トップページ | セミナーのマーケティングのカギは「一貫性」と「カネ遣い」 »

2006年9月 2日 (土)

事例セミナーで経営者の心をつかむ

こんにちは、益次郎です。
ブログ移転を機に、少し踏み込んだ内容にします

以前のブログはこちら: http://masumasu8.blogspot.com/

■■■ 私が支援する会社は・・・
その実績は業界の一部では知られ渡り、カリスマ的な支持を集めている。
向こうからコンタクトしてきた顧客と、そのリピート受注拡大だけで、ほぼフル稼働。
一見、順調。

だが、これじゃカリスマ経営者の個人事業と変わらない。

しかも新規事業も立ち上げている。
ベンチャーの新規事業は、「時間&お金」との競争。
このカネも主力事業で作らないといけない。

「個人事業」から「成長企業」へ、ステージを上げるべき時だ。

そんな状況の中、当初は商品開発担当として参加した私は、徐々に新規顧客開拓の仕組みづくりにハマってゆくのでした。

■■■ 「お客さまの声」を新規開拓の突破口にする! 
「仕組みづくり」というとおおげさだけど、、、
要は「10人くらいの経営者の心をつかまえる」だけでいい。最初は。
それを繰り返すうちに、「仕組み」なんていつのまにかできていくもの。

と書くと簡単だけど、、、
カリスマ創業者にすら十分できてなかった課題でもある。
ありきたりな策では通用しない。
鋭い何か、徹底した一点突破で、カベを打ち破らなければいけない。
どうすればいい?

その突破口として選んだのが、「お客さまの声」 つまり事例。

経営者には 「経営者にしかわからない責任の重さ」 がある。だから経営者は 「他の経営者の言葉」 を何よりも信じる。そこで、顧客の経営者層にインタビュー。

とはいえ、世の顧客事例にはつまんないものも多い。作ればいいってもんじゃない。(私が前いたIT業界には情報を論理的に詰め込めばいい、と勘違いしてるケースも多い。。)

そこで、事例制作の専門会社に依頼。
宣伝用の顧客事例に特化する、というユニークな会社。数百以上の事例を書いたきたというプロだけあり、初対面の相手におもしろい話を引き出し、読ませる文章を書き、見せるレイアウトに落としてくる。

それほどレベルの高い会社なのだが、起業のきっかけはリストラ失業だと!
人間何が幸いするかわからない。

経営者の語るエピソードはそれぞれに面白い。これはダイレクトに伝えるべきだ。

「セミナー開きたいですね。このインタビューとか膨らませて」

「そうだね。よろしく。」

即決。
3日後には大々的に宣伝開始。
ただしその時点では、宣伝内容以上の中身はなく、そこから内容の検討を開始。

■■■  結果・・・
初の有料セミナーが発売10日で完売。
参加者の過半数が、経営者、もしくは、ダイレクトに経営者とつながる要職。
受講後のアンケートも熱気にあふれている。参加者に伝えるべきものが伝わったといことだ。

この受講者リストは、そのまま営業の見込客につながる。
セミナーの内容も、やってなかったら創業メンバーしか知らなかったに違いない、社員にも役に立つ情報が、結構出てくる。
つまり「自社の中の目に見えないノウハウを形にする」 という、当たり前のようで意外とできない効果がある。


偶然、同じようなことを他社がやっていた。発行メールマガジン合計数万部の有名2社の共同開催。知名度、宣伝力は圧倒的にかなわない相手。
しかし結果は3回合計でウチの1/3以下の集客。
我々のマーケティングが圧勝。
というか、メディアを持っているだけで商売ができるほど甘くない、というべきだろう。

相手に提供できる価値を明確にし、1つ1つのプレーに集中していけば、自然に結果につながるということだ。

『人の情熱、感情をマーケティングに使いこなす』 というイメージが、確かなものになってきた。

これだけで満足しちゃあいけない。
まだ知らない人にもっと知らせるべきものだ。

自分の仕事に、確信を持つ。


・・・

以上、「事例セミナーによるマーケティング」 の、まずは結果報告でした。

次回は、「セミナーのマーケティング」 についても触れます。

あと、この会社には「個人事業から組織企業へのシフト」という大きなテーマもあります。これからすこしづつ触れていきます。

トップページ | セミナーのマーケティングのカギは「一貫性」と「カネ遣い」 »

♪ ベンチャー参謀のノート '06-09 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188339/11730186

この記事へのトラックバック一覧です: 事例セミナーで経営者の心をつかむ:

トップページ | セミナーのマーケティングのカギは「一貫性」と「カネ遣い」 »

フォト

『覚醒せよ、わが身体。〜トライアスリートのエスノグラフィー』

  • 初著作 2017年9月発売

フォローください

Blogランキング

無料ブログはココログ