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2013年11月18日 (月)

KONAを戦うヒント2 NBCが映すトライアスロン2つの魅力

NBCのアイアンマンハワイ2013の放送が早速アップされてる。


    (権利関係不明ながらそこは天下のユーチューブさんを信用するとしまして)

最初のみどころは、10分あたり、イルカさんの参戦。人間と同じ速さでジャンプするのはかれらに遅過ぎるんじゃ? 「こんなに泳ぐのが下手なのは可哀想だ」と見守ってくれてるんだろうか。哺乳類どうしの友情。イルカすげー

番組は前半でプロ選手の勝利への戦いを、後半では高齢者やハンディキャップたちの完走への戦いを、映している。

Triathlon Ironman Hawaii World Championship kona 2013。世界一をかけたレースだから、プロ中心の映像になるのは当然。女子選手が184kmを移動した後のマラソンを、2時間50分で走る、その見事な動作だけでも見る価値がある。

そしてもう1つ映し出しているのが、完走しきることの価値だ。これがこのスポーツ独特の魅力なんだろう、と改めて気付かされる。

昨冬の幼稚園乱射事件で娘を亡くした父親、78歳のおばあさん、そして、12回くらいか完走しているベテラン女性が交通事故で片脚を失い、義足で挑戦する姿。

「2000人それぞれが物語を背負って走っている。全てを語ることはできないけれど、この姿で、想像できるだろ?」

とNBCのメッセージを纏められるかな。英語が聞き取れなくても問題ではない。映像がほぼ全てを伝えるはずだ。

セレブ枠(?)もあり、アメフトの元スーパーボールMVP選手Hinesとカリスマシェフ。社会的に最も充ち足りているであろう人達が、わざわざ苦手で過酷な挑戦をする。日本のバラエティーと同じだけど、Hinesは計数十億円の契約を得ていた超一流であるのが日本との違い。貴乃花がアイアンマンを走るようなものか。でもそれは前座に過ぎない。

制限時間は17時間。それを通過できるか、が番組の最後数分間の、そして最大のドラマだ。「全ての完走者は勝者である」というこの競技の教義の逆を考えれば、17時間過ぎた時点で「敗者」ということになる。もちろん誰もそうは明言しないけれど。

大観衆がカウントダウンする中、現れたのは、初の義足アイアンマンに挑むその女性。エンディングの演出としては単純でベタベタだけれど、実際最後に現れたのが、まさに彼女だったのだから。ことの本質は単純であるほど表れる。こんなドラマが僕が寝てたほんの1km先で起きていたとは。まったく見逃したよ。。

彼女は「敗者」となるのだろうか? 敗者とはなんだろうか? そしてトライアスロンとは?

もう言葉がない。

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