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2014年3月15日 (土)

【理論】 「4スタンス」の裏の仕組みと、自転車/水泳への応用可能性

ちょっと前、TVで 廣戸聡一さんが「4スタンス理論」を実演してた。足の重心位置から4タイプに動作パターンを分類したもので、ランニング、ゴルフなど競技別に応用されてる。

僕には2-3年前、トレーニング関連書を軽く数十冊(+ウェブサイトも多数)読み込んだ過去があって(=なので当ブログはそんなに変なことは書いてないつもり。例外あるけど)、その時2-3冊読み、試したことがある。

ランニングに限れば、鯉川なつえ先生の「【陸上競技版】4スタンス理論」で十分だろう。


タイプ判定すると、僕は踵内側を起点に重力を受け止めるB1タイプらしい。それを踏まえてランニング動作を解析すると、「今の動きの解説」は、ある程度出来る。新たな改善事項はなし。こうゆう場合でも、「自分には合わない余計なノウハウ」に惑わされずに済む効果がある。体系的に理解してみるのは大事だ。

ならば、自転車や水泳にも応用できるのでは? てことも試している。

結論として、応用不能と判断した。

僕は自転車の動作についてはわりと自信を持てていて、その動作には4スタンス的に説明可能な要素はない。また水泳は常に改善の道を探り続けているけど、4スタンス的なヒントは一切活かされてない。

なぜそうなるのか、も考えてみた。
すると、「4スタンス理論」の原理が3つ、みえてきた。

  1. 出発点は、「足で重力を受け止める」こと (その地点が4タイプあるわけだ)
  2. そして、「同時に、重力が抗力に転換される」。ランニング動作とは、重力を反発させて抗力に変換する作業でもある
  3. こうして発生した力を、「関節を、交互に『支点』と『遊点』として機能する」ことで、全身に伝える

僕の場合、踵内側が第一の『支点』となるから、以降順に、膝は遊点、骨盤は支点、首は遊点、肩は・・・、と順に理解できる。

しかし、自転車は、ホイールで重力を無効化しているから、第一の原理が存在しない。推進力も、全身の筋力で発生させており、「起点」が存在しない。足裏=クリートは、単に集結した力をペダルに伝達する「つなぎ」に過ぎず、力の起点ではないのだ。だから、第二の原理も不適。

水泳では、浮力で全身を支えることが出発点。また推進力を生むのは「点」ではなく指先から上腕までの「面」だ。さらに、「支点」=たとえば肩甲骨=は、それ自体を動かす「浮動支点」として機能させるので、3原理すべて不適。

前提条件を失っているわけだから、4タイプ別の細かなノウハウも効かないわけだ、と納得した。

あくまでも僕の場合です。どなたか応用に成功されてたら教えてください。

・・・
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