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2010年11月の7件の記事

2010年11月28日 (日)

直径500mの大花火が宇宙から降ってきた!

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いつものRunコース、江ノ島〜片瀬海岸。

500mくらい先の花火が、冬の静かな海に反射している。

海のカタチが違うのは、波打ち際を歩き続けたから。

11月終わりに、珍しいよね。APECの影響だそうだ。

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二尺玉は直径500m、てこたあ最先端は前250m×上500m=角度60°

宇宙から迫ってくる感じだ。

2010年11月27日 (土)

こども自転車教室で、ボランティアを。

勤労感謝の日、お手伝いで「サイクルチャレンジ藤沢in秋葉台」へ。
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アマチュアレーサーの立場からスタッフさんにお世話になったこの1年、たまにはお返しをするべきである。

1周300〜400mくらいの周回コースを駐車場に作り、中にスラロームとかの練習場。
ヘルメット+グローブの子供たちは文字通り、飛び出す感じで走ってゆく。
おもいっきり力を出し切れる空間、って大事。

講師陣は、ブリヂストンANCHORから7人、愛三レーシングから湘南出身の2人。はるばる京都からウィラースクール代表ブラッキー氏(デザイナーさんらしい)。絹代さん、アンカー山本選手妻の益子直美さん、と豪華メンバー。うち4名がワタナベレーシング関連、偉大なり! 地元の県議+市議さんも最初だけ居た。

【当日レポート】

スラローム+一本橋、周回1周、のそれぞれタイム計測は盛り上がる。

ワタシ思うに、

  • 最初に一度やってみさせて(タイム計測)
  • その後で個別テクニックの練習をして
  • 盛り上がった中で、座学の知識講習もして
  • 再びタイム計測して、進歩を実感させ
  • 最後に、決勝戦

くらいの流れが、ベストかな。

 

限界を経験すれば、技術も知識も覚えやすい。それは、日常生活の中での安全な動きにつながると思う。ワタシもレースを始めて街中の自転車が慎重になったし。

だから、こうゆうイベントは拡がるとよい。

集まったこども達の多くは良い自転車を持ち込んでくる。僕の子供時代と全然違う。。さすが湘南である。しかし、地域全体の自転車文化は、まだまだ。逆走ママチャリ・ケータイ高校生・そして子供を載せながらヘルメットをかぶらせない母親・などなど多い。

荷台の子供はとっても危険なのに。「幼児虐待未遂罪」だ。 

 

そいえば、ワタナベのイベントに顔出すのも、トライアスロン参戦以来、ほぼ半年ぶりか? 彼らもチームTT(4人1列のタイム競争)で表彰台に上がった。ワタシの入った1年前から大躍進だ。栄光の伝統をちょっとだけでも引き継げたかな?

 

2010年11月14日 (日)

「東大ワールドカフェ」でファシリテータ−を。

土曜、東大のホームカミングデイ へ。就職氷河期再来の昨今だが、寒冷化は進行する一方だろう。大学はこの環境変化に適応しなければならない。東大はどこへ向かうのだろうか?

その答? 「社会が変わる、ベンチャーで変える、東大が変える!」 と大上段なテーマが、今回設定された。安田講堂で起業家4名のパネルディスカッション2時間。次いで御殿下(体育館)で「ワールドカフェ」という流行りの形式で卒業生200名ほどのディスカッション1時間半。

さすがに各社長の話は面白い。
構成が冗長で勿体無いが。。

ワタシ的にはEPS厳浩さんの
「大企業ではどうにも収まらない性格ってあるんですよ。素直に心に従えば良いのです」
「東大生は失敗しても復活しやすいのだから、リスクは取ってみれば良いのです」

などがツボにはまる。後者は真偽はトモカク、そう信じられるかどうか。東大生、という部分は何にでも置き換えられるはずだ。 

安田講堂の聴衆はリタイア世代が圧倒的に多い。まさに「勝ち逃げ世代」の安定した方々。もしかして「動物園へ珍獣を見に来た」感じ? 

1台の黒塗りセンチュリーの外で運転手さんが立っている。キャンパス内で浮く光景。。聞けば、岩崎弥太郎直系の伝統企業の元トップ。齢80を過ぎて土曜にクルマを出させて、ベンチャーの話を聞きにくる。対照的な世界のようだが、、おそらく、彼は学徒出陣を経験し、終戦直後に就職し、大混乱の中からニッポンの成長を支えてきたのだろう。ベンチャー精神では、起業家に負けていないのかも。

EPS厳社長も「中国全土から年間400人の公務員待遇留学生」という本物エリートなのだが、少年時代に文革を経験したそうだ。宋文洲さんも文革で家族が痛い目にあったサバイバー。そうゆう強さって、ある。

御殿下はざっと9割が20−30代か。ワールドカフェ、という言葉に反応するトガッた人が多かったかも。僕ら世代は、話聴くだけではわざわざ出て来ないけど、新しさ、イベント性があれば動く。

 

「ワールド・カフェ」とは、会議の1形態。途中でテーブル移動させることでて、「1つのテーマを複数チームで」議論する。クイックな展開が特徴。

ワタシは「東大生・卒業生の起業家精神を高めるには?」というテーマのファシリテーターを担当。

議論の中身は・・・

【現状】

  • 問題は「引かれたレールに頼る姿勢」ではないか
  • 起業を急かすべきでない。本当に向いているごく少数の人間で十分(これは学生起業で年商数十億に育てた参加者より)
  • 東大の就職セミナーに参加可能なのは大企業だけ。言行一致してないぞ!
  • 経済環境の影響大。建築学部では、30年前は「いずれ独立する前提」だった。バブル崩壊を経て「財閥系不動産に就職できる学部」に変質してしまった。テキサス大などでは国内が不況でも好況な中近東などへ普通に出て行く


【どうすればいいか?】

  • 「いろいろな生き残り方が実際に存在する」という事実を、学生に伝える
  •  →たとえば、学内にいろいろなタイプの会社が出入りする環境を作る(アメリカの有名MBAがそう)
  • 行動を起こし、周りを変えようとするエネルギーの1つは「使命感」。良い意味のエリート意識を育てることは重要(ライフネット生命の岩瀬さん、テーブル参加の某巨大メーカー元副社長さんが共通に指摘されていました)

「いろいろな生き方を、①伝え、②触れさせ、③やらせてみる」

とまとめてみた。

・・・

200名×1時間半=合計300時間=ほぼ2人月を要したアウトプット。単なる親睦会に留まらず、活用してほしいもの。

とはいえ伝統ある巨大組織、急には変わらない。
たぶん、多くの保守的な人たちにとって「イメージできない」のだと思う。
そんな中では、「こうゆうイベントをやってみて盛り上がった」という事実だけでも意味がある。参加者がイメージを体感できれば、それは伝わってゆくだろう。

とはいえ×2、それ以上に、内容も活かされてほしいもの。

 

【ワールド・カフェについて】
なんで 「カフェ」 なのか? 100年前、カフェは時代の最先端で、いろんな文化人が出入りしながら、自由に議論をし、新しい文化を作っていった。それを現代に蘇らせたそうだ。ワールド、とは、言ったもん勝ち?

やってみて、お祭り的に盛り上げる効果が高いと感じる。短時間で参加者を入れ替るゲームっぽさのせい? 短時間な分、重要なポイントに集中できているとも思う。。肩の力を抜いて話したいテーマに合う。事業仕分けには合わない。

詳しくは、こちらの本がオススメ。理念・方法・事例・関連手法・・・と、よくまとめている。


今回の手順)

  • テーマは5つ:
    • 日本の閉塞感を打破するために、必要な挑戦は?
    • 社会変革のリーダーとしての東大生の強み弱みは?
    • 東大生・卒業生の起業家精神を高めるには?
    • 社会変革を成功につなげるための卒業生ネットワークは?
    • 国際競争力のある東大をつくるには?
  • 1テーブル1テーマで、4−6人で15分議論し、
  • テーブルに1人を残し、他の全員が入れ替わり、
  • 残った一人(ファシリテーター=ユルい司会者?)が、前の議論を説明してから、新議論スタート  
  • これを3回、最後に最初のテーブルに戻って議論をまとめる
  • 最後に発表、数テーブルのみ  

 

【ちなみに今回の移動ルート】
新宿から往復15km、走りましたー


帰路のペースは、42.2kmなら3時間50分ペース。かばん抱えてジーパンで!
アイアンマンのトライアスロンでも、同じくらいで走れるのではないだろか? だとすれば佐渡あたりの年代別表彰台は意外と近い?

2010年11月 8日 (月)

25mを「9ストローク」で泳げたよー

日本シリーズ、残念だったが、ロッテはそれ以上に良いチームだった。
個の実力以上を引き出すチームの和、ってある。西村監督の手腕は要チェック。名監督バレンタイン以来の伝統を引き継いでもいるだろう。

リーグ戦3位ながら、互角の戦い。上回ったのは、敵地での粘り、だろうか。真っ青なナゴヤのど真ん中に立つ救援陣の小野・薮田・小林・・・のフテブテしいツラ構えGood. 

中継も良い。特に12回表、ロッテ応援団の祈りと、背番号26。。中継無しが多いシリーズで、現場の意地のようなものを感じる。気のせい?

・・・

ま、他人の勝負より自分の勝利デス。

【10月のトレーニング】 

動画を1つご紹介。
始めて見たとき、別世界だと思ったのだが・・・

流行りの流派「トータル・イマージョン」(TI)師範模範演技。25mを9かきで、すーいすい♪ と泳いでいる。1かき=1けり、の2ビート泳法。


ワタシにも出来た!

10月は、スイムの技術だけに絞った。ジムも10月末で解約申入し、締切を強制設定。

村上、そして佐渡で酷使した身体を休ませるのが第一の目的。今年の泳ぎはテキトー&マニアワセだから、今のまま大きくは伸びないという危機意識が第二。。なんてカッコいいこと言って、ホントはしたかった。

で、毎朝1時間、上の動画の真似事を繰り返す。

湘南のオバサマ人気が高いことで有名なワタシのこと、周りのオバサマスイマーから「キックの軸がブレている」とのフィードバックもGet。略してオバサマGet! 中心軸を意識すると、ぐっと力が伝わり、水流の絡み付きも減ったかな。

教訓: 良好な人間関係とは、「的確な指摘をもらえるための土台」として重要である。

並行して、テクニックもお勉強。
対象的な2冊を入手。手軽にポイントをつかめるが一読すれば十分なのと、ヘヴィーに学べるが情報多過ぎなのと。両方組み合わせて丁度良い。書評は文末ご参照。

結果・・・

9ストローク達成! 身長165cmでタイム28秒くらい、TI流の「エリート」認定をクリア。

タイムは無視したが、結果として 「脱力して50m50秒ペース」を実現。ハッタリ選手はペースが落ちないので、「力を入れなくても進み続けるソーラーカー状態で1.5km25分ペース」もイケるってことだ。海だからヨットか? まず手元の武器を磨くのだ。

 

【トレーニング時間】

  • Swim: 14時間 (26分/1日あたり)
  • Bike:  6時間 (12分) メーターは150km進む
  • Run:  9時間 (17分)
  • Total: 29時間=1日平均56分

これでもRunのタイムも伸びていて、1km3:30ペースで普通に走れるようになる →10km35分ペース&総合表彰台も見えてくる。

練習の距離は記録していない。

体重は1月で3kg増えました

  • 体脂肪率10.0%(8月から+1.9%=1.2kg?)
  • 筋肉量53.6kg(+0.7kg)

 

【以下、マニアさんへ】 (って既に十分マニアックだが・・・)

1) 『速く泳げるようになるクロール50のコツ』 →最新トレンド最短Get!

  • 「2軸」と「TI」という21世紀クロールをエートコドリしてる。さすがは2009年刊。TIという言葉は使っていない(商標権?)、TIの要点が最短距離で判るのでは?
  • 「40秒〜35秒〜30秒」 と50mの目標タイムごとに整理してるのがGood. 誰でも何かひっかかると思う
  • ワタシの場合、両腕を前側の四分円(quadrant)に位置して重心を前に置く「フロント・クワドラント」が改善点。体軸を「X=クロス軸」とする意識も参考になる。ぐわん!ぐわん!と体幹をネジるS字ストロークのハッタリ選手には「2軸」では物足りないから。 他は出来てるかな?

2) 『スイミング・ファステスト』 →水泳大辞典!

  • 身体パフォーマンスの本質に迫っているのが凄い。小手先のテクニックも満載。こうゆう本は絶対に1500円では買えない!
  • 例えば、「効力と揚力」の説明はちょい冗長だけども、読み終えれば、腕の動きについての迷いが激減しているだろう
  • 日本語版は1万円! Amazonに在庫無いようで英語版をリンク。水泳経験者なら英語苦手な人でも判ってしまうと思う。水泳部の中高生にチャレンジさせてもおもしろいかな? 値段も3分の1だし!  

3) ネットのTIのコラムも目を通した: http://tiswim.jp/tsm/tsm_backnum.htm
「きれいに泳ぎたい、ラクに泳ぎたいシリーズ」記事はTIの基本がわかりやすい。『50のコツ』を読んだあと、補足として参考になるかも。(他の記事は薦めない)

 

2010年11月 4日 (木)

愛知知事選へ、行動の人、重徳和彦さんが

愛知県が突如騒がしくなってきた! 

Googleニュース検索: 愛知知事選

ディフェンディング勢力は無難な、チャレンジャーは攻めに出た人選。そこに地元ベンチャーが奇策を。戦略論のセオリーに沿った展開なので、それぞれの「強み」がぶつかり合う。激戦になるだろう。

河村作戦は相変わらず目を引く。名古屋&三河の知名度を足し算する算術、手堅いナゴヤ商人らしい。キャラも似てるし? 名前までムラムラ。

「比例復活に甘んじるより、新しい風を捕まえに跳べ!」という判断、デキる人はえてして行動がクイックだ。霞が関では農水、永田町に引越してから経済産業、次いで厚生と、柔軟な過去を持つ男。(で年金で長妻昭に桶狭間・・・)こんどはどっちに転ぶか?

ま、政党や組織のカケヒキは、地方の首長選挙では本来無関係なので、これ以上は触れない。・・・無理に絡めた失敗例が前回の愛知知事選に: http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/070208_15th/

  • どんな行動を積んできた人が
  • どんな価値観を軸に
  • どんなビジョンを描き
  • 何をするのか/しないのか

が本質。

39歳の重徳和彦さんは「新しい公」的なビジョンのもと、活動を積み上げてきた。(ってミンシュっぽくない?) 「相通じるものを持ってそうな人間を何人か見つけたら、何かやってみる」感じで動いてるような人だ。(ワタシはその1つを共にしている、もっともヘンなのを。。)

最新情報はツイッターで:http://twitter.com/#!/shigetoku2

過去記事はブログで:http://blog.livedoor.jp/shigetoku2/ 

ところで・・・ 30代のキャリア官僚には、実名で、仕事の話を、発信する人が多い。企業なら社長しかやらない事を・・・  
1) 霞が関を叩くことがブームだった時代に、あえて入省した世代なので、問題意識が高い人が多くて、
2) 結構自由な世界、だからだろうか?

勝ち負けはいったん置いといて、そのビジョンを愛知県がどう捉えるのか、とっても楽しみだ。

有権者の好きな「元アナウンサー」ではないけども。 いったい何コンテストなんだ?的な選挙は世の中多い。。

1つの判断軸。ザッケローニ監督のようにイキナリ上手くいくケースは、僕らの現実世界には存在しない。彼らはリーダーもメンバーもお互いが世界一流を争った実績ある超エリート集団なのだから、それが出来てしまうのだ。かたや我々は、ついリーダーにだけ一方的に期待してしまうよね。自分は何もしてない時でもね。

リードされる側の仕事は、支え育てること
選んでおいて批判だけするのは、その仕事をサボるってことだ。

 

この混戦の中、「異なる価値観をぶつけ合いながら、新しいイメージを明確にしていける」のならば、愛知県という人間の集団が成長するチャンスになる。組織論の「ストーミング」って局面だ。

不満・批判で叩き合うってどーゆーことか、、「失われた20年」で学んだろ? いーかげん気づこーね。ま、かの地は「貯金」が多いから、しばらくは繁栄し続けるだろうけども。しかし世界は、「次は我々が愛知のように豊かに」と願うチャレンジャーだらけだ。

 


・・・日記・・・

昨夜のNHK「芸術劇場」小澤征爾の復活 、すばらしい♪ ガン治療で15kg落ちた75歳、医者から指揮を許された10分間、そこに溢れ出るエネルギー! 仙人様だ。再放送きたら要チェックです

逆に。松本人志のコント、狙いはわかるが中途半端。たとえば爆笑問題なら太田光代があんな番組は許さないだろう。ヨシモト大丈夫?

  • 追記→ ブログ評みると賛否両論。「よくあるコント」に逃げずにチャレンジする姿勢は認めよう。枠をまるごと芸人に与えて自由にやらせるのは、実力も姿勢も見えて良い「笑神降臨」は好例 
  • → 翌日「仕事の流儀」 も松本特集だが、平凡だ。。周りが顔色を伺うイエスマンに見えてしまう 
  • 「プロの凄さを見せつける番組」としては、「佐野元春のザ・ソングライターズ」 の創作コーナーの衝撃にとても適わない。「ディープピープル」 の単純なスタイルも新鮮だし。充電、ってカッコいいけど、怖いよねえ、やる以上は猛烈に変わらないと。 
  • これら違いは・・・ 「素材感」だと思う。「プロフェッショナル」は、誰が出ても、味付け同じ。カレーみたいなもんだ。ソングライターズやディープピープルは、誰が出るかで、行き先が全く違う!

2010年11月 3日 (水)

凱旋記 vol.4 佐渡一周183km

佐渡は、柔らかい陰に覆われた島、だろうか。凱旋ツアーの最後、自転車で1周した。

コバルトブルーの海、強風、奇岩、白く砕け散る荒波、海を見渡すお花畑。 

光を反射する棚田、道の両側には二階建ての高さに組んだ竹に稲穂を干している。廃商店。

見下ろす断崖。
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1) 11:51 70km西三川?
2) 14:56 135km押出岬?
3) 同、100mくらいの崖を見下ろす

〜佐渡のお勉強〜

かつては北の幸を京の都に運ぶ日本海航路の中継地としても栄えた地。言葉に京都弁が交じるくらいだ。当時の日本海航路とは船乗りにとって、遭難しても「必ず陸地に戻れる海」・・・生死いずれにせよ。

越前・越中・越後、という地名は、京都から見た距離感を表している。「越した後」が平安京政権の支配圏の限界、そっから先は外国であった。だから島流しにも最適だったんだろう。

江戸時代の金山は、罪人よりも、身売りされた子供とかの方が多かったそうだ。

今、人口は最盛期12万人から半減。民宿は跡継ぎ無く廃業が続く・・・


走って感じたこと。

佐渡島は東、南、西、北、それぞれ別の「風土」・・・文字通りの風、土、そして海がある。海の色も、海岸の形も違う。
とりわけ北西〜北端の海岸「外海府」は異世界を感じる。奇岩、荒波、山・・・

街並みには穏やかな陰が覆う。日本海のせいだけではない。 

伊豆に似ているけど、違う。伊豆は険しいが、南の太平洋は明るくて、街ともつながっている。佐渡は孤絶し、陰があって、しかし柔らかい。

自転車は、そんな風を切り開き、土に自分の力を伝え、波を感じながら、動き続ける。
これほど土地を感じることができるものは無い。 

強風で観光船が運休するほどの日、風圧と闘いながらタイヤを回し続け、一回りして、出発地点へと戻る。間違えて七浦海岸を飛ばしてしまったけど、十分だ。

パッド付きウェアを送り返してるので、だんだん臀筋に苦痛が。。。ラスト30kmほぼ全ダンシング(立ちこぎです)。よくこんなことが出来るよなあ、と自分に感心したよ。オレの知らないオレ(笑

9時過ぎから17時前まで実質7時間、183km、平均時速26km。タイヤは1周2mだから回転数は9万回転以上だ。 

 

17時からはマラソン42km、の替わりに露天風呂へ。お湯は源泉ストレートの掛け流し、ぬるくて柔らかい。この穏やかさも佐渡らしい。

夕食は前日↓よりちょっと豪華だったかも。魚は猫がガッカリするくらいに綺麗に食べ尽くし(しゃぶりつくし)、、ご飯数杯。
でも疲労も大きく、思ったより食べれない。食べ疲れるなんて珍しいなあ。

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1日目。夕方の駆け込みで、朝の仕入れができなくて、れだけ出れば十分

「みなみ旅館」すばらしい!お得なお値段は秘密(含み笑)

翌朝、加茂湖1周+の20kmを朝飯前で走って、佐渡ともお別れだ。も一度走りたいな。表彰台に上がれるレース展開で走れたら最高なんだけど。。

ジェット船、新幹線を乗り継ぎ、20時頃帰宅。

村上遠征、そしてデビューのシーズンも、終わりだ。

 

2010年11月 1日 (月)

凱旋記vol.3 佐渡へ

2010シーズン凱旋旅行の記録、1ヶ月遅れで更新中。。そろそろ締めよう。

・・・

【9/27(月)】
新潟駅から内野まで約20kmを50分で走ろう、と自転車を組立て、走りだす。ここで2つの問題が発生した。1つは、今回導入したホイールバッグ2つを背負って走るのが大変、ことに強風下では。もう1つは、海に向かうつもりで、山が遠くに見えることに何の疑問も持たなかった。。

タイムロス→→もいちど駅に戻って再輪行。。

12時、ちょいと縁のある樋木酒造を訪問。
この詳細はのちほどスペシャルでー。
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「鶴の友」は越乃寒梅と同等、しかも価格抑えめ、と地元で圧倒的に支持されているのだが、流通が極めて限られる幻の名酒。安い本醸造は新宿小田急に置いてあることもあるが。
豪華昼食、さらに宿泊までご面倒を見て頂きました。

 

【9/28】
朝、新聞の写真掲載にびっくり。「ホテル寺尾」のオーナーさん(友達の友達の友達)と共に喜ぶ。ついでに新潟や佐渡の歴史・文化について色々と教えてもらった。

雨の中、新潟港へ10kmほど走る。これが単なる移動に留まらず・・・ 

  1. 途中、新潟日報の販売店へ寄り、ご丁寧にも自分の載った新聞を頂く
  2. そして「早福酒食品店」へご挨拶。ここも「友達の友達の友達」、つまり友達だからね。かつて「工業日本酒」全盛の時代から新潟の地酒の魅力を発信し続けた有名店だ。地元の厳選8銘柄だけ、店内はとてもシンプル。違いは、プレミア酒ばかり、定価で置いてある。長居してしまった。。
  3. さらに、村上大会メカニックにして新潟No.1ショップ「アダック」に寄る。空気入れのためだったけど(1日1気圧抜けるラッテクスは旅には不向きだ)、、何気に強烈! ぱっと見ボロ商店、店内はゴミ屋敷寸前、なんて書くのは失礼なので書かないけれども、名物オーナーが年間300台超を組み上げ、海外との強力なコネもあるそうだ。実際、会場でパーツを早業で分解する手際は鮮やかだった。ヤマザキ選手もお客さんだとか、有名トップ選手も、とか、とにかく嬉しそうに話す! 長居。。

計2時間くらいかかった? トライアスロンのトップ選手なのに時速5kmかいな。。

 
〜佐渡へ〜

ジェット船は片道6220円が特別割引で3980円。主力のフェリーの故障(島全体が大打撃だったそうだ、知らなかった!)に伴なう措置だと。理由は残念だが結果はオトク! 雨も佐渡では上がっていた。さらにオトク!

観光協会で民宿を紹介してもらい、数kmほど走りながら実物を見る。なんかな〜というとこが多い。。地元民に聞くべし。稲刈りのおっちゃんに聞いてみる。

「まーまー上がれ上がれ」
「ちょうど休憩しようと思ってたとこだ」

入ると、丁寧に整えられた鯉も泳ぐお庭の向こうに海、その向こうに1000mの山々が雲に隠れる、見事な借景。
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壁には「大平首相」直筆の額!
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おいしい日本茶とお饅頭を頂く。
そのうち、ざーと雨。わーわー言いながら、お巡りさんが駆けこんできた。「佐渡は悪い人居ないねえ、泥棒なんて本当に無いよ!」 次に新聞の集金のおばちゃん。皆で一緒にお茶。

なんてのんびりしているんだ!

民宿のディープな話で盛り上がってくれた。
「●●は今男衆ばっかだで急に行ってもいい飯は出んかもしれん」
「●●は70過ぎの夫婦で細々とやっとる」
「●●はもう辞めたよ」
などなど。

一時20軒くらいあった地区で残ってるのは2軒、というレベルで廃業が相次いでるそうだ。残ってるとこも後継者が居なかったり。こんな良いとこなのになあ。でも、ジェット船+新幹線往復=3万、ならアジア行けちゃうんだよなー。

宿は「みなみ旅館」に。
玄関にはカワムラ・リューイチさん筆頭に有名人のサインが並ぶ。後で調べると、佐渡マニア内での評価も高い!
そして気になるお値段、直接訪問してみることで、ネット予約サイトのポイントよりも遥かに良い条件をゲットしたのであった。オフシーズンなこともあるけど、やはり、「宿の予約は直接取れルール」、2連勝!

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『覚醒せよ、わが身体。〜トライアスリートのエスノグラフィー』

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