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2013年11月10日 (日)

アイアンマン世界戦13 Runエイド 〜 4種目めは胃腸!

<エイド>

Runのエイドステーション=補給所は、およそ1マイルごとに設置されているという。もっと遠かったと思うけども。

日本のようなテーブル置き方式ではなく、テーブルの前にボランティアさんが並び、手渡ししてくれる。ボードに「Water」とか「ICE」とか書いて示し、それを声にも出して、何を手渡しているのかを伝えてくれる。とても手厚い。十分な長さもあり、一箇所で何個か取ることができる。

表で手渡す役は、子供が多い。あと女性も多めかな。大人、特に男は後ろで地味な仕事で支えてることが多い。子供に一番エキサイティングなことをやらせてあげよう、という気持ちは、世界共通だ。

現地の観光業などの方々は、シフトが入って仕事してない限り、「事実上の義務」として総動員されたりするようだ。この点は(だけは)日本の●●●●企業的?

裏事情はなんであれ笑、5,000人ものボランティアさんに支えられる大会、どこまでも支え続けられている気がする。

<エネルギー調達の戦略>

当日は曇で、そう暑くはなく、喉も乾かない。バイクから胃はなんでも受け付けてくれて、お腹もすかず、身体にエネルギーは常に充ちていた。バイク中の脚攣りもRunでは治った。脱水よりも、ポジションの無理が原因だったんだろうか。
いわば、エイドにおけるエネルギー調達の重要度は、第二次大戦直前の大日本帝国が東南アジアでそれを迫られていたがためにパールハーバー奇襲に出た状況のようには、高くはない。

そこで、筋肉の冷却によるパフォーマンス低下防止と、エネルギーの事前補給とを、エイド活用戦略として策定した。転ばぬ先の杖である。

<エネルギー獲得の技術1.キャッチボールの準備>

エイドに近づいた時、まずするのは、前回エイドでもらったジェルの空き袋やスポンジを捨てる準備をすること。エイド以外で捨てるとペナルティーだ。日本の大会では、こうゆう明文化を、していないところも目立つけど、すべきだと思う。実際みんな早く捨てたいようで、10m前くらいからゴミがコース隅に積み上がることが多い。そうゆうもの、とみんな割り切ってる感じで、大人ボランティアが整理している。

そしてエイド5mくらい前では、「こいつは立ち止まりそうだな」という予測をする。でないと、ぶつかってしまうし、急によけると今後は自分が衝突ターゲットになるし、取りたいのも取れない。だから、立ち止まりで塞がれた場合のラインを読み、外側から回り込み、目当てのブツをゲットする。

僕はいつも、エイドでは立ち止まらないし、減速すらしない。今回は一度だけ、急坂の途中で歩いたけど。なにか、止まったら本当に止まってしまう気がする。スピードを落とすのもリズムが崩れる気がする。まあ本当は、減速くらいしてもいいのかもしれないけど。

目当てのブツを目にすると、その相手を見て、「ウォーター」「アイス」「わーわーわー」とか何か叫び、キャッチボールの準備に入る。僕はサングラスをしないから、アイコンタクトもしやすい。でないと向こうの準備が間に合わず、貰えないことも多い。子供も多いし、ハワイの人達のんびりしてるし。。 

走りながらの受け渡しは、僕にとってはいつものことだけど、相手には達成感があるようで、「スゲー」とか背中から聞こえてきたりする。僕も、さんきゅー、とか言ってみたり。余裕があれば。

<エネルギー獲得の技術2.ブツをゲット>

エイドで最優先すべきは水分。まず水を取って身体にかけ、紙コップのクラッシュ氷をウェアに流し込み、スポーツドリンクを少し飲む。ごくたまにコーラ。そしてジェルをウェアに挟み、バナナはすぐ皮をむいて捨て、口に収める。

最後にスポンジを取り、ジェルなどでドロドロの手や顔をさっぱりさせる。これだけで快適度かなり上がる。

氷はお腹で留まって冷えてしまうと嫌なので、ウェアを引っ張り脚のあたりまで落として貯め、過熱を防ぐ。筋肉痛が始まった前モモに心地よい。

余裕がなくなってくると、水やスポンジに体当たりする悪くクセがでてくる。。

最後5kmくらいからは、水を掛けるだけ、何も飲まない。吸収されるのはゴール後だから。

<成果>

こうした潤沢なエネルギー供給により、脚が終わったあとも、腕振りで進む、という無駄にエネルギーを消費する走りに切り替え、10km以上を粘り切ることができたんだろう。9時間以上、何のストレスも無く走りながら食べ続けられるのも、運動能力に含まれるのが長距離レース。

早め早めに水で冷やすことで喉も渇かず、氷で脚を冷やしたことでおそらく前モモ筋肉痛も最小限に抑えられた。

結論:アイアンマンは胃腸が大事。て鍛えれるもんだろうか?

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写真は、事前にブースとかでタダで貰ったジェルその他栄養補給品。その数40個くらい? バイクボトルには、手前のCLIF3種類10本を詰めたちょ〜ゲテモノを。でもレース中はちょ〜美味しかった! そしてもう口にしたくない!!

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コメント

これ書く意味あるの?と書きながら思ったけど、書いちゃったからしかたない!

ま-逆に、トライアスロンのエイドの活用法についてここまで書いたウェブサイト、って希少性あるかもしれない? 

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