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2010年5月 4日 (火)

【本】 名将ブリューネル「勝利の礎」

ランス・アームストロングをツール・ド・フランス7連覇に導いた名将、ヨハン・ブリューネル

選手時代、総合上位を窺っていた1996年のツール第7ステージ、雨のダウンヒルで
「30mの崖に転落し、這い上がって、レース続行」
という伝説を持つ。

【映像】

  • 0~5秒: 80km/h、車間距離10cmで前の自転車が右に滑り始め、右に避けたら砂利にハマり、急ブレーキかけたら岩に跳ね上げられる
  • 途中: ヘルメットもサングラスも無く、30m下の岩に落ちる! が途中の木がクッションになったようでカスリ傷で済み・・・
  • 6~40秒: バイクを抱えて崖よじ登る! 代車でダウンヒルを続行する!

20秒あたり、傷だらけの身体で代車を必死で探す表情、、、凡人のものではない。レースへの執念に圧倒される。

 

僕たちは、こんなにまで、勝利を求めているだろうか?

 

96年のツールでは、ブリューネルは負けた。

しかし、そんな「負けっぷり」を知っているから、ランスはガン生還後の復活を彼に託した。そして、ランスが想像もしなかった「ツール総合優勝」という目標を設定し、1年半をかけた採算度外視の準備を経て、99年から7年もの伝説を作る。

「小さな敗北が、巨大な勝利につながる」 という結びのメッセージに説得力を持たせる、「知恵と執念の融合体」が詰まった一冊。「大きな目標を設定する力」 の好例でもある。

 

立ち読みの方は、P309の最終ページを、まず読もう。P308までを読めば、なぜそうなのか、わかる。(アマゾンでゴーストライター扱いする評が有るが、優れたリアルライターによる著だと思う)

世界の一流の体験と思考に触れられるのは素晴らしいこと。

自転車レース界の著名ブロガー:LIVESTRONG氏の記事も参考になるだろう: http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2008/10/johan.html


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