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2013年10月19日 (土)

初アイアンマン9時間35分、KONA世界選手権は想像を超えた!

IRONMAN World Championship/アイアンマン世界選手権。毎年10月中旬頃、ハワイ島西岸KONAで、およそ6万人から選ばれた2,000名が集まる。競技としてのトライアスロンの実質的な起源であり、今も最高峰であり続けている「聖地」だ。

この競技の始まりは、1973年頃のアメリカ・サンディエゴと言われる。当時は、西海岸の自由な空気の中で自然発生した「遊び」であり、競技としての型も存在しなかった。それゆえ正式な記録は存在しないようだ。転機は1978年ハワイ、オハフ島ホノルルの水陸の三大耐久レースを連続する「無茶苦茶な遊び」が企画される。参加わずか15人。これがバカ受けし、3年後には日本でも初開催されるほど、競技として確立、成長してゆく。

聖地巡礼の旅に出ようと思ったのは今年初め。3年半の集大成。この過酷なお祭りのなんたるかを、心身の疲労の極限で感じてみたいと思った。 運良く実家近くの予選に申込枠があり、出場権を安上がりに獲れた。僕的に納得できる準備もできた。

G1

そしてそこは、想像を超える熱気に溢れていた。

2013年10月12日16時半、ゴール。

  • Total226km 9:35:33 総合311位(参加2134名)/40-44Men39位(305名)
  • Swim 3.9km 1:00:19  総合300位/部門41位
  • Bike 180km  5:07:23  総合493位/部門89位(通過順位、部門別不明)
  • Run 42km      3:21:57(初フルマラソンの記録も兼ねる)
日本人としては、総合4位(申込59名/1名ケガ欠場)、カテゴリ1位(7名)。奇しくも共にJTUランキングと同じ。いわば、国内世代最高の座を、ショートとアイアンマンのWタイトルで、獲得。そんな表彰はないけど、ま、ハッタリ君だから笑。

連載の初めは、レースレポートを、Swim編まで書こう。
 
<当日朝>
未明2時過ぎ=日本の夜9時=に自然と眼が開く。これがハワイ入り7日目の効果だ。2時半過ぎにベッドから上がり、パンをトースターで焼いていると火災報知機が誤作動して凄まじい音を響かる。リセットボタンを押すが、、しつこく、電池も外した。これで完全覚醒!
 
エネルギージェルはこちらで30本近くタダでもらった。そこからCLIFの3種類を10本ボトルに入れ、水に溶かす。1,000Kcalと珈琲12杯分のカフェインを含み、バイク後半にガツン!と投入。
ちなみに食品類ごっつあん合計1万円くらい、バッグなど物品類や特別にもらったのも含め、出場料の半分くらい回収してるかも。出場料は実は常滑より安かった?
 
4:40一度コンドを出て、レースNoシールを身体に張る手続。Tシャツを脱ぎ、乾くまで着るなと言われるが、直後に日本の女性参加者に会い、反射的に着て、シール剥がれる。計8個の数字を貼り直してもらうのに20分余計に消費。
 
その分準備時間が削られ、、コンドに戻ると5:30頃。6:20に最終出発。するが手前でボトル3本忘れたのに気付く。うち2本はエイドで貰えるが、1,000Kcalボトルは致命傷になりかねない。10分ちょっと走って往復し、「ヘイユー・ダイジョーブ?」的に心配されるのに笑顔で応えながら、付いた、と思ったら、6:30のプロ男子スタート直後で、人波で進めない!「ゴメンナサイ急いでます」→「アスリート(=参加者)です」→「アスリートで急いでるのでゲート超えます」とエスカレートをかけ、無人のコース内を走って、18:42無事到着(無事か?)。
 
自転車のポンプを叫んで持ってきてもらい、空気圧チェック、その他をちょっと確認して、スイムスタート位置へ。息が上がったが、アップとして丁度よかったかもしれない。
S1
<Swim 3.8km>
スタート位置は、バトルを避けつつ有利な集団に入るために、「奥の2列目」を狙う。泳いで移動する途中、密集度が下がってきあたりで、まーいーや、と止まったのが写真左のオレンジの大ブイのあたり。みんな移動を終え立泳ぎしている。スペースのある3-4列目に入り、泳ぎながら身体をほぐしていると、自然と2列目に上がっていた。お互い泳力を測りながら、「速い人の後ろ&遅い人の前」につこうとしている。この日本人わりと速そうと判断されたのかな。そうゆうアピール大事。
7:00、スタートの大砲が鳴り、2000人が一斉に泳ぎ始める。見事にノーバトル。前のガイジンさんの後ろで、後ろから抜かれず、横から押されず、周りの作る水流に乗って、すーーっと進んでゆく。
 
スタート時の動画:40秒地点を見ると、手前の人達のが早く泳ぎ始めてる。 
あの大砲の音が空気中を伝わるのはそんなに遅いんだろうか? なお少し後の上空写真では、手前の集団が明らかに速い。ただそれは一番速いスイマーが集結してバトった結果だろう。
 
凄いのは、感覚で500m以上泳いだ後、始めてバトル状態が発生したこと。スタートは左右に拡がるが、少しづつコース内側に集まってゆく。後ろに脱落する人も多いが、それ以上に横の集積効果が勝ったのだろう。参加者のレベルの高さを感じる。
前にゆっくりな壁、ができた形で、数十秒間、ストローク長を短縮し、小刻みに進むことで、位置と姿勢をコントロールすることを重視。
その後、落ち着いて後ろを振り返ると、スペースは結構あった。つまり、油断していても乗っかられることはないし、横に移動することも可能だ。ペースを緩め、スペースを探し、少し横に動いて入り込む。マークできる相手を探し、「お願いします」と後についてゆく。集団の動きは安定しており、頭を上げて方向を確認する必要もない。これで再びリズムを取り戻した。
S
2km先の2つのコーナーをノーバトルで回り、後半へ。ここまで、驚くほどスムーズで、とてもこれから未知の距離へと踏み入れてゆく感じでない。
 
しかし途中から少しづつ前の集団がまばらになってゆき、乗れる水流も弱くなってゆく。油断していると前と離されてしまう。後ろか横に付ける相手を探し、付いてゆく。2-3度、付き損ね、その度に付く相手の平均速度が下がってゆくので、累積的にタイムが落ちる仕組みだ。
一度完全に離され、単独で(後ろは1名以上ついていたが)、追うが、急速に消耗し始めるのを感じた。あきらめ、タイム落ち覚悟で、少し横移動して付き直す。ここで逃していなければ、確実に1分を切れていたな。感覚残り500mくらいをそのまま付いてゆくと、ゴールが見え始めた。ペースが少し上がったが、つき続け、ゴールの階段へ。
 
100m1:33ペースで、Runとほぼ同じカテゴリ順位で上がれたのは、大成功。プールでのタイムが明らかに速い方よりも速く上がれている。これがトライアスロンのスイム戦術。
 
シャワー=正確にはぶら下がったゴムホース=までにスイムスーツ(ROKAの$290くらいの=TYRなら$350相当!=のを特別に$159でEXPOで買えている)の上半身を脱ぎ、ホースの下で一度座り、全部脱ぐ。下にはトライスーツを着込んでいて、後は着替えなし。自分のバッグを取り、バイク用のアームクーラーとグローブ、ヘルメットを付け、バイクラックへと走る。
 
(続く)
 

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コメント

(この2コメント、英語ですらない言語のウェブサイトにリンクされていて、まあ普通のスポーツ系ぽいページなんですが、、ニホンジンしか読まないこのサイトに存在する理由が無い気もするんですよね〜〜ご退去いただくか?)

Hi, you write portugal and can read Japanese? Thanks.

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