« 卒業 | トップページ | 最後の日 »

2007年4月22日 (日)

演劇集団キャラメルボックス公演 『まつさをな』

卒業まで1週間、集中力を最高レベルに高めて引継ぎを進める。(集中力は常に維持しやがれ)
といっても、元々そのつもりで身辺整理してきたので、いまさらやることはあまりない。

で、行ってきたのが
演劇集団キャラメルボックス『まつさをな』

<↓プロモーションビデオ↓>
舞台は幕末、黒船が来たころ。
江戸時代のがんじがらめな因習の中で、それぞれ必死に生きる人たちが描かれてゆく。

筋立ては割と普通だと思うのだが、あえて、素の演劇力で勝負しようとしているのだと思う。それだけ、人気劇団の役者の、演劇にかける情熱が、1つの空間の中で、生の体と声(マイクを使わないのだ)を通して、伝わってくる。

そしてラスト。
「まっさおな」海、「まっすっぐな」清々しさを、強烈に感じさせる。

あー、これだったんだ。この劇が伝えたかったものは。

特に、最後数十秒間? 
吸い込まれそうな青い海。
昇る朝日のように、客席を照らしてゆく光。

「このドラマをあなたに渡します、次はあなたがこの感動をつかんでください」
というトーチの受け渡しのような。

この一瞬のためだけに、この2時間があったとさえ思える、一瞬の静寂
(もっと引っ張ってもいいと思う)

良い劇だった。

が、当初、史上空前の空席だったとのこと(といっても集客実績No1の人気劇団なのでいうほどではないはずだが)
だから僕も半額ネット予約を直前に確保できたのだ。

女性の常連客が多いだけに、知名度の低い女性劇団員を主役に据えた企画は、もともと前売りを売りにくいらしい。それをわかっていて、あえてチャレンジをしているそうだ。

そこは、劇団の安定した財務力がなせる余裕でもあり、演劇についての明確な理念を徹底させている、理念経営の賜物でもある。
こうゆう組織だから、若手が育ち、顧客も長い目で商品を育ててくれるようになるわけだ。

つまり、演劇集団キャラメルボックスの真髄の1つは、経営力の高さにある。

それを詳らかに書いているのが、プロデューサーの加藤さんの書いた、この本。

終演後、ロビーで、加藤さんと直接話すことができ、その場の勢いで思わず買ってしまった感じ(サインももらった)のだが、これが、すごく良い。
1つのベンチャー企業の成功の物語であり、ビジネスや会社を理解する、最高レベルの教材なのだ。

そして劇団の成功も、単に演劇だけではなく、
才能だけでなく、すさまじい勤勉さを兼ね備えた劇作家(成井)
それを活かす、アイデアと行動力にあふれる制作者(加藤)
そのコラボ。
成功するべくして成功した劇団であることが、よくわかる。

加藤さんがサインしながらおっしゃった言葉。

「私は演劇の人間だからビジネス書を読むんですよ。
 ビジネスマンがビジネス本ばっかり読んでてどうするんですか?」

共感。

ファンのコミュニティを育てる活動は、サイトからも伺えます。
多数あるサイトから、ネタバレブログにトラバ入れてみます。。

・・・

最近、こんな感じの充電の日々。
週に3度ジムでヨガ・ピラティス・各種ダンスに励む、すばらしい日々である。

あと、日本トップクラスの人事コンサルタント、柴田励司さんの講演の話も、後で書きます。

« 卒業 | トップページ | 最後の日 »

♪ 世の中すごい人がいる!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188339/14813571

この記事へのトラックバック一覧です: 演劇集団キャラメルボックス公演 『まつさをな』:

« 卒業 | トップページ | 最後の日 »

フォト

全て公開設定

おかいもの

Blogランキング

無料ブログはココログ