水を「ゼリー」に変える
2.高圧により、「FormにForceを」与える
3.ゆっくり動いて、「ForceからFormを」作る
いーことゆーぜオレ。
 
ハ) へー。
 
男) ちょっと、キミやる気あるの。
 
ハ) ありませんが何か。
 
男) だよねー。
 
ハ) ですよねー。花見にでも行きますか! 
 
男) それはあんまりだ。ここで終わったらスカスカな芸能人ブログみたいじゃないか。
 
ハ) ゴーストライター呼びましょう。
 
男) あんたヴァカ? あ7回目。そろそろ「ヴァカ」をブログ検索すると上位表示されて「ヴァカブログ」とかよばれんじゃね。
 
ハ) ちょっと、評論家さんヴァカですか、今ので、あ!! 2桁です。。
 
男) まったくオレたちってv、、、おっと危ない。
まず「ゼリー効果」を説明しとく。
これは、かつてスカスカに手を通り過ぎていた水が、「ソフトパドル」の介在により、手応えのある物質性を帯びるという効果だ。
これがハードパドルだと、水はより固体に近くなり、筋トレ要素が強くなるだろう。使えるプールがあって、かつ上級者なら、そのほうがいいかな。
いわばゼリー感は、ソフトタイプならではの効果であり、我々平凡スイマーにこそ有益なものであると私は考えている。
そしてそれが体幹スイムへの第一歩となりうるのだ。
 
ハ) ゼリーとは美味しい表現、さすが評論家!
 
男) 実はゴーストライターが考えてくれた。
 
ハ) ウケる〜〜〜やる気でてきました、続き聞きたいです!
 
男) ああ聞かせようとも。
キミらがここクリックして→→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ←←クリック率上がったの確認した後でな。わははは!

2014年4月 1日 (火)

【衝撃スクープ】 自称水泳評論家の男(41)への独占インタビューに成功!

「ソフトパドルで練習したら体幹を活かして泳げるようになった疑惑」が囁かれている自称水泳評論家の男(41)に対し、当ブログのハッタリ記者は、4月1日、直撃取材に成功した。
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以下、貴重な独占インタビューを掲載する。
・・・
 
ハッタリ記者) 「あなた本当は聞こえるんでしょう?」
 
自称水泳評論家の男(41) 「ええ普通に」
 
ハ) 「コピペしてませんか?」
 
男) 「よりによってエープリルフールに記者会見してたあの件か? こっちは練習内容が記録してある。」
 
自称水泳評論家の男はメモを取り出した。そこには確かに、急激な記録向上の痕跡が残されていた。
  • 1週前) フォーム改造の直前の長水錬、200m×8@3’15で、4本目まで2:55-59, 5本目でバテて3:05。1分休んだが最後まで3:05
  • 直近) 改造に少し手応えをえた直後、同メニューで、全て2:57以内、後半に伸び、最速2’52は6本目
ハ) 「おお、すごい! これが体幹スイムの効果なのかっ!」
 
男) 「いかにも耐久性能に顕著な改善が見られるものの、進化はこれからが本番であろう。4月中に10秒削ってみせる。」
 
ハ) 「なぜ、たった1週間でそんなに伸びたんですか?」
 
男) 「このブログを書いてる効果は大きいな。」
「情報を分析し、プールで検証して、成果を公表し、フィードバックも受ける。すると、泳ぎながら『この感覚を、どのように書こうか?』と考えもする。その過程を経ることによって経験と思考が整理され、新たな仮説が生まれ、技術が加速度的に進化するのである。」
 
ハ) 「はあ、、、やっぱり本とか読んでるんですか?」
 
男) 「読むだけではない。練習とレースで身体を張ったりして検証しておる。」
 
ハ)「身体ハッタリ! うける〜〜〜」
 
男)「どうだ愉快だろう。まあ冗談はさておき、もしあなたが上級スイマーではないのなら、最低1つは手元に1冊(DVD付き)が必要だ。いわば座右の1冊。」
「とかいって実は2冊あるから座右の2冊。共にDVDの映像も秀逸である。」
「2冊あれば、ほぼ同じものに、違う表現がされることに気付くであろう。たとえば、ストロークの軌道は、奥野監督は楕円だと言い、後に出した高橋教授はいや直線だと主張する。しかし現実には楕円に近いような気がする。なぜ、後出しジャンケンで直線と表現しているのか。そんな疑問を出発点に、理解を深め、自分にとっての最適解を探ってゆくのだ。」
「これほど価値の高いものが千円ちょっとで買えるとは、デフレ経済ここに極まれり!」
 
「また、一読して理解すると有益、というタイプの本もある。中古を買ってさっさと売っちまえ。」
「ゆったり泳ぐという発想は必須知識だ。水泳は頑張り過ぎてもダメなんだ。また20世紀のS字プルに慣れた元経験者ならば、二軸クロールの根本思想を理解するとよかろう。」
 
ハ) 「そんなにノウハウを公開して、ライバルに追いつかれませんか?」
 
男) 「ここに書いてるのは、知り得た極意の一部に過ぎない。だって、これだけでも『長文でスマホで読むのが辛い』とか言うんだよ〜〜。しかしリアルな私はもっと先に居るのだ。わははは!」
 
ハ) 「あの、、そろそろ核心に迫りますよ。パドルで体幹を鍛えたって、もっと秘密を隠してるでしょう?」
男) 「知りたいかね? ならばまずこのアイコンを→ にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ←クリックして明日を待ちたまえ。」

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