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2008年3月15日 (土)

役割は絞らない、一貫させる

先日書いた、世界卓球に見る、プロフェッショナルの育て方
で、試合間の平野早矢香選手がやっているのは、「自分に対するコーチ」といえる。

コーチする側、される側、というのは1対の完結した関係だ。
プレイヤーは本来、される側、であるわけだが、その役割を超えて、まずコーチになってみる。
その全体を見て、本物が登場し、コーチするわけだ。

逆のパターンを、早稲田ラグビー部の中竹監督がやっている。
日経ビジネスオンラインの連載 によると、「選手の立場になりきる」イメージングを、専門家と一緒に徹底的にやっている。
(監督は、三菱総研のコンサルから転じた30過ぎの、まさに若手ビジネスマンだ)


プレイヤーにとって、一度コーチになってみて、「なぜ勝てたか」を自分自身で語ってみることには、「勝ちパターンに気づく」 という効果がある。

一度意識したことは、日々、さらに実践しようとするので、経験値も貯まり、勝ちパターンはより強くなっていく。

そして、「なぜ勝てたか」、という勝因分析は、「なぜ負けたか、次はどうすれば勝てるか」、という、失敗を成功に転換する道筋にもつながる。

敗因分析は、辛いし、後ろ向きのようでもあり、なかなか徹底できないものだ。
しかし、「1勝9敗」の厳しいビジネスの中では、9敗の中から得られる経験は大切。
自分の勝ちパターンをプレイヤーが明確に意識できていれば、思わず真剣にできるのではないだろうか?


同じことは、ビジネスでも、また教える/教えられる関係以外でも、いえる。
例えば・・・

  • 営業なら、何かを買う立場を経験する。もしくは、その立場の人の話を聞く。特に、自分のお客さんに、「なぜ自分から買ってくれたのですか?」と聞いてみる。
  • 商品やサービスの開発者なら、宣伝・営業・アフターフォロー・・・等々の一貫したプロセス全体まで、企画させてみる。普通は宣伝の主担当は宣伝部で開発者がアドバイザーだが、開発者に宣伝主担当を勤めさせて、宣伝部がアドバイザー兼こまかいことの実行を受け持つ。営業には自分から行ってみる。
  • 新入社員なら、会社の改善提案をさせてみる。社長や事業部長が相手だ。もちろん、机上の空論にならないような準備立てはしておく。
  • ・・・

行き詰まり感のある時、何かサプライズが欲しいとき、有効な手だ。

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